アイフルへの返済はしっかり行わないと、遅延損害金の対象となります。
アイフルの遅延損害金は20%の金利が適用され、返済額が一気に高くなってしまいます。
金利を上昇させないためにも、毎月の返済はしっかり行いたいものです。
もし返済日を変更しなければならない、返済が間に合わないので少し送らせてほしいと思っている場合は、アイフル側に返済日の変更を要求しなければなりません。
この記事ではアイフルの返済日を変更する方法や、遅延した場合の対処法などについて紹介します。
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アイフルの返済の仕組みは2種類
アイフルの返済は2つの方法が採用されています。
この2つの方法は他の消費者金融等でも採用されている方法で、アイフルだけが独自に採用している方法ではありません。
まずはアイフルの返済について知っておきましょう。
アイフルの返済方法①:約定日を設けて返済する
返済方法の1つは約定日を作り、その約定日に支払いを行う方法です。
主に口座引き落としによって返済する方法で採用されています。この方法を利用する場合は、アイフル側が提示している約定日の中から、自分がいいと思っている日程を1つ選びます。
選択した約定日が返済期限となり、この日までに返済を行うように要求されます。
約定日を設定した場合、口座引き落としの場合は自動的に約定日に支払いが行われます。
つまり口座引き落としの場合は、約定日を決めてしまえばその日に引き落としが行われ、返済が完了しているというわけです。口座引き落としを選んだ場合は、約定日が基本的には設定されるものと考えてください。
一方でATM返済でも約定日を決める場合があります。
ATM返済の場合、約定日までに返済を行えば返済したと判断されます。しかし、アイフルでは10日前から返済を可能にしており、それ以前の返済は返済したと認めてくれません。
つまり約定日の11日前に返済しても、返済を行ったと判断されず、行った返済は月々の返済とは別に判断されてしまいます。
返済時の注意点として、口座引き落としの方法であれば問題はないのですが、ATM返済でお金を返す場合は返済10日前より後に返済を済ませる必要があります。
それよりも早く返済を行うと、アイフルに対して追加返済を行っているものと判断されてしまい、返済をもう1度行う問題が生まれてしまうのです。
アイフルの返済方法②:サイクルで返済日を決める方法
もう1つの方法はサイクルによって返済日が決められているものです。
サイクルによる返済方法の決定は、約定日の様に毎月この日に支払いを行ってくださいという指示がありません。
サイクル方式の場合は、返済日から次の返済までの期間が設定され、次の返済を行った場合はその返済日から次の返済日が決められる仕組みです。
例として10日に返済を行ったとします。アイフルに10日に返済を行った場合、次の返済期限は35日後に設定されます。
30日の月なら次の返済期限は翌月の15日、31日の場合は翌月の14日のように、返済日から35日後が次の返済期限です。
この返済期限を超えてしまった場合は遅延損害金を払わなければなりません。
サイクルの場合は、どのタイミングでも返済して構いません。
しかしサイクルによる返済期限の設定は、返済を行った日から35日後に返済期限が決められます。
返済を早く済ませようとして、次々と返済をしていると返済期限がかなり早く作られたり、給料日の前に返済期限が発生する場合もあります。
返済期限がいつに設定されるか、サイクル方式の場合はしっかり頭に入れておきましょう。
なお、この方法はATM返済で採用される傾向があり、口座引き落としではほぼ採用されていません。
アイフルの返済日はいつなのか
アイフルは約定日を設定させる場合、約定日は借りているユーザーが自由に設定できます。15日であれば15日に約定日を設定させると、毎月15日に返済日が設定されます。
一方で月末に返済日を設定させる方法もあります。
こちらの方法はアイフルが月末に約定日を決定し、借りているユーザーはその指示に従って口座引き落としの準備やATM返済を行います。
月末の場合は2月であれば28日か29日、それ以外の月は30日か31日が返済日として採用されています。
サイクル方式の場合は、まず借りた日から35日後が返済日として設定されます。次の返済日は最初の返済を行ってから35日後に設定され、更にその次の返済が終わったら35日後に返済期限が設定されるという仕組みです。
この方式を採用している人は、35日後が返済期限として設定されると頭に入れて、忘れないように気を付けておきましょう。
なお、土曜日や日曜日、祝日が絡んでいる場合は、アイフルが口座引き落としの場合はによって返済ができません。
その場合は翌営業日が返済日として設定されます。約定日を決める方法で返済を行っている人は、土日祝日が絡んだ場合は返済日が少しだけ遅くなると考えてください。
アイフルの返済日を変更する方法
アイフルでは返済日を変更できます。
現在の返済日では正直返済が難しいなと感じている人は、返済しやすい日程に変えてしまいましょう。
なおサイクル方式の場合は返済日を変更できないので注意してください。
返済日を変更したいと考える方は、アイフルのマイページに入ってください。
マイページに返済日の変更を行うページがありますので、そちらに入って返済日を変更してください。
なお、変更のタイミングによっては、当月の返済日が変更できない場合もあります。
その場合は当月だけは従来の返済日で支払い、翌月以降の返済は返済日を変更したタイミングで行いましょう。
スマホアプリでも返済日を変更できます。
スマホアプリはアイフルのマイページと同じ機能を持っていますので、スマホアプリでも変更可能です。
アイフルのアプリを使っていれば、外出先でも返済日の変更ができます。
他にはアイフルの店頭窓口でスタッフに相談する方法、電話によって返済日を変更してもらう方法があります。
この2つの方法はどちらも時間が決められている点に気を付けてください。
店頭窓口の場合はアイフルの有人店舗が営業している時間まで、電話の場合は18時までに連絡を入れなければ変更できません。
当月の返済日を変更希望することもできるのか
先ほども紹介しましたが、基本的にアイフルが返済日の変更を行う際、当月中に変更できないタイミングでは翌月に返済日が変更されます。
一見すると、アイフルは当月中の変更を認めていないように思われますが、実は当月中でも変更は可能です。
どうしても変更して返済日を変えてほしいと思った場合は、マイページによる変更ではなくアイフルの専用ダイヤルに連絡を入れてください。マイページからの変更では翌月の変更になるタイミングでも、当月中に変更されて返済日が延長されます。
この方法を使えば、どうしても返済日を引き延ばしたいと思っている方が返済日を変えられるメリットを持っています。
しかし、アイフルの専用ダイヤルでは、同時に遅延損害金が発生すると伝えられます。
遅延損害金というのは、返済日が1日でも遅れてしまった場合、金利20%に変更して利息を増やす方法です。
アイフルの専用ダイヤルに連絡を入れた場合、当月中に変更を希望している人は遅延損害金の対象となり、金利20%による利息を覚悟しなければなりません。
アイフルの専用ダイヤルでは、遅延損害金がどれくらい発生するのか、返済日を変更した際に問題が生じないのかなど、色々な相談も行えます。
また、返済がかなり厳しいと思っている人には、利息だけ先に支払うなどの対応も検討してくれるので、現時点の状態をアイフルのスタッフに伝えて、色々な判断を仰ぐといいでしょう。
情報の行き違いで延滞扱いされることもあるのか
マイページによる返済日の変更は、情報の行き違いが発生し、延滞扱いを受けるケースがあります。
マイページから変更しても、アイフルのスタッフが確認できなければ返済日は変更されません。従ってマイページの情報を変更されなかったために、延滞扱いを取られ遅延損害金を払うように連絡が入る場合もあります。
この場合は返済日を変更したと話をして、返済日の変更がしっかり行われているか電話で確認を取ってください。
もしかしたらアイフル側がしっかりと確認できていなかったため、返済日が変更されていないケースもあります。
この場合は延滞扱いが解除されて、返済日までに返済すれば問題ないと言われます。
また、電話による返済日変更を行った場合、マイページ上では返済日が変更されていないため、延滞扱いとして表示されています。
しかしアイフルのスタッフは情報を把握していますし、返済日の変更によって遅延損害金が発生しているのも理解しています。
電話で変更を行ったのに、マイページの情報が変わっていないという場合は、電話で伝えられたことを優先して行うようにしましょう。
マイページの情報は後々変更されます。
返済日を変更する際の注意点
返済日を変更したいという方は、しっかりと注意点を守って返済日を変えなければなりません。
返済日の変更は何度も行える方法でもありませんし、何回も続けていると信頼を失ってしまいます。
信頼されるための返済日変更をしっかり考えて行動していくのが望ましいでしょう。
返済日を何度も変更すると信頼がなくなる
返済日はマイページで変更できるのですが、アイフルのスタッフとしても何度も変更されるのはとても困ります。
毎回のように返済日を変更していると、アイフルのスタッフから連絡が入り、これ以上の変更は行わないようにお願いしますと通達されます。
この連絡が入った後にマイページでまた変更するような方法を取ると、信頼を失ってしまい強制的に解約される可能性があります。
アイフルとしては、信頼を第一にユーザーとの関係を維持しているのですが、マイページで返済日を何度も変更されると不信感を抱いてしまいます。
本来であれば毎月固定されている返済日で返済すればいいのに、何度も変更しているのはおかしいと思ってしまうのです。そのため電話によって連絡を入れて、返済日を変えないようにという忠告をしています。
守らなかった場合はどのような手段を取ってもいいとアイフル側は解釈し、最終的には契約の解除によって一括返済を求める場合もあります。
むやみに変更を繰り返すような方法は絶対に取らないようにして、安心できる借り入れをアイフルと共に行いましょう。
返済日を変更して1ヶ月に2度の返済が発生する場合も
これは当月中に返済日を変更した場合の注意点です。
返済日を変更した場合、場合によっては来月の頭に返済日を変える場合があります。
月末に返済日を予定していた人が支払えず、アイフルと電話で話し合いを行った結果、最終的に来月の頭までに返済するように設定される場合があります。
この場合は指定された日までに返済を行えば、遅延損害金は多少発生しますが返済自体はしっかりと行われた扱いになります。
ところが、返済日を毎月変更しているわけではなく、当月だけ返済日を変えてほしいと連絡を行った場合、翌月の月末にもう1度返済日がやってきます。
月の頭に返済しているのに、月の終わりにもまた返済という問題が生じて、お金の面でかなり苦労する可能性があります。
延滞の問題を何とかしたいために電話連絡を入れるのはいいことです。しかし、返済日を変更した場合はもう1回同じ月に返済日が作られている場合もあります。
その場合は返済がもう1度発生すると考えて、返済の準備をしっかり行いましょう。
返済遅延が起こると融資にも影響が及ぶ
返済日までに返済が間に合わなかった場合、多少の遅延を行ってもいいからアイフルの専用ダイヤルに連絡を入れて、返済日を変更してもらうように協議しておきましょう。
ただ、元々の返済日に返済ができなかったため、遅延損害金を支払ったというデータは残されてしまいます。
遅延損害金は、ただ金利20%という問題発生するだけではありません。実は遅延損害金を支払っているユーザーには、次の融資を断ってくる可能性があります。
現時点でアイフルからまだお金を借りられるほど限度額に余裕を持っていても、返済が遅れた場合は次の融資をすぐに行えません。
一定の期間が経過しないと、アイフルは貸し出しはできないと判断しているのです。
返済日を変更するために連絡を入れた場合でも、返済日が本来の予定よりも遅れてしまうのであれば、その後の借入にも注意したほうがいいでしょう。
なるべく当面は借りないようにして、返済をしっかり行って信頼回復を図りましょう。
マイページによる返済日変更は1日に何度も行わない
マイページによる返済日変更は、間違った場合に何度も訂正して変更が可能です。
しかし、何度もマイページで変更していると判断されれば、アイフル側が不審に思ってしまうでしょう。マイページで変更したいと考える方は、1日に1回だけ変更するようにして、本当に返済日を変えてもいいのか1度考えておきましょう。
返済日を変更した後は、当面返済日の変更は難しく、何度も返済日を変える行為は先ほども説明した通り信頼がなくなります。
マイページは簡単に変更できるメリットを持っていますが、逆に返済日を変更しやすいためにミスが生じやすいのです。
しっかりした確認と、本当に返済日を変えてもいいのかじっくり考えて行動しましょう。
アイフルの返済日は自分で変えて対応しよう
アイフルの返済日は約定日とサイクル方式が採用されています。
多くの方は約定日を使った方法を採用しているので、まずは約定日をどこに設定すれば安心できるのかしっかりと考えておきましょう。返済しやすいように給料日の後に約定日が入るよう心がけてください。
当月中でもアイフルの返済日は変更できます。ただ、アイフルの返済日を当月中に変えた場合、遅延損害金の対象であれば遅延損害金は払わなければなりません。
また遅延損害金を払った時点で延滞したという履歴が残るので、その後の借入にも影響が及んでいる点に気を付けておきましょう。
アイフルは専用ダイヤルで返済日を変更したほうが安心できます。
どうしても急な変更が生じた場合は、マイページではなく電話で返済日を変えてください。返済日の相談や適切な対応も説明してくれます。