じぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが共同出資しているネット銀行になります。
大手企業が出資しているからこその安心感はありますがネット銀行のカードローンてそもそも金利は高いのでしょうか?
気になるところではありますね。
基本的にじぶん銀行カードローンの金利は、借入限度額や借り入れしている額によって金利が変動します。
これは他のカードローンも同じですね。
しかしながら、じぶんカードローンには、ここにしかない特典もあるので、それも踏まえた上で金利が他社よりも高いのか、低いのか比較しながら解説していきたいと思います。
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じぶん銀行カードローンの金利はどれくらい?
カードローンを利用する際に一番気になるのがその‘金利’です。
じぶんカードローンに関しても例外なく金利は発生します。
では、じぶんカードローンの金利っていくらぐらいなのでしょうか?
じぶん銀行カードローンの金利に関しては、利用者に対して一律の負担が発生する訳ではなりません。
大体が年に2.2%~17.5%の間での設定になることが多いようですね。
じぶん銀行カードローンの金利は、固定ではかく変動金利なため、金融情勢などによってその金利が変動することがあります。
しかしながら、おおむね安定して借入金額に応じた金利が設定されています。
- 100万円以下の借入…年率13%~17%台
- 800万円以上の借入…年率2%台
となるケースが多いようです。
しかしながら、じぶん銀行カードローンは、出資元がKDDIなだけにauユーザーに対しては優遇処置が取られています。
じぶん銀行カード柄ローンにはau限定割が適応される!
公式ホームページを確認してもらえれば分かると思いますが、じぶん銀行カードローンの金利は上記でも解説したように2.2%~17.5%で設定されています。
しかしauユーザーは下記の年率になるんですね。
- <au限定割誰でもコース>…2.1%~17.4%
- <au限定借り換えコース>…1.7%~12.5%
(2018年5月11日現在)
これを見てもらえれば分かるようにauユーザーであれば、金利が最大で5%も安くなってしまうから驚きです。
auユーザーだけど他社でカードローンを組んでいるのであれば、じぶん銀行カードローンに乗り換えることでもしかしたら金利が安くなる可能性もありますので、まずはシミュレーションをしてみた方がいいかもしれませんね。
カードローンで借入を行う場合、大切なのは、1社についてとことん調べるというよりも、同業他社と比較してみることが大事になるのですから。
毎月の利息はどれくらいになるのか
毎月の利息に関しては、限度額で決まります。
つまり、じぶん銀行カードローンの毎月の返済額は、金利によって変動され、決まるということなんですね。
ちなみにじぶん銀行カードローンを利用した時の限度額ごとの金利は下記のようになります。
<じぶん銀行カードローン 限度額ごとの金利>
限度額 | 金利 |
---|---|
90万円以下 | 13%~17.5% |
100万円~190万円 | 9%~13% |
200万円以上 | 2.4%~9% |
つまり、じぶん銀行カードローンは限度額が大きくなればなる程に金利が小さくなるということなんですね。
<借入ごとの返済額一覧>
限度額90万円以下 | 100万円~190万円 | 200万円以上 | |
---|---|---|---|
10万円以下 | 2.000円 | 1.500円 | 1.000円 |
10万円超過~20万円 | 4,000円 | 3.000円 | 2,000円 |
20万円超過~30万円 | 6,000円 | 4,500円 | 3,000円 |
30万円超過~40万円 | 8,000円 | 6,000円 | 4,000円 |
40万円超過~50万円 | 10,000円 | 7,500円 | 5,000円 |
50万円超過~60万円 | 12,000円 | 9,000円 | 6,000円 |
60万円超過~70万円 | 14,000円 | 10,500円 | 7,000円 |
70万円超過~80万円 | 16,000円 | 12,000円 | 8,000円 |
80万円超過~90万円 | 18,000円 | 13,500円 | 9,000円 |
90万円超過~100万円 | 15,000円 | 10,000円 | |
100万円超過~110万円 | 16,500円 | 11,000円 | |
110万円超過~120万円 | 18,000円 | 12,000円 | |
120万円超過 | 以降10万円ごとに+1500円 | 以降10万円ごとに+1000円 |
この表を見てもらえれば分かるように、限度額が大きくなればなるほど、毎月の最低返済額は少なくなるんですね。
限度額が90万円以下のときと200万円以上のときでは、同じ金額を借りていても月々のその返済額に開きがあることが分かります。2倍も違うから驚きですね。
他社銀行、消費者金融と金利または遅延損害金を比較
先ほども解説したようにじぶん銀行カードローンの金利は2.2%~17.5%になります。
では、この金利は他の銀行または消費者金融と比較した時、どのようになっているのでしょうか?
<金利・遅延損害金比較一覧>
業者名 | 金利(年) | 遅延利率・遅延損害金 |
---|---|---|
じぶん銀行カードローン | 2.2%~17.5% | 18.0% |
住友SBIネット銀行MR.カードローン | 0.99~14.79% | 20.0% |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 19.9% |
三菱UFJ銀行カードローン | 1.8%~14.6% | 14.6% |
オリックスVIPカードローン | 1.7%~16.8% | 19.9% |
プロミス | 4.5%~17.8% | 20.0% |
アコム | 3.0%~18.0% | 20.0% |
三井住友カードゴールドローン | 3.5%~9.8% | 20.0% |
※金利、遅延損害金はすべて実質年率となっています。
銀行カードローンの金利は「安い」といったイメージをよく持たれがちですが、この一覧からも分かるようにじぶん銀行の場合は当てはまらないと言えるでしょう。
じぶん銀行カードローンの金利は2.2%~17.5%です。
標準的な消費者金融の最高金利が18.0%になるので、最高金利に関しては、消費者金融並みということなんですね。
低金利のカードローンを利用したいのであれば、じぶん銀行カードローンはあまりおススメできません。
他の銀行カードローンを利用した方がいいかもしれません。しかしながら、auを利用している場合は、金利が0.1%安くなりますので、auの携帯を使用しているのであればまだいいかもしれませんね。
他社(銀行・消費者金融)と比較して月々の最低返済額は高いのか、低いのか
じぶん銀行カードローンは他社または消費者金融と比較した時に、利息だったり月々の返済額は安いのでしょうか?
それとも高いのでしょうか?下記に比較していきます。
<他金融機関との返済額比較一覧>
借入額10万円 | 借入額50万円 | 借入額100万円 | |
---|---|---|---|
じぶん銀行カードローン | 1.000~2.000円 | 6.000~12.000円 | 10.000~1.5000円 |
ソニー銀行カードローン | 2.000円 | 8.000円 | 12.000円 |
みずほ銀行カードローン | 10.000円 | 10.000円 | 20.000円 |
イオン銀行カードローン | 5.000円 | 15.000円 | 25.000円 |
三井住友銀行カードローン | 6.000円 | 12.000円 | 16.000円 |
比較してみるとじぶん銀行カードローンの返済額は他社よりも低いことが分かりますね。
月々の返済額が低いと確かに家計は助かるかもしれませんが、それだけ長く返済しないといけないので、総額して支払う金利が高くなってしまうことは覚えておいた方がいいでしょう。
それでも月々の返済額が低い方が助かるという方にはじぶん銀行カードローンは合っているのかもしれません。
<消費者金融との返済額一覧>
借入額10万円 | 借入額50万円 | |
---|---|---|
じぶん銀行カードローン | 1,000~2,000円 | 6,000~12,000円 |
ソニー銀行カードローン | 4,000円 | 13,000円 |
みずほ銀行カードローン | 4,000円 | 13,000円 |
イオン銀行カードローン | 4,000円 | 13,000円 |
三井住友銀行カードローン | 4,000円 | 15,000円 |
消費者金融と比較しても、月々の返済額はじぶん銀行カードローンの方が低くなるようですね。
消費者金融の返済額に関しては、どこも似たり寄ったりだなという感じもしますね。
まとめ
じぶん銀行カードローンは、金利と限度額に応じて毎月の最低返済額が変動することは覚えておいた方がいいでしょう。
毎月の返済額は、他のカードローンに比べると確かに安いかもしれませんが、長い目で見たら返済総額が高くなるので、そこには注意が必要だと言えますね。
しかし、毎月の返済額を抑えたいのであればじぶん銀行カードローンはおススメできます。
毎月の支出を少しでも抑えたいと思っているのであれば、じぶん銀行カードローンから融資を検討してみてはいかがでしょうか?
計画的な返済をするためにも、返済シミュレーションはしていた方がいいでしょう。