常陽銀行カードローン

常陽銀行にはおまとめローンがない!カードローンのおまとめ利用は可能?

複数の消費者金融などから借金をして返済に困っているという人が少なくありません。

一般に「多重債務」といわれる状態で、借金の総額よりも月々の返済が問題となっているケースが多いのが特徴です。

こういった悩みは「おまとめローン」を利用することで解決できる可能性があります。借金を一本化することで、毎月の返済を無理のない範囲に納めることができるからです。

この記事では、常陽銀行でローンを一本化する方法や、その他のおまとめローンなどについて詳しく解説していきます。

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常陽銀行に「おまとめローン」という商品はない

カードローンにもさまざまな種類がありますが、金利が低いなどの理由で銀行系のカードローンが人気です。

常陽銀行は9兆円以上の資産を持つ代表的な地方銀行のひとつとして知られており、茨城県が拠点です。

銀行としての規模が大きいだけでなく、さまざまな種類のローンを積極的に展開していることも特徴のひとつです。

女性のためのフリーローン「フリーパレット」など、顧客のニーズを先取りした新しい商品を意欲的にリリースしています。

しかし、残念ながら「おまとめローン」という名前の商品は提供していません。

そもそもおまとめローンとは?

「おまとめローン」とは、法律などで定められた正式な金融用語ではありません。

しかし、「複数の借入先からの借金を一本化するローン」を指す言葉として一般に普及しています。

「おまとめローン」という名前の商品をリリースしている会社も数多くあるほどです。

しかし、内容については会社によって多少異なる場合があるため、確認することが必要です。

逆に、「おまとめローン」という名称でなくても借金の一本化に利用することが可能な商品もあります。

常陽銀行カードローンの基本情報

常陽銀行カードローン「キャッシュピット」は、「3つの0円」が特徴のカードローンです。

入会金や年会費が0円であるだけでなく、ATMも手数料0円で利用することができます。

常陽銀行ATMはもちろん、コンビニATMでも手数料無料でカードの利用が可能です。

対象となるコンビニATMは、E-net(イーネット)ATM、セブン銀行ATM、ローソンATMです。

この三つの大手コンビニATMを網羅しているカードは意外と少ないため、非常に使い勝手の良いカードといえます。

利用限度額は1万円から800万円までと非常に幅広いことも特徴です。

借入金利は限度額によって異なります。

【基準金利】
1万円以上100万円未満 年14.8%
100万円以上200万円以下 年12.0%
200万円超300万円以下 年9.8%
300万円超400万円以下 年8.8%
400万円超500万円以下 年7.8%
500万円超600万円以下 年5.5%
600万円超700万円以下 年4.5%
600万円超800万円未満 年3.5%
800万円 年2.5%

申込から契約までWEB完結で手続きできる!

常陽銀行カードローン「キャッシュピット」では、「インターネットかんたん申し込み」のサービスが用意されています。

パソコンなどで必要事項を入力するだけで申し込みが可能です。

審査結果については電話で通知されます。無事審査が通れば、契約書を記入してローン契約を結ぶことになりますが、ローン契約書もインターネット上でダウンロードすることが可能です。

正式審査承認後に、1~2営業日でカードが送付されます。急ぎの場合、常陽銀行の口座を持っていれば最短即日で振込みをしてもらうこともできます。

銀行カードローンの審査難易度は厳しい!その理由は?

銀行での審査は、消費者金融などよりも審査が厳しくなる傾向にあります。年収や勤続年数、勤務先などが詳細に審査されるためです。

また、他社での借り入れや利用状況についても審査されるため、返済能力に少しでも不安がある場合は融資を許可しないことが少なくありません。

他社で契約しているカードローンの限度額や、借入残高が高い場合は注意が必要です。

また、短期間に複数のカードローンに申し込みをした場合も、履歴が残るため審査が不利になります。

低金利のカードローンほど審査は難しい

カードローンなどの利息は、「利用料」や「手数料」とは全く性質が異なることに注意が必要です。

これは一般に「リスクプレミア」と呼ばれるもので、簡単にいえば「貸し倒れリスクの対価」です。

つまり、返済能力が低い人は貸し倒れになる可能性も高まるため、金利が高くなるということです。

逆に、金利を低く設定するのであれば、収入が高く安定しているような貸し倒れリスクの低い人を選んで貸す必要があるということになります。

そのため、低金利になるほど審査が厳しくなるのです。

2018年以降銀行カードローンの審査基準は更に高くなる!

銀行の融資は「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」に照会するなどの厳しい審査を伴います。

それに加えて、2018年1月からは融資の審査の際に「警視庁」のデータベースに照会することが義務付けられました。反社会勢力への融資などを防ぐためです。

それだけでなく、前科なども審査の際に問われることが想定されます。

また、近親者などが「貸付自粛」を申し立てることができるという制度も施行されます。

家族内などで借金トラブルを起こした場合、カードローンなどの利用ができなくなる可能性が高くなりました。

常陽フリーローンならおまとめ利用できる!

「常陽フリーローン」は「使いみち自由」のローンです。

金利は「変動金利」タイプで、年利3.975%から年利4.975%(2018年8月1日現在)と非常に低いことが特徴です。

融資金額は最大500万円と非常に余裕のある設定となっています。

また、返済期間は最長10年に設定されているため、無理なく計画的に返済していくことが可能です。

「他の借り入れや分割払い」を一括でまとめることも使途に明記されており、おまとめローンとして使うのに非常に優れた商品といえます。

契約には本人確認書類のほか、申し込み金額が50万円を超える場合は源泉徴収票など年収確認書類が必要となります。

また、返済用預金口座の届出印鑑のほか、見積書など使いみちを確認できる書類を提出します。

借換えやおまとめの場合は、対象ローンの返済予定表や返済履行状況の確認書類も必要です。

「フリーローン」は「カードローン」と違って契約の際に使途を明確にしておくことが必要になるため、あらかじめ書類などを準備しておくことが求められます。

おまとめ利用をすれば返済額が最大3分の1に減少!

現在「60万円(年利17.0%)」の借金を「3社」でしていた場合、毎月の返済額は「16,000円」×「3社」で「48,000」となります。

これを常陽銀行で「180万円(年利3.975%)」「10年払い」という条件でまとめると、毎月の返済額は「18,202円」となり、3分の1近くまで減らすことが可能になります。

必ずしも年利3.975%が適用されるわけではありませんが、最大の年利4.975%の場合でも毎月「19,069円」となり、大幅に毎月の支払い額が減少します。

ボーナス月返済で利息がよりお得に!

「常陽フリーローン」は、「毎月返済」及び「毎月返済とボーナス月増額返済」の二種類を選ぶことができます。

ボーナス月増額返済は借入総額50%以内となっています。

なお、ボーナス月増額返済は「6月・12月」「1月・7月」「2月・8月」という3パターンから都合の良い方法を選択することが可能です。

返済の方法は「元利均等返済」となり、毎月「元金+利息」を返済する一般的な方法です。

これは毎月定額で返済できるというメリットがある一方、当初は元金部分がなかなか減らないというデメリットもあります。

そのため、ボーナス月での返済を併用しできるだけ短期間で返済した方が利息部分の総支払額が少なくて済みます。

また、繰上げ返済によって元金部分を減らしていくのも有効な方法です。

銀行ローンのおまとめ利用は難しい!消費者金融おまとめローンがおすすめ

このように、銀行ローンは金利が低いため、毎月の支払い金額や支払い総額を大幅に圧縮できるというメリットがあります。

しかし、その分審査は厳しくなり、誰でも利用できるというわけではないことに注意が必要です。

特に「常陽フリーローン」は「一括おまとめ」と明記しているにもかかわらず「貸金専業借り入れは除く」という但し書きがあるため、かなり審査のハードルは高いと考えておく必要があります。

自信がない場合は、はじめから消費者金融を利用した方がスムーズに一本化が可能です。

また、消費者金融の多くが「おまとめ専用」を謳っているため、借入の使途ではじかれる心配もありません。

消費者金融おまとめローンを使った結果をシミュレーション

おまとめローンで借入金を一本化すれば、毎月の返済額を減らすことが可能です。

実際にどれくらい減らせるのかをシミュレーションすると以下のようになります。

現実によくある事例ですが、3社にまたがってさまざまな条件で借りているケースです。

例えば、「金融A社に30万円(年利18.0%)」「金融B社に60万円(年利17.0%)」「金融C社に90万円(年利16.0%)」とします。

すると、一般的な計算では毎月返済額が「A社11,000円」「B社16,000円」「C社23,000円」となり、3社合計が「50,000円」です。

「3社の総額180万円」を「年利15.0%・7年3ヶ月」の条件で一本化すると、「34,000円」が毎月の返済額です。差額は「16,000円」で、もちろんこの分が少なくなります。

以上のシミュレーションで明らかなように、おまとめローンを利用することで毎月の返済はかなり楽になります。

そのため、自転車操業のように新たな借入先を増やしてしまう危険もなくなり、安心して返済をしていくことができます。完済までの資金計画も立てやすくなり、生活を立て直しやすくなります。

また、多重債務者は高い利息のカードローンを複数利用していることが多いため、なかなか借金が減らずに苦しんでいる人が少なくありません。

おまとめローンには、借金を低金利で一本化できるというメリットがあります。

利息部分を大幅に圧縮することができるため、総支払額もかなり抑えることが可能になります。

人気の消費者金融おまとめローンランキング!

ここまで常陽銀行カードローンのおまとめ利用について紹介しましたが、銀行カードローンは総じて審査が厳しいのが難点です。

一方、消費者金融が提供しているおまとめローンは借りやすさに定評があるので、審査が不安な方はこちらを使うのがおすすめですよ!

ここからは、おすすめの消費者金融おまとめローンをランキング形式で紹介していきます!

1位 アイフル「おまとめMAX」

貸付利率 3.0%~17.5%
貸付金額  1万円~800万円
返済期間 最長10年
返済方式 元利定額返済方式
担保・保証人 不要

「おまとめMAX」は、代表的な消費者金融のひとつ「アイフル」が提供しているおまとめローンです。

銀行系のローンよりも審査が通りやすく、消費者金融での借入金でも一本化することが可能です。

ある意味では他社での借入が前提となっており、審査基準も新規のカードローンとは異なります。

年収などの条件を満たしていれば、高い確率で審査を通過することが可能です。

融資限度額は500万円と余裕のある設定で、高額利用者にも向いている商品です。

2位 プロミス「おまとめローン」

貸付利率  6.3%~17.8%
貸付金額 300万円まで
返済方式 元利定額返済方式
担保・保証人 不要

大手消費者金融「プロミス」でもおまとめローンが用意されています。

商品名も「おまとめローン」と非常にストレートで、多重債務で困っている人には非常にメリットの多い商品です。

アイフル同様に審査はさほど厳しくないため、銀行系ローンが無理な人でも審査が通る可能性があります。

限度額は300万円ですが、利息が年利6.3%から年利17.8%と広めに設定されています。

現在の借入総額が300万円近い人の場合は、かなり低めの金利で一本化できる可能性があります。

3位 ノーローン「かりかエール」

実質年率 12.0%~18.0%
審査時間 最短20分
限度額 400万円
申し込み方法
  • ネット申し込み
  • 電話申し込み
  • 郵送
  • 来店申し込み

CMなどでもおなじみの「ノーローン」は、「かりかエール」というおまとめローンを提供しています。

利息は年利12.0%から18.0%、借入限度額は400万円となっています。

高額の借入でもあまり金利が下がらないというデメリットがありますが、それ以外では標準的なおまとめローンといえます。

現在ノーローンを利用している人がおまとめローンを検討しているのであれば、スムーズな移行が期待できます。

どのおまとめローンを使うか迷った方へ!おすすめの相談先

このように、一口に「おまとめローン」といっても、銀行フリーローンや消費者金融などさまざまな種類のローンがあります。

それぞれに特徴があるため、自分が利用しやすい商品を見つけることが大切です。

具体的なアドバイスが欲しい場合は、直接金融機関に出向いて話を聞くことがおすすめです。

しかし、多重債務が深刻な場合は公的機関などの第三者に相談してみることも必要です。

また、どうしても返済できない場合は弁護士や司法書士など、債務整理の専門家に相談してみましょう。

消費生活センター多重債務相談窓口

「独立行政法人国民生活センター」は全国各地で「消費生活センター」を運営しています。

センターに設けられた「多重債務相談窓口」では多重債務者の抱えるさまざまな悩みに対してカウンセリングが行われています。

返済状況が逼迫している場合は、まず相談にいくことが大切です。

多重債務者に向けた特別窓口が設置されていますが、設置されていない消費者センターでも通常の窓口で相談を受け付けているので安心です。

日本クレジットカウンセリング協会

「公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)」は、クレジットカードやカードローンで多額の借金を抱えていたり、多重債務で悩んでいる人たちを対象にカウンセリングを行っている機関です。

電話相談(多重債務ほっとらいん)やカウンセリングは無料で受け付けており、公正・中立なアドバイスをもらうことができます。

任意整理や家計管理など、債務を見直して生活を立て直すサポートも無料で提供しています。

日本貸金業協会

「日本貸金業協会」はいわゆる業界団体で、消費者金融などの貸金業者が加入する認可法人です。

唯一の自主規制機関でもありますが、利用者のサポートも行っています。窓口では専門の相談員が待機しており、多重債務など借金問題に関する相談を無料で行っています。

また「生活再建支援カウンセリング」も行っているため、借金問題が深刻な場合は早めに相談してみることをおすすめします。