カードローンの審査に無事に通過することができ借入をした後、次に気になってくるのが返済です。
毎月の返済額と返済方法はちゃんと理解した上で計画的にカードローンを活用していきたいですよね。
なので、今回は、オリックス銀行カードローンの返済方法について解説していきたいと思います。返済について不安がある人は必読です。
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オリックス銀行カードローンの基本情報
返済の前にまずはオリックス銀行カードローンの基本情報から。
【オリックス銀行カードローンの基本情報】
金利 | 年率1.7%~17,8% |
---|---|
返済期日 | 毎月10日か月末(選択可能) |
返済方法 | 銀行振り込み、口座引き落とし、ATM返済 |
返済方式 | 残高スライドリボルビング方式 |
利用手数料 | 0円 |
保証会社 | オリックス・クレジット株式会社 新生フィナンシャル株式会社 |
主な提携ATM | 三井住友・三菱UFJ株式会社 |
オリックス銀行カードローンの最低返済額は他社に比べると若干高くなっています。
しかし、高く設定されているということは、最終的な総返済額は安くなるので、利用者の利息負担が低くなるということに繋がってきます。
また、返済期日が選べて、返済方法も個人に合わせて多様に選択することができるので、個人の収支の状況や事情に合わせて柔軟に返済計画を立てることができるというわけですね。
オリックス銀行カードローンの最低返済額
オリックス銀行も他銀行のカードローンと同様に、借入残高で返済金額は変動します。オリックス銀行カードローンの最低返済額は下記の通りになります。
借入残高 | 毎月の最低返済額 |
---|---|
30万円以下 | 7,000円 |
30万円~50万円以下 | 10,000円 |
50万円~100万円以下 | 20,000円 |
100万円~150万円以下 | 30,000円 |
150万円~200万円以下 | 35,000円 |
200万円~250万円以下 | 40,000円 |
300万円~400万円以下 | 50,000円 |
400万円~500万円以下 | 60,000円 |
500万円~600万円以下 | 70,000円 |
600万円超 | 80,000円 |
オリックス銀行カードローンの最低返済額はこのようになっており、30万円までの借り入れであれば毎月の返済額はなんと7,000円となっています。
オリックス銀行カードローンでは最初に設定されている利用限度額は大体が30万~50万円になっているので、多くの人は毎月の最低返済額が7,000円となり、高くとも10,000円からになっているというわけなんですね。
オリックス銀行カードローンの最低返済額と他社を比較
オリックス銀行カードローンの最低返済額は他社と比較すると若干高く設定されています。
下記は他社と比較した時の最低返済額になります。
<10万円借入をした場合>
カードローン名 | 最低返済額 |
---|---|
オリックス銀行 | 7,000円 |
ジャパンネット銀行 | 3,000円 |
三井住友銀行 | 2,000円 |
ソニー銀行 | 2,000円 |
みずほ銀行 | 10.000円 |
住信SBIネット銀行 | 2,000円 |
10万円という少額になるのですが、他社カードローンと比較しても分かるようにオリックス銀行カードローンの最低返済額が高めになっていることが分かりますね。
そうなると毎月の返済が少しキツく感じてしまうかもしれませんが、最低返済額が高いことで逆にメリットもあります。
- 完済が早くなる
- 総返済額が安くなる
つまりオリックス銀行カードローンを利用すれば、利息が大きく膨らむことがなく、返済も早く終わらせることができるというわけです。
返済額が少なくなると毎月の出資が少ないので助かるかもしれませんが、長い目で見ると返済額が高くなってしまいます。
その辺のことを考えるとオリックス銀行カードローンはいいですよね。
オリックス銀行カードローンの金額別最低返済額一覧を他社と比較
では、オリックス銀行カードローンの最低返済額を金額別に他社と比較した時にどのようになっているのでしょうか?
借入限度額に応じた最低返済額は下記の通りになります。
限度額 | 三井住友カードローン | みずほ銀行カードローン | オリックス銀行カードローン |
10万円 | 2000円 | 10,000円 | 7000円 |
20万円 | 4000円 | 10,000円 | 7000円 |
30万円 | 6000円 | 10,000円 | 7000円 |
40万円 | 8000円 | 10,000円 | 10,000円 |
50万円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
他社と比較してみるとオリックス銀行の最低返済額が高いのが分かりますね。
みずほ銀行も高いことが分かります。ただし、先ほども解説したように最低返済額が高い分、元本の返済も早いので、完済を目指すのであれば、利用者に優しいカードローンとも言えます。返済を早めた分だけ、利息を払う金額も少なくなりますからね。
オリックス銀行カードローンの返済期日と返済方法
オリックス銀行カードローンの返済期日は毎月10日か月末を選択することができます。また、返済方法に関しても
- 銀行振り込み
- 口座引き落とし
- ATMからの入金
のいずれかを選択することができます。
オリックス銀行カードローンの場合、口座開設しなくてもキャッシングできるので、引き落とし先も自由に選択することができるので自由度が高まります。
ただし、オリックス銀行カードローンの返済方式は「残高スライドリボルビング方式」を採用しているので、完済を少しでも早くしたいのであれば、早期返済を繰り返す必要があります。
※残高スライドリボルビング方式とは、カードローンの利用残高に応じて最低返済額が変わる返済方法。オリックス銀行カードローンの場合、利用残高に応じて返済額が増減していきます。
残高スライドリボルビング方式は他社カードローンでも広く活用されている返済方法になります。
毎月の最低返済額を安くするためには確かに優れた方式になります。
しかしながら裏を返すと、元本が減りにくい返済方式とも言えます。
本気で返済を目指したいのであれば、家計と相談しながら積極的に繰り上げ返済をした方がより早く完済することができます。
とは言え、オリックス銀行カードローンの最低返済額は上記でも解説したように他社よりも高い設定になっています。
つまり、他社のカードローンよりも完済までの道のりが一番短い近い銀行カードローンになるというわけなんですね。
オリックス銀行カードローンの遅延損害金
カードローンには、返済日を過ぎて返済すると遅延損害金’が発生します。
それはオリックス銀行カードローンでも同じことです。
しかもオリックス銀行カードローンは、他社カードローンとは遅延損害金の計算方法が違い、やや特殊になります。
オリックス銀行カードローンでは、公式サイトにも書いてあるように、遅滞損害金は‘借入残高に対して借入利率+2.1%(年率)’といった計算方法になります。
例えば、借入利率が1.7%の人の場合だと遅滞損害金は3.8%になるという訳です。
ちなみに最高利率の17.8%だと、遅滞損害金は19.9%になりますね。
基本的にオリックス銀行カードローンの場合だと、契約をした段階でその時の限度額に応じてカードローンの金利が決定します。
つまり、あなたの借入利率に応じて遅延損害金も変動しているので、自身の金利がいくらになっているのかは把握しておいた方がいいでしょう。
返済期日を過ぎての返済はこのような遅延損害金として返済に重い負担としてのしかかってくるので返済は計画的にした方が後々のことを考えると賢明だと言えますね。
【他社の遅延損害金】
カードローン名 | 遅延損害金年率 |
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三菱UFJ銀行カードローン | 4.6%~14.6% |
ソニー銀行カードローン | 14.6% |
三井住友銀行カードローン | 19.94% |
みずほ銀行カードローン | 19.94% |
SMBCモビット | 20.0% |
プロミス | 20.0% |
アコム | 20.0% |
他社と比較するとオリックス銀行カードローンの遅延延滞金はまだ安いように感じますね。
オリックス銀行カードローンの最高金利が17.8%なのでそれに2.1%足しても遅延延滞金は19.9%になります。
金利が一番高い時で19.9%なので金利が低ければ低いほど遅延延滞金も少なくて済むのがオリックス銀行カードローンの特徴になります。
しかし、いくら遅延延滞金が安いからと言っても延滞してもよいという訳ではありません。
あくまでも、万が一返済が遅れてしまった時の参考程度にとどめておいた方がいいでしょう。
延滞してしまえばしてしまう程、延滞金を多く払い、結果として返済総額が上がってしまいます。
これらのことを考えるのであれば、なるべく延滞しないで返済日にはしっかりと計画的に返済ができるようにしましょう。
まとめ
オリックス銀行カードローンは、確かに他社と比べても返済額は決して安くありません。
むしろ少し割高になっています。その理由は、割高に設定しているからこそリスクをとって融資してくれている銀行だとも言えますね。
銀行のカードローンには通らなかったけど、消費者金融を使うのには抵抗があるという人は、オリックス銀行カードローンを活用してみてはどうでしょうか?
保証会社が2社ついているので、審査に通るチャンスは他のカードローンに比べても高いと言えるでしょう。