アイフルの子会社であるビジネクストは、事業者ローンなどを中心に経営者に対してお金を貸しています。その貸し出しは銀行よりも若干行いやすく、審査基準が厳しくないために借りやすいのです。
しかし、ビジネクストは返済の遅延が起きた場合、取り立てを行ってきます。この取り立てはかなり高圧的であり、他の消費者金融などが行っている取り立てに比べると圧倒的に厳しいものです。
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ビジネクストが取り立てを行うまでの流れ
ビジネクストは、返済をしっかり行っている人からは取り立てを行っていません。
正しく返済を行っている人に対して、返済を行うように通告することはほとんどないのです。一方で、返済が1日でも遅くなってしまえば、その時点でビジネクストが取り立てを行います。
取り立てを行うまでの流れは、まず返済が確認されていないと判断した場合、返済日の翌日からすぐに電話連絡を行います。ここで電話を入れてくるのは取り立てを行う会社が行います。この連絡によって、すぐにでも返済を行うように通告し、返済を行わないのであればさらなる対応を取るように通告してきます。
電話を入れても返済が行われていないと判断される場合には、更に電話連絡を入れます。
何度も電話連絡を入れてくるほど、厳しい対応を行っていくのです。
しかも、どんどん話の内容は厳しくなっていき、返済日が過ぎていることを明確にして、早々に返済を行うように次々と連絡を入れてくるのです。これがビジネクストの取り立てであり、非常に厄介な部分の1つでしょう。
返済を行った段階で、取り立ては一時的に中断します。
また、返済を行っていることが確認されれば、取り立てを行う会社に対しても連絡を止めるようにビジネクストが指示を出しています。
返済を速やかに行っていれば、厳しい取り立てが続くことはないと考えてください。
ビジネクストの取り立てを行っている会社は?
ビジネクストが取り立てにも対応しているように思われますが、実際には取り立ての対応は別の会社が行っています。その会社とはアストライ債権回収会社です。
アストライ債権回収会社というのは、基本的な事業として個人的な借金の取り立てなどを連絡し、速やかに返済するように要求します。
その他に事業者向けに提供しているローンの一部の取り立てを行っていて、その1つがビジネクストの取り立てなのです。
アストライ債権回収に連絡を入れられた段階で、返済の延滞が起きていることが完全にわかり、ユーザーは速やかに返済を行う必要があります。
取り立てを行っても返済が行われない場合には、速やかに返済を行うように何度も電話を入れると同時に、返済がなぜできないのかも理由として説明するように要求してくるのです。
元々アストライ債権回収というのは、事業者などが利用している会社です。
事業者が個人的に化した借金が返ってこないので、取り立てをお願いしたいという内容で相談して、実際に取り立ての対応を行っているのです。
事業者用のローンを提供しているビジネクストは、アストライ債権回収との提携をかなり強めているので、会社として事業者に対して返済を要求するよう、アストライ債権回収に働きかけを行ってもらうのです。
アストライ債権回収は信頼できる会社?暴力団ではない?
かなりアストライ債権回収は取り立てが厳しいと言われる中、本当に大丈夫な会社なのかと不安に思う方もいるでしょう。
実際に高圧的な取り立てを行っていることで有名で、返済できなければ次々と嫌なことを告げてくるほど、対応は厳しいものなのです。
ただ、やくざなどの危ない団体が運営している会社ではありません。社会的に信用を得られている会社であり、問題なく経営を行っています。
更に、経済産業大臣より、「経営革新等支援機関」の認定を受けている会社であり、健全な会社として経済産業省からも認められているのです。
従って、アストライ債権回収が危ない会社であり、付き合ってはいけないというわけではありません。
事業者としても、取り立てを行ってくれる会社というのは非常に安心できるものです。
自分たちの社員にお願いするよりも、代わりに取り立てを行っている会社に相談したほうが楽で簡単なのです。
アストライ債権回収は、そうした取り立てに苦労している会社に対して、しっかりとした取り立てを実現すると同時に、確実に返済を行ってもらえるような態度で臨んでいます。
取り立てを避けるために延滞が起きそうな場合の対応
ビジネクストが提携しているアストライ債権回収は、とにかく取り立てが高圧的で、場合によっては債務整理を行うのかという内容の話まで持っていきます。
こうして行う気がないのに、借金の踏み倒しをするようなイメージで対応されるので、かなり精神的に厳しさを感じてしまうでしょう。
どうしてもアストライ債権回収からの取り立てを回避したいと考えるなら、以下の対応を考えてみましょう。
1.先に返済日を連絡する
ビジネクストに対して、返済日が遅れてしまうことを連絡し、アストライ債権回収に連絡を入れられる前に返済日を告げておきます。
「この返済日にしっかり返しますので、アストライ債権回収には連絡しないでほしい」という感じで連絡を入れるのです。
この方法を使うと、場合によってはビジネクストがアストライ債権回収に連絡を入れて、取り立てを回避できます。
返済予定日が本来の日程から1週間程度遅れるくらいであれば、ビジネクストとしても借りている人を信頼し、取り立てに連絡を入れないで待ってくれることがあるのです。
2.返済予定日を相談して取り立てを避ける
返済予定日をビジネクストと相談します。
取り立てに連絡を入れないで、返済日を遅らせるにはどうすればいいのか、実際に会社と相談していくのです。
そして、提示されている返済日を確認して、その返済日までにお金を準備して返すという方法を取ります。
ビジネクストとしても、返済が遅れてしまうようなら先に相談してもらえば、いくらでも対処してくれるのです。
アストライ債権回収に連絡を入れるのは、返済予定日も告げてこないし、返済予定日になっても何も連絡さえ入れてこない人です。
返済のために困っているので、何か対応を協議したいということであれば、しっかりと対応してくれる会社です。
返済予定日をどれくらい延ばせるのか、会社側と相談を行ってください。返済日を有利になるように調整できればいいですが、かなり不利になる可能性もあるので気を付けてください。
3.他の会社からお金を借りて返済する
これはあまり行ってはいけない方法です。どうしても取り立てを避けたいと思っている方が最後の手段として活用します。
他の会社の審査を受けて、返済できる金額を調達します。返済できる金額さえ調達できれば、取り立ての前にお金を返せるのです。また、取り立ての連絡を受けた場合でも、すぐにお金を借りて返済する方法が使えます。
借りる会社としては、即日融資を可能にしている消費者金融や、ネットバンクで即日の振り込みに対応している銀行のカードローン、更にはクレジットカードのキャッシングなどを検討してください。
ただ、この方法は多重債務の引き起こす要因です。多重債務によって返済がかなり厳しくなる可能性がありますので、何度も利用しないようにしてください。また、多重債務は速やかに解消するように考えましょう。
4.弁護士などに相談
何をやっても返済できない、ビジネクストの取り立てが厳しくて本当につらいと考えるなら、弁護士に相談してください。
弁護士は取り立ての内容や現在の借金について確認し、最終的に債務整理などを行って取り立てを回避する方法を取ります。
現時点で返済ができると判断できるなら、残されているお金などを利用して早々に返済するように弁護士が話すかもしれません。
ただ、返済予定日を過ぎても返済ができず、借金を返せないと判断できるなら、債務整理によってとりあえずアストライ債権回収の連絡を止める方法を弁護士が提案します。
弁護士の提案を受け入れて、借金を整理する計画を提示できれば、今後一切の取り立ては行われません。
借りに取り立てが続くようであれば、また弁護士に相談しておくことで取り立ての対応を止めることが可能です。
弁護士への相談は、無料で行っている事務所もあります。まずは無料相談を受けて対応し、それから債務整理について考えてから、再び事務所に訪れるなどの対応を行ってください。
ビジネクストの取り立てが行われたら確認すべきこと
アストライ債権回収によって連絡を入れ、ビジネクストは取り立てを行っています。
この取り立ての対応は非常に厄介なものですが、もしかしたら相手の勘違いによって取り立てが実施されているからもしれません。
もし、取り立ての連絡が入ったのであれば、以下の項目を確認しておきましょう。
1.本当に返済しているのか確認する
まずは本当に返済しているのか、その履歴などを確認します。
基本的にビジネクストの返済は口座引き落としによって行われます。口座の引き落とし情報が正しく掲載されているか、銀行の通帳などで確認してください。
もし、銀行の通帳に返済している情報が書かれているのであれば、これはビジネクスト側が間違って取り立てを行っていると判断できます。
この場合には取り立ての連絡に対して返済を行っていると告げたうえで、ビジネクストにも連絡を入れて返済の確認を取ってもらいましょう。
正しく返済ができていたと確認できれば、取り立ての連絡は止まります。
2.返済できるお金があるのか確認する
返済が行われていなかった場合には、返済できるお金が現時点で残されているか確認してください。
返済ができると判断できるならば、早々に返済を行ってください。これ以上取り立ての電話を避けるためにも、そして高圧的な態度で取り立てを受けないためにも、絶対に返済を行ったほうがいいのです。
ただ、返済に必要なお金がなかったのであれば、返済を実施するためにお金を借りる、もしくはビジネクストに対して返済予定日を告げなければなりません。
お金がないという場合には、早めにビジネクスト側に連絡するか、返済のできるお金を調達しましょう。
それでも駄目なら以下の確認を行います。
3.弁護士の電話番号を確認する
これは債務整理などの対応をしている弁護士に対して連絡を入れ、早々に債務整理を考えるための方法です。
弁護士の中には、傷害事件などを中心に対応している事務所もあれば、金融関連の問題に対応している事務所もあります。
ここでは債務整理に強い弁護士事務所に連絡するため、電話番号の確認や無料相談のできるメールアドレス、更にはホームページの確認を行います。
取り立てを少しでも早く終わらせるためには、弁護士との相談を行い、最終的に債務整理という方法で返済する手法に切り替えます。
相談を行うための弁護士の連絡先、もしくは自分の会社と提携している弁護士の連絡先を確認しておきましょう。
ビジネクストの取り立ては本当に厳しいのでしっかりと対応
ビジネクストは、取り立てが他の会社に比べて圧倒的に厳しいため、事業者の方は気を付けてお金を借りなければなりません。
絶対に返済できないような借り入れ、もしくは無謀と思われる借入は避けてください。取り立ての連絡によって精神的な苦痛を受けることとなるでしょう。
もし返済ができないと思われたら、速やかに返済予定日をビジネクストに対して伝える、もしくは弁護士の力を借りるようにしてください。
取り立ての連絡を1日でも早く止められるようなら、安心して生活ができるでしょう。
期日さえ守れば良心的なビジネクスト!しっかりルールを守って利用しよう
ビジネクストは確かに取り立てが厳しいと評判ですが、ルールさえ守ればかなりお得に利用できるビジネスローンでもあります。
審査時には申込情報を機械処理するだけでなく、担当者が書類を一人一人チェックするなど、良くも悪くも情や熱意を尊重する街金業者のような性質をビジネクストは持っています。
取り立てがあまりに厳しいのは考え物ですが、そもそも返済期日を破るのは重大な契約違反でもあります。
ルールの範囲内でビジネクストをお得に利用しましょう!