ダイレクトワンに限らずカードローンや各種ローンなどを利用して借入を行ったのなら、当たり前ではありますが返済を行わなくてはなりません。
ローンの返済は毎月定期的に行うのが原則であり、思い付いた時に支払えば良いわけではないのは多くの方がご存知だと思います。
でも、何かのトラブルやド忘れなどで返済が遅れてしまうということは誰にでも起こり得ることです。
そんな「返済の延滞」をしてしまった場合には、どんなデメリットがあり対処法はあるのでしょうか?
もしそれを知っていれば返済を遅らせてしまった時にも慌てず最善の対処が取ることができるはずです。
もちろんこの知識を使わなくて済むのが1番なのは言うまでもないことですが、ぜひ一読してもしもの時には活かしてください!
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返済を遅らせてもメリットはありません!
まず第一に、「返済を送らせてもメリットは何も無い」ということをお伝えします。
ですから毎月確実に返済を進めていくことを第一原則と考えてください。
その為には「借り入れ過ぎない」ことと「無理な返済計画を建てない」ことが大切です。
借り入れ残高が多くなった場合は返済額も多くなりますし、無理な繰り上げ返済を行ったりすると支払日に手持ちのお金が不足することにもなりかねません。
そうならない為にも計画的な借入と返済を心がけてくださいね。
ダイレクトワンの返済を延滞する2つのデメリット
万が一ですが返済を延滞させてしまった時に起こり得る大きなデメリットは2つ考えられます。
- 遅延料金が発生する
- 催促が来る
1つ目は「遅延損害金が発生してしまう」ということです。
これによって、予定していた返済金額にプラスして余分なお金を支払わなくてはいけなくなってしまいます。
もう1つのデメリットとして「催促が来る」ということがあります。
もちろんスルガ銀行グループで安心して使えるダイレクトワンですから、怖い人がきて取り立てられるなんてことにはなりません。
でも催促の通知が来るだけでも、あまり気持ちの良いモノではありませんよね。
遅延損害金の利率は20.0%
遅延損害金は返済期日から遅れた日数分だけ発生してしまいます。
ダイレクトワンの場合の遅延損害金の利率は20.0%に設定されおり、計算式は「借入残高×0.2÷365(うるう年は366)×遅れた日数」となります。
例えば20万円の借入残高がある方が支払いを10日間遅らせてしまったとすれば、この計算式に当てはめて計算すると約1,100円の遅延損害金が必要になります。
この額を大きいと見るか小さいとみるかは人ぞれぞれですが、無駄なお金であることは間違いありませんよね。
もちろん遅れている間にも利息は発生していますし、支払う時には本来は返済すべき金額と遅延損害金を併せた額を用意しなくてはいけなくなってしまいます。
お金のことを考えても、返済を遅らせることにメリットはありませんね。
様々な方法で催促の連絡が来るかも・・・
返済が遅れると、電話やハガキで返済が遅れていることが通知されます。
もし期日を忘れているだけなのなら内容を確認して指示どおりの方法で返済を行うか、ダイレクトワンに連絡を取り相談してみましょう。
それでも返済を行わず、無視している様な状況になると「督促状」が届くかも知れません。
これは支払いを促す為の書類なのですが、督促状には「重要」や「支払いについて」などと記載されていますので家族に見られたりしたら、トラブルが起きていることに感づかれてしまう可能性もあります。
何より、そんな書類が届いたら自分自身の気持ち的にも色々な不安になってしまいますよね。
ダイレクトワンで返済が遅れそうな時には?
返済が遅れてしまいそうな時に行うことは、慌てることでも諦めることでもありません。
1番最初に行うべきなのは「ダイレクトワンに連絡をすること」です。
そうすることで今後の対応方法などをアドバイスしてくれる期待もありますし、ただ放置しているだけの様に状況を悪くばかりすることにはならないはずです。
延滞させてしまいそうになった時には、少しでも早くダイレクトワンに連絡をしてくださいね。
相談すれば何とかなる?!
前もってきちんと連絡をすれば催促をせずに数日待ってくれる可能性もありますし、今回は利息だけの支払いで済ませてくれるかも知れません。
どの様な対応が受けられるかは相談した方の状況次第なのですが、それも相談してみなくては始まりませんよ。
できることならば連絡をする前に、「返済の遅れてしまう理由・支払い可能な額・いつになったら支払いが行えるか」という情報をまとめておくと話がスムーズに行えるはずです。
遅れた時でも少しでも早く
お金が用意できない場合などは返済期日に気づいているなら前もっての連絡も可能ですが、返済期日を忘れてしまっている場合は後から気づくことになってしまいます。
こんな時でも、気づいたらすぐに連絡を取る様にしてください。
そうすることでダイレクトワンからの催促が来るのを止めることができます。
この時にも「いつ返済できるか?」ということは伝えられる様に考えておいてくださいね。
「借りて返済」はおすすめできません
返済する為のお金を用意できなさそうな時には「ダイレクトワンでお金を借りて返済に充てる」という方法を思い付くかも知れません。
でもこれは結局は「借入残高を増やしている」ということですから、あまりおすすめできない方法です。
また返済が遅れた場合は融資を停止されてしまうこともあり得ますので、借り入れしようとしてもできない可能性も低くはないのです。
ですから返済が遅れた後にアテにするのは危険ですし、遅れる前であっても限度額まで借入を行っていたら利用することはできません。
もし、この方法で返済を行うとすれば「たまたま出費が嵩んでしまった時に1回だけ」という時に限定されます。
決して返済の為に借入を行って、悪循環に陥る様なことにはならない様にしてくださいね。
返済遅れを続ける&繰り返したら・・・
- 延滞期間が長くなる
- 延滞を度々繰り返す
返済が遅れてしまうのは良いことではないのはもちろんなのですが、上記の様な状況になってしまうと大変なことになりかねません。
下手をすれば今後の人生に影響を及ぼしてしまう可能性も否定できないのです。
これから紹介する様な大事になってしまうことは滅多にありませんが、知っておくことでより一層「延滞はしてはいけない」という戒めになり計画的なダイレクトワンの利用ができるかも知れませんね。
信用情報への影響
返済の遅れが3ヶ月を超えた場合や延滞を繰り返してしまった場合には「信用情報」に傷が付いてしまいます。
ダイレクトワンの場合は国内に3社ある個人信用情報機関の内の2社、「株式会社日本信用情報機構」と「株式会社シー・アイ・シー」にお客様の個人情報を登録しており、事故情報として記録が残ってしまうのです。
事故情報が残ってしまうと以降はローンを組むことが難しくなります。
これはダイレクトワン以外での借入にも適応されますので、後々困ったことになりかねませんよ。
ただ事故情報は一生残るわけではなく延滞を解消すれば最長5年後には情報が抹消されますので、一度の事故で一生ローンが組めなくなるわけではありません。
一括返済の請求や給与などの差し押さえも!
ずっと返済を行わないでいると、お金を貸した側も返済を求めての行動を強めてきます。
まずは毎月の返済ではなく一括返済を求めてきます。
それでもダメとなると、最後の手段として裁判沙汰になってしまうのです。
この結果によっては給与の差し押さえなどが行われる可能性もあります。
給与が差し押さえる為には会社側への通知が必要です。
そうなってしまっては一部の人は事情を知ることにもなりますから、会社にも居づらくなってしまいますよね。
返済を遅らせない為のコツ
何かのトラブルで返済が遅れてしまうことは誰にでもあり得ることです。
でも確実に返済を行うことが何より大切なのも間違いありません。
その為には「手持ちのお金に若干の余裕を持つ」様にしておくと安心です。
利息を減らし返済期間を短くする効果の大きい繰り上げ返済も、無理して行った為に手持ちのお金が少なくなり返済の遅れに繋がってしまっては意味がありません。
きちんと返済の為のお金を用意していたとしても、急用で使ってしまう可能性だってあります。
ですから、幾らかのお金は「もしもの為に」残しておくのが返済を遅らせなためのコツと言えますね。
計画的な利用をすれば大丈夫!!
もし返済を延滞してしまったとしても、短期間であれば若干の損害遅延金を支払うだけで済むことがほとんどです。
延滞を繰り返す様なことがなければ、裁判になる危険もまずありません。
そもそも計画的な借入と返済を行い、トラブルや急用が起きた時の為に少しだけお金に余裕を持つ様にしておけば支払いが遅れることもあまりないはずです。
ここまで返済を送らせてしまった場合のデメリットなどをお伝えしましたが、順調に返済を実際には関係のないことです。
もし遅れてしまった時や遅れそうな時にも、ダイレクトワンには「お客様相談センター」が用意されていますので早目に相談してくださいね。