じぶん銀行カードローンは、一般的な借り入れだけでなく、借り換えとしても利用することができます。
したがって消費者金融の借金などがある場合は、じぶん銀行カードローンの借り換えコースを上手に利用することによって、大幅に利息を減らせることも可能です。
今回はじぶん銀行カードローンの借り換えについて、メリットとデメリットを徹底的に解説します。さらにじぶん銀行カードローンで借り換えをした人の口コミを紹介しますので参考にしてみて下さい。
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じぶん銀行カードローンの借り換えスペック
金利 | 1.7%~12.5%(年率) |
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申込み条件 |
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限度額 | 100万円以上800万円以内(10万円単位) |
利用用途 | 複数のローンを一本化 |
利用期間 | 1年(原則として、審査のうえ自動更新) |
担保・保証人・保証料 | 不要 |
保証会社 | アコム株式会社 |
返済方式 | 残高スライド元利定額リボルビング方式 |
じぶん銀行カードローンで借り換えするメリット
消費者金融と比べて金利が低い
じぶん銀行のカードローンの借り換えコースの金利は下記の通りです。
借り換え額 | 適用金利 |
---|---|
710万円~800万円 | 年1.7%~3.0% |
610万円~700万円 | 年3.0%~4.0% |
510万円~600万円 | 年4.0%~4.5% |
410万円~500万円 | 年4.5%~5.5% |
310万円~400万円 | 年5.5%~6.5% |
210万円~300万円 | 年6.5%~8.5% |
110万円~200万円 | 年8.5%~12.5% |
100万円 | 年12.5% |
このようにじぶん銀行カードローン借り換えコースの金利は、借り換え額が大きければ大きいほど低くなる傾向です。万が一借り換えコースの審査に落ちたとしても誰でもコースの金利が適用されます。誰でもコースの金利は下記の通りです。
借り換え額 | 適用金利 |
---|---|
710万円~800万円 | 年2.1%~3.4% |
610万円~700万円 | 年3.4%~4.4% |
510万円~600万円 | 年4.4%~4.9% |
410万円~500万円 | 年4.9%~5.9% |
310万円~400万円 | 年5.9%~6.9% |
210万円~300万円 | 年6.9%~8.9% |
110万円~200万円 | 年8.9%~12.9% |
10万円~100万円 | 年12.9%~17.4% |
誰でもコースの金利は借り換えコースの金利よりも若干高めですが、それでも他のカードローンに比べて低金利であるといえるでしょう。
他の銀行カードローンと金利を比較
じぶん銀行カードローン「au限定割借り換えコース」と他社の銀行カードローンの金利を比較します。
銀行の種類 | カードローン名 | 金利 |
---|---|---|
ネット銀行 | じぶん銀行カードローン「au限定割借り換えコース」 | 1.7~12.5% |
楽天銀行カードローン「スーパーローン」 | 1.9~14.5% | |
住信SBIネット銀行カードローン「ミスターカードローン」 | 0.99~14.79% | |
ジャパンネット銀行カードローン「ネットキャッシング」 | 2.5~18.0% | |
オリックス銀行カードローン | 1.7~17.8% | |
ソニー銀行カードローン | 2.5~13.8% | |
都市銀行 | みずほ銀行カードローン | 2.0~14.0% |
三井住友銀行カードローン | 4.0~14.5% | |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8~14.6% | |
りそな銀行カードローン「プレミアムカードローン」 | 3.5~12.475% | |
流通系銀行 | イオン銀行カードローン | 3.8~13.8% |
セブン銀行カードローン | 14.0~15.0% | |
地方銀行 | 千葉銀行カードローン | 1.7~14.8% |
スルガ銀行カードローン「リザードプラン」 | 3.9~14.9% | |
静岡銀行カードローン「セレカ」 | 4.0~14.5% | |
横浜銀行カードローン | 1.9~14.6% |
auユーザーは更に金利引き下げ
じぶん銀行の借り換えコースは、auユーザーであれば最大年0.5%の金利の優遇があります。
他にもauユーザーならスマホで簡単に書類提出でき来店も口座開設も不要なので、手続きをスピーディーに行うことができます。
申込フォームはauユーザー専用のものを使うので、入力も簡単です。さらに、新規口座開設の方限定で、引き落とし先をじぶん銀行に変えれば、2年間最大で4800WALLETポイントがもらえるチャンスがあります。
借入や返済は、提携ATMであれば手数料0円で利用することができます。提携ATMは全国のコンビニなので24時間365日利用可能です。
利用回数は無制限で、1000円単位で借入や返済ができるので、思い立った時にすぐに借入や返済ができます。
このようにauユーザーになれば、さまざまな特典があるので、auユーザーでない方は、auユーザーになってから申し込むことが申し込む際のポイントです。
銀行カードローンだから総量規制の対象外
総量規制とは貸金業法のルールで、年収の3分の1を超えた貸付はしてはいけないということになっています。したがって年収が300万円の方は、総量規制によって100万円までしか借りることができないのです。
ということは、年収300万円の人が総額で100万円以上の借金がある場合、おまとめローンを利用することができないのでしょうか。
実は総量規制の対象になるカードローンと対象にならないカードローンがあります。総量規制の対象になるカードローンは、消費者金融からの借入や信販会社からの借入などです。
クレジットカード会社からの借入も総量規制に当てはまりますが、それはキャッシング枠のみでショッピング枠は含まれません。
一方、総量規制の対象にならないカードローンは、銀行系のカードローンです。
なぜ銀行系のカードローンが総量規制にならないのかというと、銀行系のカードローンは「銀行法」が適用されるからです。
したがって年収の1/3以上借り入れできるから、すでに年収の1/3近く借金がある人にも銀行カードローンはおすすめです。
適用される法律の違いによって限度額に差があることを理解しておくのがいいでしょう。
2018年から銀行カードローンの自主規制が強まる
銀行カードローンは総量規制の対象外なので、お金を借りる際の規制がありません。
しかしこのことが原因で、銀行系のカードローンを利用している人の中に多重債務者が増加してしまいました。
その為2018年から銀行カードローンの自主規制が強まっている傾向です。
具体的には総量規制と同じように借入目安を年収の3分の1程度にしたり、以前は一定金額まで不要だった収入証明書などの各種書類が必須書類になっていたりしています。
さらに従来よりも貸付金額の上限には厳しくなったので、借入金額が大きくなりすぎると審査に落ちる可能性がでてきました。
なぜ銀行カードローンがここまで自主規制を強めたのかというと、銀行カードローンは銀行にとっても大切な融資商品だからです。
多重債務者が増えこのまま問題が大きくなってしまうと、消費者金融の総量規制のように規制が強化される恐れがあります。
そうなると銀行にとっても不利益が生じてしまうので、規制が強化される前に自主規制を行っているのです。
じぶん銀行カードローンで借り換えするデメリット
消費者金融より審査基準が厳しい
じぶん銀行カードローンで借り換えするデメリットの一つに、消費者金融より審査基準が厳しいという点が挙げられます。
銀行カードローンは消費者金融より審査基準は厳しく設定されているところが多いです。なぜなら銀行カードローンは金利が低めに設定されている分、返済リスクの高い顧客には融資を行えないという特徴があるからです。
したがって過去に返済の延滞などがあると、審査に通らない可能性もあるので注意しましょう。
銀行カードローンの審査に通るコツで一番重要なのは、安定収入があることです。安定収入がない場合は定職についてから申し込むのがいいでしょう。
他にも申し込む前に他社の借入金額を減らしたり他社での返済を期日通りに返済したりするようにしましょう。
また短期間にたくさん申し込まないことも大切です。1ヶ月に申し込む件数は2社程度までにしましょう。
即日融資には対応していない
以前はじぶん銀行カードローンで即日融資も可能でしたが、2018年から銀行カードローンの審査が厳しくなったことによって、即日融資に対応しなくなってしまいました。
したがって審査には1週間程度かかってしまうこともあるので、一刻も早く借り換えしたい人にとっては不向きであるといえます。
じぶん銀行のカードローンで早く借りるための条件としては、以下の4点があります。
- じぶん銀行の円普通預金口座を持っていること
- ダイレクトバンキングからカードローンの申込みを行うこと
- 月曜~水曜の平日に申し込むこと
- 契約完了後に振込融資で借りること
土日に申し込みを行うと勤務先への在籍確認が遅れてしまい、さらに審査の時間がかかってしまうので注意しましょう。
審査結果は、登録したEメールアドレス宛に送られてくるようです。
2018年からはじぶん銀行カードローンに限らずどの銀行カードローンでも即日融資ができないということを念頭に入れておくのがいいでしょう。