ビジネクストは、事業者用ローンを扱う会社で、徐々に知名度を高めてきた会社です。
そんなビジネクストでは、増額審査を受けられます。増額審査を受けると、これまでの利用限度額よりもさらに高い金額が使えるようになり、お金をより多く借りられるのです。
しかし、増額審査は非常に難易度が高いほか、増額に必要な手続きも複雑です。そんなビジネクストの増額審査を受けるための手順や、審査について説明します。
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ビジネクストの増額審査の流れ
ビジネクストの増額審査は、インターネット上で申し込みが可能です。必要な手続きを行えば、増額審査が完了し、利用限度額が増加する可能性もあります。
まずは増額審査がどのように行われるのか、手続きの順番などを知っておきましょう。
- ホームページから申し込む
- 収入証明書の提出
- 審査完了の連絡
- 利用限度額の変更
ホームページから申し込む
ビジネクストは、ホームページから増額の審査を行えるように、専用のページが用意されています。
このページにアクセスして、必要な情報を入力していくことで、ビジネクストの増額審査を申し込めるのです。
必要な情報については、申し込みを行っている代表者の名前、会社名に電話番号です。
さらに、どれくらいの金額まで増やしたいのかを記入して、最終的に申込内容をすべて入力した段階で送信します。
入力内容の間違いが存在している場合は、次のページで確認後に訂正が行えますので、間違っている情報がないかをしっかり確かめてください。
全ての情報が入力され、送信が行われた段階でビジネクストの審査が始まります。ただ、審査を完全に終わらせるためには、次の項目をクリアしなければなりません。
収入証明書の提出
増額審査を受けるためには、収入証明書が必要です。
ここで提出する収入証明書は、会社の利益などを記載したものが多いでしょう。
個人で利用したいと考えている場合は、確定申告書でも構いません。どちらにしても、収入というものがしっかりと存在し、増額を行っても大丈夫なのかを判断する材料が必要です。
収入証明書を提出しなかった場合は、審査を完了させられないために審査落ちとなります。
また、審査に迷惑をかけたと判断されますので、審査に落とされるどころか次の増額審査を受けられないように、あらゆる制限を受ける可能性もあります。
絶対に収入証明書の提出は行ってください。
審査完了の連絡
審査が完了すると、記入した電話番号に連絡が入ります。
増額の審査が完了して、どれくらいの利用限度額を確保しているのかが説明されます。また、審査に落とされてしまった場合は、増額ができないという話を告げて、審査が終わったことを説明します。
ビジネクストでは、増額審査に落とされたとしても、メールによる連絡ではなく電話で1度話をします。
これは、申込みのページにメールアドレスを記入する項目があるのですが、メールアドレスは任意で記入する形式です。
つまり、メールアドレスを入力しなくても審査を受けられるので、審査結果は記入が必須とされている電話で行っています。
この結果を基に、利用限度額が後日修正されて、新しい利用限度額に変更されます。
利用限度額の変更
利用限度額が変更されるまでには少し時間がかかります。
審査が完了しているからという理由で、即日で利用限度額が変わっているわけではありません。ある程度の時間が経過してから、利用限度額は変更されています。
利用限度額の変更については、ビジネクストが後日変更したことをしっかり説明していますので、変更を行ったことの連絡が入ってから利用したほうがいいでしょう。
ビジネクストの増額審査に必要な書類
ビジネクストの増額審査では、必要な書類が結構あります。
特に法人の企業の方が増額審査を受ける場合には、必要な書類をしっかり揃えておきましょう。ここからは法人と個人に分けて、必要な書類について説明します。
法人の必要書類
代表者の身分証明書
本当に会社の代表者が申し込みを行っているのか、確認を取るために身分証明書を要求されます。
代表者であることが確認されて、問題なく審査を進められるように、代表者としての身分がわかるような書類を提出してください。
会社の代表者と名前が異なっている身分証明書が出されている、もしくは身分証明書と申込内容に間違いがあると判断されれば、この時点で審査に落とされます。
登記事項証明書
会社の登記が行われているのかを確認するため、登記事項証明書が必要です。
こちらはコピーを取って提出を行いますが、提出されている書類が読み取りづらいなどの問題があれば、もう1度提出を要求されてしまいます。
また、明らかに間違った内容が記入されているなど、嘘の登記事項証明書を提出した場合は、この時点で審査に落とされます。
決算書
会社の利益が本当に存在するのかを確認するため、決算書を要求されます。決算書は1年だけではなく、最低でも2年分を提出しなければなりません。
しかも最新のものに限られているので、直近2年の決算書の提出が求められます。
かなり古い決算書を提出しても、もう1度新しいものを提出するように要求されます。決算書を出せないとなれば、審査に落とされてしまいます。
個人事業主の必要書類
身分証明書
個人事業主の身分を証明するために必要な書類です。
運転免許証などで大丈夫ですので、写真の入っている身分証明書を提出しておきましょう。
画像の無いものは身分証明書として扱われない点に気を付けてください。
確定申告書
確定申告書の提出を要求されます。
これは法人に要求している決算書と同じ扱いで、必要な収入を確保しているのかを判断するために要求しています。
決算書と同じように、確定申告書も2年分が必要です。直近2年の確定申告書のコピーを提出して、増額審査を受けることとなります。
なお、税務署からハンコが押されていない確定申告書については無効となる場合もあります。必ず税務署のハンコが押されている確定申告書を提出してください。
ビジネクストの増額審査を受けるデメリット
収入を増やしていれば、増額審査によって多くのお金を使えるようになります。
しかし、あまり収入を持っていないにもかかわらず、増額審査を受けてしまうと大きなデメリットに直面します。
実際に増額審査を受ける場合のデメリットについて説明します。
ビジネクストのローンが使えなくなることも
あまりにも酷い内容で増額審査を受けている場合に限り、ビジネクストはこれ以上ローンを利用させられないと判断し、事業者ローンの利用停止措置を取ります。
これまで利用してきたビジネクストのローンが使えないので、お金を借りる手段がなくなります。
また、ビジネクスト側から利用停止に伴い、一括での返済を要求されてしまいます。
返済ができないとなれば遅延損害金を支払うこととなり、利用停止によって大きな影響を受けてしまいます。
特に個人事業主の方にとって、一括での返済を要求されてしまうのはかなり苦労するポイントでしょう。
利用限度額が減少する
利用限度額を増やすために審査を受けているのに、なぜか利用限度額が減少するデメリットもあります。
必要な収入に達していないと判断され、このままの利用限度額でローンを利用させられないと判断された場合、利用限度額の引き下げを行います。
利用限度額が引き下げられた場合、今まで利用しているローンよりもお金を借りられません。
仮に全額を返済してもう1度利用したいと思っても、利用できる金額が減っているのですから、必要な金額を確保できない問題が発生します。
また、利用限度額が減ったことで、利用できるローンの金額が制限されます。
以前の利用限度額ギリギリまでローンを利用していると、減少した金額分だけローンを返済するように要求され、場合によっては一括での返済を求められることもあるのです。
増額審査を今後受けられない
審査対応に不備があるなどの問題で、審査に落とされている場合、何度も審査に落とされているようだと増額審査を断ってきます。
申し込みを行っても、数分後には審査に落とされたことを連絡してくるほか、「増額審査は受けられないのでご遠慮ください」という形で連絡が入ります。
こうした増額審査を受けられない状況になると、ローンの利用限度額は絶対に増えません。
また、増額審査に落とされ続けていることで、利用限度額の引き下げ、もしくはローンの利用停止という措置も取られる可能性があります。
信用情報機関に悪い情報が掲載される
信用情報機関は、審査に落とされたことの情報をほぼ全て記録しています。
ビジネクストの増額審査に落とされたことが何度も掲載されると、この人は審査を通過できないくらい危ない人と判断されます。
他のローンと契約を行いたいのに、信用情報機関に書かれている悪い情報が邪魔をする形となり、他のローンとも契約ができない問題を抱えてしまうのです。
ビジネクストの増額審査に落とされてしまう人の特徴
ビジネクストの審査に落とされやすい人は必ずいます。利用している状況が悪い、もしくは偽りの情報を提供している方が該当しています。
どのような人が審査に落とされやすいのかを説明しましょう。
収入が少ない人
個人事業主の方にありがちな問題です。
ビジネクストの申し込みを最初に行ったときには収入を抱えていたものの、増額審査を受ける時には収入が減少しており、ビジネクスト側が求めている収入よりも明らかに少ないと判断されている人です。
特に個人事業主は、収入が劇的に変動する可能性もありますので、過去にビジネクストの審査を通過できていたとしても、増額審査の段階で審査をクリアできないケースも多くあるのです。
当然収入が落ちていると判断されれば、利用限度額の引き下げも考えられてしまいます。
また、収入証明書として提出した確定申告の数字では、増額ができないと判断されてしまい、審査に落とされるケースもあります。
必要な収入はとても大きいために、思っていた以上に稼ぎがなければ個人事業主の増額は難しいのです。
会社の情報を偽っている人
登記事項証明書や会社の代表者に関連する書類など、会社に必要な情報が偽られていたと判断されれば、審査に落とされてしまいます。
特に架空の会社を作って、運営しているように見せかけている場合に多い問題です。
会社の情報は、金融商品との契約を考えるのであれば偽ってはいけません。
本当に必要な情報だけを提出して、真実の内容で審査を受ける必要があります。内容をごまかして審査を通過できるほど、ビジネクストの審査は甘いものではありません。
申込時の対応が悪い人
確定申告書を出してくださいと言っているのに出さない人、電話連絡での確認作業を行っているのに電話に出てこない人も、審査に落とされてしまいます。
ある程度の回数は電話をかけるようにしていますが、1週間程度も無視されているようなら、さすがにビジネクストも駄目だと判断します。
どれだけ電話に出られなかったとしても、1週間以内に確認の電話などに応じ、必要な書類を提出するようにしてください。
ビジネクストの増額審査は落とされないように気を付けよう
審査を通過できれば、ビジネクストの利用限度額が増えて、より多くの借入が期待できます。
しかし、借入を多くしたいと考えているのに、増額審査に落とされる可能性も当然あります。
増額審査に落とされるデメリットはとても大きいですし、中には利用限度額が減るなどの問題もあります。
ローンの利用停止などの措置を取られないためにも、できる限りビジネクストの増額審査は落とされないようにしましょう。
特に虚偽の記載や書類の提出は絶対に避けてください。