個人向けカードローンのノーローンとレイク。ノーローンの契約時にはレイクの自動契約コーナーを利用するなど何かと関係性が深い2つのカードローンですが、実際は似て非なるものです。
今回は、混同されがちなノーローンとレイクの違いをわかりやすく説明していきます!
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ノーローンとレイクの違いは大きく4つ!
ノーローンとレイクの違いは、以下の通りです。
- 提供している会社が違う
- 銀行カードローンと消費者金融の違い
- 無利息期間が違う
- 金利・借り入れ限度額が違う
ここからは、それぞれの項目を詳しくみていきましょう。
ノーローンはシンキ・レイクは新生銀行のカードローン
ノーローンもレイクも同じ新生銀行グループのカードローンですが、レイクは親会社の新生銀行が提供しており、ノーローンは子会社のシンキ株式会社が提供しています。
レイクはもともと、株式会社レイクという大手消費者金融のサービスでしたが、新生銀行に買収され、現在は新生銀行カードローンレイクになりました。
シンキも同様に独立した消費者金融でしたが、後に新生銀行グループの金融業者となりました。
ノーローンは消費者金融・レイクは銀行カードローン
同じような経緯で新生銀行に吸収されたノーローンとレイクですが、ノーローンが消費者金融なのに対してレイクは銀行カードローンという大きな違いがあります。
消費者金融と銀行カードローンの違い | ||
項目 | 消費者金融 | 銀行カードローン |
---|---|---|
適用法 | 貸金業法 | 銀行法 |
総量規制 | 年収の3分の1 | なし |
無利息期間 | あり | なし |
金利 | 高め(年18%前後) | 低め(年14.5%前後) |
審査基準 | 甘め | 厳しめ |
在籍確認 | 審査結果による | 必ずおこなわれる |
保証人 | 必要なし | |
即日融資 | 可能 | ※不可 |
レイクとノーローンを比べるとネームバリューからレイクのほうが優良なように感じますが、無利息期間があったり、審査が通りやすかったりと、ステータスが低い方にはむしろノーローンのほうがメリットは多いです。
どちらがよりお得かということではなく、どちらにも独自の良さがあり、自分にあったものを選ぶのがセオリーです。
ノーローンとレイクの審査通過率はほぼ同じくらい!
銀行カードローンと消費者金融の審査通過率を比べると、一般的に消費者金融が通りやすいと言われています。
銀行カードローンは低金利でローンを提供しているので、長期でしっかり返済してくれないと利益は見込めません。一方、消費者金融は好金利=高利息なので、銀行カードローンと同じ初期コストでも利益率が高く、返済トラブルなどがあっても銀行よりリスクが低いので審査基準が甘めに設定されているのです。
しかし、レイクは元消費者金融・今は銀行カードローン扱いという特殊な立ち位置のため、審査通過率はそこまで高くなく、約35%といわれています。一方でノーローンの審査通過率は上の記事にもあるように36.3%(2017年3月時点)前後なので、大差はないと考えて良いでしょう。
ノーローンとレイクの大きな違い!無利息期間サービスとは?
カードローンの返済額は、借入額+利息で計算されます。利息は金利と借入日数に応じて金額が決まり、その分だけ金融機関の利益となります。利息がつくことで借入額よりも返済額が大きくなってしまうのですから、単純に考えて損ですよね。
無利息期間サービスは一定期間利息のかからない時期を設けることで、ポイントでの負担とトータルの負担の2つを減らすことができるお得なサービスです。
この無利息期間サービスはノーローンとレイクのどちらも提供していますが、以下のように期間・性質が全く異なります。
会社名 | サービス | 特徴 |
---|---|---|
レイク | 30日間無利息 | 借入額全額を30日間無利息にできる |
180日間無利息 | 5万円までの借入を180日間無利息にできる | |
ノーローン | 1週間無利息 | ノーローンからの借入に何度でも適用可 |
レイクは、①借入額全額30日間無利息サービスと、②5万円まで180日間無利息サービスの2種類を提供しています。
つまり、全ての利息を30日間無利息にするか、借入額の中の5万円だけを無利息として計算するかということですね。
どちらがお得かはレイクの金利によって変動するので何とも言えませんが、上限金利の年率18.0%の場合は、以下のようになります。借入額と返済回数の関係によって、どちらがお得かは頻繁に変わるのでご注意ください。
ご利用金額 | |||||
---|---|---|---|---|---|
5万円 | 10万円 | 20万円 | 30万円以上 | ||
返済回数 | 1回 | 両方同じ | 【30日間】がお得 | 【30日間】がお得 | 【30日間】がお得 |
3回 | 【180日間】がお得 | 【180日間】がお得 | 【30日間】がお得 | 【30日間】がお得 | |
6回 | 【180日間】がお得 | 【180日間】がお得 | 【180日間】がお得 | 【30日間】がお得 | |
12回 | 【180日間】がお得 | 【180日間】がお得 | 【180日間】がお得 | 【30日間】がお得 | |
24回 | – | 【180日間】がお得 | 【180日間】がお得 | 【30日間】がお得 |
一方、ノーローンの無利息期間サービスは、何度目の借り入れでも7日間は全額無利息にできます。
一度だけの借り入れならレイクのほうがお得ですが、何度も利用するのであればノーローンがお得です!
ノーローンとレイクの金利・借り入れ限度額を比較!
次にノーローンとレイクの気になる金利と借り入れ限度額を比較していきましょう。
サービス | 金利(年率) | 借り入れ額 |
---|---|---|
ノーローン | 年4.9%~18.0% | 1万円~300万円 |
レイク | 年4.5%~18.0% | 500万円まで |
上限金利はノーローン・レイク共に18.0%ですが、借り入れ額に大きな差があります。
一度で多額の借り入れをおこなう場合は間違いなくレイクがお得ですが、ノーローンは何度も使える1週間無利息サービスがあるので、複数回にわけて借り入れたい方、少額利用したい方はノーローンのほうがお得です。
ノーローンとレイクはそれぞれメリットが違う!特徴を理解して選ぼう!
ここまで、ノーローンとレイクの比較をしましたが、それぞれにメリットがあることを理解いただけたでしょうか。複数利用、少額利用をしたい方は何度も無利息サービスが受けられるノーローンを、まとめて借り入れをおこないたい方は限度額が多く、対応の無利息サービスが選べるレイクを選ぶことをおすすめします。
ただ一方で、2018年以降から銀行カードローンが即日融資できなくなったことで、はやめにお金を借りたい方はノーローンのほうがおすすめです。
詳しい情報はこちらにまとめてあるので、合わせてご覧ください!