スルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」の金利は、実質年率3.90%~14.90%!
消費者金融と比較すれば確かに金利は低いですが、他の銀行カードローンと比べてみると、金利は低いといえるのでしょうか。
そこで今回はスルガ銀行カードローンと、他社の金利を徹底比較!
またスルガ銀行カードローンの利息を抑える返済方を紹介していきます。
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スルガ銀行カードローンは3種類
種類 | 金利 |
---|---|
自動貸越サービス | 7.00%~14.90% |
ダイレクトエース | 9.00%~14.90% |
リザーブドプラン | 3.90%~14.90% |
スルガ銀行には上記の通り3種類のカードローンがあります。
それぞれ下限金利は異なりますが、上限金利は年率14.90%で統一されています。
また下限金利では限度額が高いぶん、「リザーブドプラン」が最も低金利となっています。
そこで今回はスルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」を、他社と比較していくことにします。
スルガ銀行カードローンの金利と消費者金融と比較
スルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」と、消費者金融の金利を比較した表が以下の通りです。
業者名 | 金利 |
---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% |
アコム | 3.0%~18.0% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
スルガ銀行カードローン | 3.90%~14.90% |
このように大手消費者金融と比べて、スルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」の金利が、かなり低いことが分かります。
上限金利に3.1%も差があるため、発生する利息にはかなりの差が生まれると考えた方がいいでしょう。
50万円借りた場合の利息で比較
カードローンの毎月の利息は、以下の式で計算することができます。
借入額×金利(年率)÷365日×借入日数=利息
そこで今回はスルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」と、アコムから50万円借り入れした場合の利息を比較してみましょう。
【スルガ銀行カードローン】
50万円×14・9%÷365日×30日=6123円
【アコム】
50万円×18.0%÷365日×30日=7397円
このようにスルガ銀行カードローンと、アコムから50万円借りた場合には、1274円の差が生まれることが分かりました。
これは1カ月分の利息を計算しただけなので、返済期間が長引くほど差は大きくなると考えていいでしょう。
それでは続いてスルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」と、銀行カードローンの金利を比較していきます。
スルガ銀行カードローンと銀行カードローンの金利を比較
業者名 | 金利 |
---|---|
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8%~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0% |
楽天銀行カードローン | 1.9%~14.5% |
静岡銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
関西アーバン銀行カードローン | 3.9%~14.9% |
横浜銀行カードローン | 1.9%~14.6% |
スルガ銀行カードローン | 3.90%~14.9% |
上記の通り、他の銀行カードローンと比較すると、スルガ銀行カードローンの金利は決して低いとはいえません。
そう考えると、金利面でスルガ銀行カードローンを選ぶメリットは少ないといえるでしょう。
100万円借りた場合の利息で比較
では実際に、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」と、スルガ銀行カードローンから、100万円借りた場合の利息で比較してみましょう。
【三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」】
100万円×14・6%÷365日×30日=12000円
【スルガ銀行カードローン】
100万円×14・9%÷365日×30日=12246円
このように同じ銀行カードローンであっても、バンクイックとリザードプランでは、毎月の利息に246円の差がついてしまいます。
246円といえば差がほとんどないように思えますが、貸付限度額が高くなればなるほど、返済期間も長くなるため、トータルで支払う利息にも大きな差がつきます。
返済期間が長くなりそうな方は、スルガ銀行よりも低金利の銀行を選んだ方が得策です。
スルガ銀行カードローンの利息を抑える方法
最後にスルガ銀行カードローンの利息を抑える方法を紹介していきます。
余裕があるときは積極的に追加返済しよう
カードローンの利息を抑えるためには、少しでも元金を減らしていくことが大切です。
スルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」の場合、毎月1日が返済日となっていますが、定例返済額からは一カ月分の利息が引かれるため、返済額の半分程度しか元金の返済に充てることができません。
そのため毎月の定例返済以外にも、随時追加返済を行い、元金を少しでも減らすことが大切なのです。
追加返済はスルガ銀行カードローンが提携しているATMからいつでも行えるので、お金に余裕ができたときには繰上げ返済を行う癖をつけましょう。
しかし追加返済をしたからといって、毎月の約定返済を行わなければ延滞扱いとなり、遅延損害金が発生してしまいます。
また信用情報にも傷がついてしまうので、約定返済は忘れないようにしましょう。
複数の借金があるならおまとめがおすすめ
スルガ銀行カードローンだけでなく、複数の金融機関から借金しているのであれば、おまとめがおすすめです。
借金を一つにまとめることで、1社からの借入額が大きくなり、適用金利を引き下げることができるからです。
そのため複数の金融機関から借金をしている方は、総量規制対象外の銀行カードローンなどを利用して、借金の一本化を検討することをおすすめします。
※総量規制とは貸金業者に適用される、年収の1/3以上の借入を制限する規制です。貸金業法の対象外である銀行カードローンは、総量規制にも対象外となります。
借り入れ前の返済シミュレーションが大切
カードローンで50万円を超えるような大金を借りる場合、借入前に返済シミュレーションを行うことが大切です。
あらかじめ返済シミュレーションを行い、どの金融機関から借りるのがベストなのか考えなくてはいけません。
カードローンの場合、金利が低ければ低いほど審査基準が厳しくなるというジレンマもあります。
そのためあなたの信用実績を考えて、審査に通りやすく、なおかつ金利の低いカードローンを選ぶようにしましょう。
また短期に返済するのであれば、無利息期間サービスのある消費者金融がおすすめです。
アコムやプロミスなどでは、初めての借入から30日間は無利息となるので、短期キャッシングには非常におすすめです。