金利 | 3.0%~18.0% |
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限度額 | 800万円 |
申し込み条件 | 申し込み時の年齢が満20歳を超える方 定期的な収入と返済能力が認められる方 アイフルの審査基準を満たしている方 |
即日融資 | 可能 |
「利用限度額が少なくて使いづらい」「もっと金利が安かったらいいのに」
このような悩みから、アイフルの利用限度額を増額したいと考える人は多くいます。アイフル側から増額を提案される場合もありますが、自分から申し込むことも出来ます。
この記事では、アイフルの利用限度額を増やす方法・審査に通りやすい人&落ちる人の特徴を紹介します。
※本ページにはPRが含まれます。
限度額は増額できる!増額のメリットは?
アイフルと初めて契約したときの利用限度額は、あらかじめ低めに設定されています。
実際に取引をするまで、契約者の本当の返済能力が分からないからです。
返済実績を積めば、利用限度額を増やせるチャンスが出てきます。
メリット:利用限度額を増やすと金利が安くなる
増額のメリットは、借りられる金額が単純に増えることだけではありません。
法律で利用限度額ごとの上限金利が定められており、アイフル契約時の金利が安くなる可能性があります。
利用限度額ごとの上限金利 | |
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10万円未満 | 20% |
10~100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
利用限度額100万円未満の人が増額で100万円を超えた場合、3%以上金利が安くなる可能性に期待できます。
アイフルの限度額を増額する方法
注意点として、利用限度額の増額には審査があります。アイフルから増額勧誘メールに乗ったとしても、審査に落ちて増額に失敗することもあります。
増額の申込はWeb・電話のいずれかから出来ます。
- インターネットから申し込む方法:アイフルの会員ページにログイン→メニューから「ご利用限度額の増額」へ
- 電話で申し込む方法:お取引中のお客様専用ダイヤル0120-109-437(平日9:00~18:00)へ電話
収入証明書は必須
増額審査は申し込んだ時点の収入をもとに行われます。そのため、返済状況や増額希望額に関わらず、収入証明書は必須となります。
提出出来る書類は次の通りです。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 給与明細
- 確定申告書
- 所得証明書
…いずれも直近2か月分必要
※賞与がある場合、直近1年以内の賞与明細書も合わせて提出
収入証明書の提出準備が整うまで、増額審査を始めてもらうことは出来ません。必ず準備してから申し込みましょう。
転職済みの場合は在籍確認あり
アイフル契約後に転職して勤務先が変わっている場合、必ず契約時と同様に在籍確認が行われます。在籍確認の手順については大きな変化はありません。
アイフルの社名は伏せ、担当者個人名で勤務先に架電します。
アイフルの増額審査に通りやすい人の特徴
前述したように、アイフルの初回契約時の内容は、その人の本来の返済能力よりも低めに設定されています。収入が増えた等のごく限定的な条件で増額できるわけではありません。
誰でもアイフルの信頼を獲得できていれば、増額は成功します。
その中でも、アイフルの増額審査に成功しやすい人の特徴を3つ紹介します。
特徴①返済実績がある
第一の特徴は、一定期間の返済実績があることです。
おおよその目安として、6カ月~1年程度キャッシング・返済を繰り返していれば、審査に通りやすくなります。
逆の例として極端なものを挙げると「契約してすぐキャッシングしたが、足りなくなったので1回目の返済日前に増額したい」という状況の増額審査はほぼ不可能と言えます。
また「契約はしたが1度も借りたことはない」という人に関しても、返済実績がないためアイフル側でその人の本当の信用力が把握できず・増額が難しいと考えられます。
特徴②延滞・滞納がない
2つめの特徴は、毎月の約定返済日に遅れず支払っていること・増額審査の段階で滞納していないことです。
増額審査は「信用できる・返済能力がある」と認められた人しか通過できません。これまで一度も返済遅延したことのない人なら、増額に成功する可能性が非常に高いと言えます。
また、増額申込みの段階で滞納していると、最悪のケースとしてカードの利用停止・利用限度額の減額といったことも考えられます。
申込前に一度過去~現時点の返済履歴を確認してみましょう。
特徴③収入が増えている
昇進・昇給等で収入が増えている場合も、増額審査に成功しやすい傾向にあります。ただし次の場合は注意が必要です。
- 収入アップの原因が転職(勤続年数が浅い)
- 滞納(返済遅延)・債務整理歴がある
このような場合、逆に審査に落ちやすくなってしまいます。
アイフルの増額審査に落ちる人の特徴
増額審査は、簡略化されているものの基本的には契約時と同じポイントを重視します。
それは信用情報・他社借入件数・申込者情報の3点です。それぞれ詳しく解説します。
特徴①信用情報に傷がついている
増額審査の際も、初回契約時と同様に信用情報の確認を行います。
アイフルに対しては順調に返済できている場合でも、他社で返済遅延・債務整理の経験がある場合は増額に不利となります。
【債務整理の種類】
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
- 過払い金請求
任意整理と過払い金請求は3~5年間・自己破産と個人再生は最大10年間、信用情報に記録されています。
これらの情報が抹消される(ブラックリストから異動情報が消える)まで、増額審査に通るのは極めて困難です。
アイフルで返済トラブルを起こしている場合は要注意
アイフルの社内ブラックに入ってしまった人は、前述のブラックリストから異動情報が消える時期を迎えても、増額審査に落ちてしまいます。
その理由は、審査の際にアイフル社内で保管されている顧客情報にあります。
信用情報の種類
- CIC・JICC・全国銀行協会が管理している情報
- アイフルが社内で保有している顧客情報
アイフルで滞納(返済遅延)・債務整理を起こしたことがある場合、①と②の両方でブラックリスト入りします。
①の金融事故履歴(異動情報)は一定期間経つと抹消されますが、②のアイフル社内で保管されている情報には、保管期限がありません。
このように、アイフルで返済トラブルを起こし、社内でその情報が保管され続けることを「社内ブラック」と呼びます
特徴②他社借入件数・借入金額が増えている
増額審査に落ちやすいもうひとつの特徴は、アイフル初回契約から増額申込までの間に他社借り入れが増えていることです。
- 借入件数が増えている(多重債務状態)
- 借入金額が増えている
この2点に要注意です。さらにアイフルを含む消費者金融全社が行う「総量規制」も押さえておきましょう。
総量規制とは
貸金業法では、借りすぎ防止のため「年収の1/3までしかキャッシングできない」と決められています。
クレジットカードのキャッシング枠・契約中のカードローン全ての合計金額が規制対象となります。
- 例1:年収300万円で利用しているのはアイフルのみ・50万円の利用限度額がある…100万円まで増額できる可能性がある
- 例2:年収300万円でアイフル・アコムの2社と契約中・両方合わせて100万円の利用限度額がある…増額出来ない
このように、利用限度額を増額には制限があります。
特徴③転職をしている
アイフル初回契約後に転職し・まだ勤続年数が浅い場合、増額審査に落ちる傾向にあります。
理由は「収入が安定的でない」と見なされるためです。
ただし、勤続1年以上・安定した返済実績がある場合は、転職は決してマイナス要素ではありません。
増額時の注意点
増額の申込をする前に、手続きをする理由について今一度振り返ってみましょう。
- 利用限度額ぎりぎりまで使ってしまっている
- 金利を安くして毎月返済額を減らしたい
このような場合は、いま一度「本当に増額を受けるべきか」考えてみる必要があります。
借入額が増えると、毎月返済額も増える
最初に紹介したように、増額で金利が下がる可能性はあります。
しかし、借入額が増えれば当然月々の支払いは増えます。アイフルの返済シミュレーションで毎月返済額を確認してみましょう。
- 借入残高80万円・金利18.0%・返済回数50回の場合…月々23,000円の支払い
- 借入残高100万円・金利15.0%・返済回数50回の場合…月々28,000円の支払い
金利は下がっていますが、追加で借入した分月々の返済額が増えています。
増額してついつい使ってしまうと、このように負担が増え・かえって困ることになります。
すでに借りては返す自転車操業に陥っている場合は、増額申込みではなく債務整理を検討しましょう。
少ない回数で完済できる見込みがない場合も、無計画に借入額を増やさないことが大切です。
アイフル増額後、他社で増額できない可能性が大
アイフルの増額分は総量規制の対象となります。増額に成功して他社利用残高・アイフル利用限度額が収入の1/3に達した場合、どの会社でも増額することは出来なくなります。
よくある困った例として、海外旅行でクレジットカードのキャッシング枠が必要になる場合が挙げられます。
現地通貨を借りたくても、出発前の増額審査に通りにくくなります。
アイフルの増額審査のまとめ
アイフルでは、返済実績を積んで信頼を獲得した人を優先的に増額します。
【増額に成功しやすい人】
- 6カ月~1年以上の返済実績がある
- アイフル利用中に遅れず・約定返済日にきちんと支払っている
- 収入が以前より増えている
【増額に失敗しやすい人】
- 信用情報が傷ついている(返済遅延や債務整理の記録がある)
- 他社借入件数・借入残高が増えている
- 転職後、勤続年数1年未満
増額は必ずしもメリットばかりではありません。
無計画に利用すると返済額が増え、増額により金利は下がったとしても、月々負担額は増えてしまいます。また、アイフルで増額した場合、総量制限の影響で他社を含め2回目の増額が難しくなります。
利用限度額の増額が自身にとって最良の方法なのか、じっくりと検討しましょう。