ダイレクトワンは消費者金融なので、銀行カードローンと比べると審査基準は甘いですが、それでも審査に落ちてしまう人はたくさんいます。
ここ数年は大手消費者金融でも審査通過率は50%を切っており、消費者金融だからといって、誰でも審査に通るわけではないのです。
審査に比較的通りやすいと言われるダイレクトワンでも、審査に落ちたという口コミは多数寄せられています。
そこで今回はダイレクトワンの審査に落ちる理由と、今後の審査のための対策をご紹介。
ダイレクトワンの審査に落ちてしまったけれど、理由が分からないという方はぜひ参考にしてください。
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ダイレクトワンの審査に落ちる理由
ダイレクトワンの審査に落ちる人は、大きく以下の3つに分かれます。
- 返済能力がないと判断された
- 信用情報に傷がついている
- 申し込み情報に不備があった
ここからは、それぞれの内容を詳しく見ていきます。
返済能力がないと判断された
キャッシングの審査に落ちてしまったときは、まず自身の返済能力を客観的に見つめなおしてみましょう。
ここからは返済能力が低いと評価されてしまう人の特徴を解説していきます。
収入が低すぎる
ダイレクトワンはパートやアルバイトの方でも利用できますが、年収が50万円を切っている方は審査に通らない可能性が高いです。
特に一人暮らしをしていて、年収が生活ギリギリという場合、まとまった額の融資を受けるのは難しくなります。
ダイレクトワンは消費者金融なので、貸金業法で定める総量規制の対象となります。
総量規制では年収の1/3を超える貸し付けが禁止されているので、年収が低ければ貸付可能な金額も少なくなるのです。
収入と借入額のバランスが悪い
単に高収入だからといって、ダイレクトワンの審査に通るわけではありません。
高収入でも、毎月の返済がギリギリになるほどの高額融資を希望すれば、審査に落ちる可能性は高まります。
ダイレクトワンを含むカードローンの審査では、申込者の収入ではなく返済能力(余裕を持って完済できるかどうか)を見られています。
例えば月10万円の収入しかないパートの主婦でも、借入額10万円、借入期間1年なら、毎月1万円弱を返済すれば良いのですから、審査通過の可能性は十分あります。
勤続年数が短すぎる
勤続年数が短すぎても、キャッシングの審査では不利になってしまいます。
就職・転職してから半年未満の方は、退職するリスクも高いため、審査では不利になってしまうのです。
特に新卒の方は、離職率が高く、年収も低いのでなおさら審査では不利になります。
勤続年数が短いからといって、必ず審査に落とされるわけではないですが、他の要因と合わせて審査に通りづらくなると覚えておきましょう。
勤務先の規模が小さい・評判が悪い
勤続年数がそこまで長くなくても、勤務先が大手企業であれば、将来性があると判断されて審査には通りやすいです。
逆に、資本金が非常に少なく、従業員も数名しかいないような小規模企業であれば、いつ倒産するかわからないリスクがあるため、審査には通りにくくなります。
また、悪徳業者と見なされているような会社に勤めている場合も、審査には通りにくくなります。
収入が不安定
仕事が完全歩合制だったり、月1回の給与振込が確定でなかったりした場合、ダイレクトワンの審査に通過する見込みはかなり低いです。
ダイレクトワンは約定返済方式を採用しており、月1回、最低返済額を振り込むのが前提となります。
いくら月1回給与をもらう場合より年収が高かったとしても、月1回の返済に穴を空ける可能性が高ければ、審査に通る可能性は低いです。
パートやアルバイト・主婦や学生
ダイレクトワンは、利用条件に申込者の身分を明記していません。
つまり、正社員以外の人でもダイレクトワンの審査を問題なく受けられるということです。
ただ、収入の安定性という面から見て、審査で正社員が優遇されるのは確かです。
また、アルバイトの中でも水商売などに従事する方は、更に審査に通りにくくなってしまいます。
他社借り入れが多い
他社借り入れが多いと、その分審査には通りづらくなります。
ダイレクトワンの場合、総量規制があるので、現時点で年収の1/3を超える借り入れがあれば、審査には通りません。
他社からいくら借り入れがあるかは、金融機関同士が共有している信用情報を見れば、一目で分かるようになっています。
ダイレクトワンの審査では必ず信用情報は確認されるので、他社借り入れを少なく申請しても、ばれてしまうので嘘をつくのはやめておきましょう。
同時申し込み件数が多い
借入件数が多いとカードローン審査に通りにくいというのは良く知られていますが、同時に申し込んだ件数が多い場合も、審査では不利になります。
実は信用情報機関は「現在、何件から借り入れているか」だけでなく「現在、何件に申し込んでいるか」という情報も保管しています。
他社と契約されれば審査の手間が無駄になりますし、「どこでも良いと思っている」と審査時に思われかねず、審査にはマイナスとなります。
小さな子どもがいる
ダイレクトワンの審査は、一人暮らしよりも同居している家族が多いほど、通過しやすいです。
いざという時に金銭関係で頼れるのは、やはり最後は家族です。その家族が多く、近くにいるほどキャッシング業者も信頼してお金を貸してくれます。
ただ一方、小さな子どもがいる場合は審査に通過しにくくなります。
特に1人目のお子さんだと、これから教育費・食費などがどれくらいかかるのか予測できません。
本人達は大丈夫だと思ってお金を借りても、子どもにかかる費用が貯金を圧迫し、ローンを返済できなかった…ということを防ぐため、こうしたケースでは通常より年収を厳しく見られます。
信用情報に傷がついている
信用情報に傷がついている方は、審査に落とされてしまう可能性が高いです。
信用情報とは金融機関同士で共有されている顧客情報のことで、過去に利用してきた金融機関の記録が残されてします。
過去にキャッシングやクレジットカードを利用しており、何かトラブルを起こしたことがある方は、信用情報に異動情報が記録され、今後の審査で不利になってしまうのです。
過去にローンの延滞・滞納をしたことがある
過去にローンの延滞・滞納をしたことがある方は、ダイレクトワンの審査でも不利になってしまいます。
1回や2回、うっかり返済日を忘れていた程度であれば、そこまで深刻な問題にはなりませんが、何度も繰り返している人は大きく評価を落としてしまいます。
また現在進行形で延滞している方は、確実に審査に通らないと考えていいでしょう。
2カ月以上延滞をして、強制的に契約解除となった経験のある方は、ブラック扱いとなっているので、完済してから5年間は消費者金融の審査に通らないのでご注意ください。
過去に債務整理をしたことがある
過去に債務整理をしたことがある人は、信用情報に事故情報が記録され、ブラック状態となります。
基本的に事故情報が残っている状態では、大手消費者金融や銀行カードローンの審査に通ることはありません。
そのため信用情報から事故情報が消えるまで待たなくてはいけません。
消費者金融が加盟する信用情報機関であるJICCでは、事故情報は5年間となっているので、債務整理をしてから5年間は大手の審査に通らないと考えていいでしょう。
しかし規模の小さい中小のサラ金業者の中には、事故情報があっても融資可能な業者もあります。
こちらの記事では、審査の甘いサラ金業者を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
申し込み情報に不備があった
申し込み情報に不備があった場合、サラ金の審査に落とされてしまう可能性が高いです。
キャッシングへ申し込む際には、正しい情報で申し込まなければいけません。
必要書類に記載されている現住所が異なる
提出した本人確認書類に記載されている住所と、現住所が異なる場合、本人確認ができません。
別途現住所を証明できる書類などが必要となるので、申し込む前に確認しておきましょう。
ダイレクトワンでは契約後にローンカードが自宅へ郵送され、カードを受け取ったことが確認できてから借り入れできるようになっています。
そのため住所を間違えていると、ローンカードを利用することはできないのでご注意ください。
勤務先情報に誤りがあった
勤務先の情報に誤りがあった場合、虚偽の申し込みと判断されて、審査に落とされてしまう可能性があります。
無職の方はキャッシングの審査に通らないため、中には嘘の勤務先を入力して申し込む人もいます。
しかしダイレクトワンでは在籍確認も行っているので、嘘の勤務先で申し込みをしてもばれてしまうのでやめましょう。
在籍確認が取れなかった
正しい勤務先で申し込んだとしても、在籍確認が取れなければ審査には落ちてしまいます。
キャッシング業者からの在籍確認は、基本的に担当者の個人名で電話がかかってきます。
しかし会社の決まりで、個人名からの電話は取り次がないようになっている場合、在籍確認を正常に行うことができません。
そのため会社のルール上、在籍確認を行うのが難しい方は、事前に担当者へ相談しておきましょう。
ダイレクトワンの審査に通るための対策
ここからはダイレクトワンの審査に通りやすくするための対策を紹介していきます。
これからダイレクトワンへ申し込もうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
勤続年数を長くする
一番確実なのは勤続年数を増やして、信用実績を上げる方法です。
基本的に同じ会社に勤めていれば、信用実績は積み上げられていくので、一年待てば審査に通ったという人も多いです。
就職したばかりで審査に落ちてしまったという方は、半年待って再申し込みしてみるといいでしょう。
信用情報が綺麗になるまで待つ
信用情報は一定期間経つと、記録されていた情報が消えるようになっています。
ダイレクトワンが加盟しているJICCの場合、信用情報の保存期間は以下のように設定されています。
信用情報に傷がついていると、どんなに年収を増やしても審査に通らない可能性が高いので、信用情報が綺麗になるまで待つしかありません。
信用情報は開示できる
個人の支払い状況を確認できる個人信用情報機関ですが、実は個人で簡単に開示請求することが可能です。
信用情報機関に傷がついている場合、それ以外のすべての条件を改善したとしても審査落ちしてしまいます。
まずは、自分の信用情報を開示して審査に通過できる状況なのかどうか確かめてみましょう。
開示請求は信用情報機関に直接出向く・郵送・インターネットで開示請求ができます。
ただし、インターネットで開示請求をする場合、手数料をクレジットカードで支払わなければいけません。
クレジットカードを持っていない方は窓口か郵送にて開示請求をしましょう。
収入証明書を提出する
ダイレクトワンでは希望限度額が50万円を超えないかぎり、収入証明書の提出を求められることはありません。
しかし提出を求められていなくても、収入証明書を提出することで信用度をアップすることができます。
キャッシングの審査では収入が安定しているかどうかは非常に重要なポイントなので、収入証明書があれば評価はかなり変わってきます。
ダイレクトワンであればWEB上にアップロードするだけで書類を提出できるので、非常に簡単です。
細かく正確に申込情報を記入する
キャッシングへ申し込む際には、申込情報はなるべく細かく記入するようにしてください。
申し込み情報を基に行われる属性審査は、基本的に加算方式で採点されていくので、申込情報を細かく入力した方が審査は有利です。
連絡先など自宅に電話して欲しくないからと、携帯電話だけ記入する方もいますが、連絡先は多い方が信用を得ることができます。
無断で返済を1週間以上延滞するなどない限り、希望連絡先以外の方法で連絡が来ることはないので、自宅の電話番号も入力するようにしましょう。
限度額を必要最低限に抑えておく
確実に融資を受けたいのであれば、希望限度額は必要最低限に抑えておきましょう。
希望限度額が高くなれば、融資の額も大きくなるので、当然審査基準も厳しくなります。
逆に希望限度額が低ければ、貸し付け側のリスクも低くなるので、審査に通りやすくなります。
ダイレクトワンの場合、限度額を1万円から設定できるので、確実にお金が必要な方は限度額を下げて申し込むといいでしょう。
ダイレクトワンの審査基準
ダイレクトワンの審査で見られているポイントは以下の3つです。
- 信用情報
- 申し込み者の借入状況
- 申し込み者の支払い能力
信用情報
信用情報とは「個人信用情報」のことです。この個人信用情報は個人信用情報機関という機関に保存されており、個人のお金に関する情報がまとめられています。
お金に関する情報…かなりざっくりしていますが、具体的には
- クレジットカードの支払い状況
- カードローンの借入・返済状況
- カードローン以外のショッピングローンの利用残高
などの情報が記録されています。
借入状況
ダイレクトワン以外から多額の借入をしていると、貸し倒れのリストがあると判断されて審査に落ちやすくなってしまいます。
カードローンは「総量規制」という法律で年収に対して3分の1以上の借入はできない、と定められているため、3分の1を超える借入はできません。
申し込み者の支払い能力
カードローンを利用するにあたって「安定した収入」は何よりも大切です。
安定した収入がなければダイレクトワンからお金を借りても返済の目途がたたないためです。
申し込み者にカードローンを返済するだけの安定した収入ありと判断されれば審査に通過できますが、収入が安定していないと判断されてしまうと審査落ちしてしまいます。
ダイレクトワンは保証会社なし
銀行カードローンなら保証会社がありますが、ダイレクトワンは消費者金融のため保証会社がありません。
ダイレクトワンはスルガ銀行のグループ会社なので、銀行カードローン?と思ってしまいがちですが、違うので注意してください。
ダイレクトワンの審査時間は最短30分
ダイレクトワンは即日融資に対応しています。
店頭窓口に行けば最短30分でダイレクトワンのカードを発行し、即日融資を受けることが可能です。
ただし、ダイレクトワンには自動契約機がありません。即日融資受付がある場所は全国で15か所と限られているため、申し込む前に場所をよく確認する必要があります。
即日受け付けができる店舗はこちらの記事をご覧ください。
ダイレクトワンの審査に落ちてしまったら?
ダイレクトワンの審査に落ちてしまったからといって、すぐに他社へ申し込んでも審査に落ちる可能性が高いです。
信用情報には審査に落ちた記録も残されているので、他社からの印象も悪くなってしまいます。
当サイトではキャッシングやカードローン以外でも、今日中にお金を用意する方法を多数紹介しています。こちらの記事にまとめているので、今日中にお金が必要な方はぜひ参考にしてください。
一定期間を空けてから他社のカードローンに申し込む
前述の通り、複数社のカードローンに同時に申し込んだ場合、審査に通る可能性は低くなってしまいます。
お金に困っているのだから複数社に申し込み、審査に通過したところと契約するのは効率良く感じますが、業者からすれば「お金を借りれればどこでも良いと思っている」「うちをあまり調べず、片っ端から受けているだけ」と見なされ兼ねません。
複数社に申し込みたいなら、それぞれ最低1ヶ月は期間を空けるのがおすすめです。
ダイレクトワンの審査に落ちてしまった方におすすめの消費者期間として「アコム」「アイフル」が上げられます。
アコム
金利 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 800万円 |
申し込み条件 |
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必要書類 |
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アコムは借入可能かどうかの3秒診断があります。3秒診断を利用すれば借り入れる前に審査に通るかどうか判断できるので1つの目安にしてみてください。
カードローン以外の方法も検討する
ダイレクトワンは上限金利が年20.0%と法定の最高値となっており、更に会社規模も中小ということから、消費者金融の中でも審査が甘いと考えられます。
それでも審査に落ちてしまったなら、他社のカードローンに申し込んだところでまた落ちてしまう可能性が高いです。
ただ、自分自身の収入・信用情報を審査されるカードローン以外にも、自分の所持品を担保にお金を借りる質屋などもあります。
闇金は絶対に利用しない
ダイレクトワンの審査に落ちてしまったからといって、闇金に手を出すのは絶対に避けましょう。
ヤミ金とは国から貸金業者として正式に認められていないのに、お金を貸している業者です。
闇金は審査不要で簡単に借りることができますが、「高額な利子を請求される」「違法な取り立て」「犯罪に巻き込まれる」などかなりリスクが高い方法です。
闇金に手を出してしまうと法外な利子を請求され返済することができなくなってしまいます。
テレビで見るような恐怖の取り立てにあう可能性があるので、お金に困っても闇金にだけは絶対に手をださないようにしましょう。