関西アーバン銀行カードローン

関西アーバン銀行カードローンの審査に落ちるたった2つの理由と落ちた時の対処法

関西アーバン銀行は大阪に本店を置く第二地銀です。無担保・用途自由のカードローン「アーバンカードローン」が低金利で人気を集めています。

全国に店舗があるので、旅行先・転勤先でお金を借りたい時も安心して利用することができますよ。

今回は、関西アーバン銀行のカードローン審査に落ちる人の特徴と、落ちた時の対処法をわかりやすく解説していきます!

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関西アーバン銀行のカードローン審査に落ちる理由

お客様のことを第一に考えた地域密着型の銀行なので、お金がない方でも審査に通る例は多いです。

実際、「自分なんて絶対に通らないと思っていましたが、関西アーバン銀行はお金を貸してくれました!」という声をいただいています。

ただ、確かに審査に通過した方は収入や職種もバラバラなのですが、審査に落ちた人のデータをよく見ると、共通する傾向があるのがわかります。

そこで今回は、関西アーバン銀行のカードローン審査に落ちた人が共通する、2つの特徴を紹介していきます。

①返済能力に不安がある

審査に落ちる最も多い理由が、「返済能力に不安がある」と見なされたことです。

確かにスルガ銀行カードローンはお金がない人に向けて提供されています。しかし、貸したお金は利息込みで返してもらえないと金融機関は潰れてしまいます。

貸金業をビジネスとしてやっている以上、最低限の収入がない申込者には融資できないのです。

どれくらいの年収が必要か、スルガ銀行は公表していませんが、審査に通るには最低でも200万円前後は欲しいものです。

審査が厳しいのは申込者を守るためでもある

2000年代半ばまでは、審査で収入を厳しくチェックすることはありませんでした。実際、プロミスなどの大手消費者金融は審査通過率が80%前後もあったのです。

なぜ収入を厳しくチェックしなかったかというと、「融資したら厳しい取り立てをしてでも回収する。それで他から更に借金するようになっても自己責任」という考えが業者にあったからです。

ただ、サラ金業者の過剰な貸付に苦しみ、自殺をする人が後を絶たず、国が規制をするようになったのです。

基本的にカードローンは困っている人のものですが、「ここでお金を貸したら、将来的にマイナスになる」と判断されれば審査に落ちます。関西アーバン銀行がカードローン審査に落とすのは、利用者のためを思ってでもあるのです。

重要なのは収入と返済のバランス

審査で収入は重要視されますが、単に年収400万円の人より500万円のほうが通りやすいというわけではありません。

審査で最も重要なのは「返済能力」。つまり返済額と収入のバランスです。

いくらお金の使い方を計画していても、急な出費はあるものです。この時、返済額の収入に対する割合が低ければ、お金を他に使っても余裕で返済をすることができます。

逆に高収入の人でも高額融資を希望すれば、収入に対する返済割合が大きくなるので審査に落ちる可能性は増えます。

スルガ銀行カードローンは10万円から融資を受け付けているので、特にフリーターの方などは借り入れ額を10万円に抑えて、他のところで節約をするという方法がおすすめです。

②信用情報にキズがついている

収入と同じくらい重要なのが、信用情報です。

信用情報とは借金・債務整理の有無や各種ローン・クレジットカードの利用延滞の有無などが登録されている情報履歴のことで、信用情報機関に保管されています。

キャッシング業者は審査時に信用情報を開示してもらい、参考にすることができるのです。

収入や職種を見れば、申込者の返済能力がわかります。ただ、この人が常習的に借金をしている人か、期限をしっかり守る人かといったところまでは確認できません。

十分な収入がある人でも、信用情報にキズがあれば関西アーバン銀行の審査には落ちてしまいます。

「信用情報にキズがある」とはどんな状況を指す?

信用情報にキズがあるというのは、信用情報機関に以下のような情報が記録されている状態を指します。

  • 過去の借金・債務整理
  • 各種ローン・クレジットカード・携帯料金の支払い延滞
  • 現在借りているローンの件数・金額
  • 現在申し込み中のローンの数
  • 直近のローン審査落ち

特に借金と支払い延滞は信用情報の評価を著しく下げるため、記録されている状態を「金融ブラック」などと呼びます。

登録には期限があり、それを過ぎると事故情報は削除されます。削除までの期限は事故の内容によって異なります。軽い延滞なら半年~1年で過ぎますが、債務整理は5~10年は待たないと削除されません。

一般の方も自分の信用情報を開示してチェックすることはできます。手数料がかかりますがネットから見ることもできるので、余裕があれば確認しておきましょう。

信用情報にキズがあっても審査に通ることがある

信用情報にキズがついたら、クリーンになるまで待つのがおすすめです。

ただ、キズが付いているからと言って必ずしもカードローン審査に通るわけではありません。特に規模の小さなサラ金業者などは過去に延滞・借金がある方でも審査に通すことがあります。

ただ、関西アーバン銀行などの銀行系は信用情報をより厳しく見る傾向があります。キズがあるけどお金に困っているという方は、こちらで紹介しているようなキャッシング業者をおすすめします。

関西アーバン銀行は2019年に近畿大阪銀行と統合!カードローン審査は厳しくなる?

関西アーバン銀行は、同じく大阪の地方銀行である近畿大阪銀行と2019年に統合することが発表されました。
ここで気になるのが、カードローン審査がどう変わるかです。

現在のアーバンカードローンの実質的な審査は、保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)が担当しています。関西アーバン銀行がSMBCグループに所属しているからです。

対して、近畿大阪銀行はりそな銀行グループに所属しており、提供するカードローンの審査も、りそなカード株式会社という子会社が担っています。

プロミスが消費者金融なのに対し、りそなカードは銀行カードローンなのでより審査は厳しいです。統合後のカードローン審査をりそなカードが担うことになれば、今より審査は厳しくなるでしょう。

その他にも、関西アーバン銀行「アーバンカードローン」と近畿大阪銀行「近畿大阪クイックカードローン」には、以下のような違いがあります。

アーバンカードローン 近畿大阪クイックカードローン
金利 3.9%~14.9% 9.0%~12.475%
限度額 800万円 200万円(プレミアムカードローンは800万円)
返済日 毎月10日 毎月5日

統合後、両者のスペックの間を取ったカードローンが新しく提供されるのか、どちらかが吸収される形になるのか、あるいは全く新しいサービスが生まれるのかまだわかりません。

これから申込を検討している方は、統合の進捗もチェックしておくとよいでしょう。

関西アーバン銀行の審査に落ちた人におすすめな2つの方法

担保付のローンを借りる

十分な収入がある方なら、希望額を10万円に抑えておけば審査に通る確率は高いです。

もともとカードローンは生活費などの少額融資向けの商品なので、高額借り入れには向いていません。どうしても希望額を低くできず審査に落ちたという方は、違う種類のローン申込を検討しましょう。

例えば関西アーバン銀行は、カードローンの他にも以下のローン商品を提供しています。
・マイカーローン
・住宅ローン
・教育ローン
・リフォームローン
・アパートリフォームローン
・オーナーローン
これらは目的が限られている分、用途がピッタリ合っていると審査に通りやすいです。

また、車や家などの高額な担保を付けるので、収入が低くても業者は安心してお金を貸すことができます。

用途が限られていない担保付ローンには、質屋も含まれます。

質屋は持参した品物を査定してもらい、金額に応じて融資を受ける方法です。品物が担保となりますが、期限内に完済できれば手元に戻ってきます。

金利はカードローンよりずっと高いですが(上限金利:年109%)、確実にお金を借りたい方にはおすすめです。

消費者金融のカードローンに申し込む

2018年に関西アーバン銀行を含む全ての銀行カードローンの審査システムが改訂されました。

これによって、銀行カードローンの審査基準はより厳しくなったのです。

ただ、消費者金融カードローンは2018年以降も審査基準は変わらず、銀行よりも審査に通りやすくなっています。

金利が平均年18%~と、関西アーバン銀行に比べると高めですが、無利息期間サービスが付いているのでむしろお得に利用できるケースも多いです。

プロミスやアコムはTVCMも多く流れているので何となく審査が難しそうなイメージがありますが、関西アーバン銀行に比べるとずっと甘いです。

大手消費者金融はメガバンクのグループ企業なので安心して借りられるのも大きな魅力ですよ!

一度審査に落ちるとなかなか通らない!1社目のカードローンをしっかり選ぼう

ここまで関西アーバン銀行カードローンの審査について解説しました。銀行カードローンの中だと平均的な審査難易度ですが、消費者金融に比べると審査は厳しいです。

金利が低いので「ダメ元で受けたい」という方もいるかも知れませんが、審査落ち情報も信用情報機関に登録され、次のカードローン審査に影響します。

短期間で何度も審査に落ちると、通るはずの消費者金融の審査にも通らなくなっていきます。

初めてカードローン審査を受ける方は何よりまず通ることを意識しましょう。