SMBCモビットと契約を行っている方も、他のキャッシングサービスが気になり、モビットを解約したいと感じることもあるでしょう。
そうした時に気を付けたいのが、SMBCモビットの解約方法です。解約の方法を間違ってしまうと、引き続き契約が更新され続けてしまいます。
この記事では、SMBCモビットと契約を行っている方が、解約までの手続きを行う方法の他、解約しないで放置しているとどうなるのかについても説明します。
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SMBCモビットの解約方法は電話連絡のみ!完済後も契約は続くので注意
三井住友銀行が提携しているモビットですが、同じSMBCグループのプロミスのように有人店舗を設けているわけではありません。
そのため、SMBCモビットを解約したいと考えている方は、電話によってモビットを解約したいと告げなければならないのです。
つまり、解約を希望している方は電話を入れない限りは解約ができないと考えてください。
SMBCモビットは、借入残高が残されている状態では、常に自動更新を行います。契約は自動的に更新されて、完済するまでは契約が残されるということです。
借入残高が無くなったとしても、解約は任意でおこなうので、解約を希望しなければ契約は終わりません。
必要であれば、自分で契約を更新しないことを告げて、解約を依頼しなければならないのです。
なお、電話以外での方法では、SMBCモビットは解約を行えません。必ず電話からお願いするようにしましょう。
SMBCモビットのコールセンターについて
解約時に利用できるコールセンターについては以下の通りです。
電話番号 | 受付可能時間 |
---|---|
0120-24-7217 | 9:00~21:00 |
自動音声案内の電話サービスも24時間提供していますが、こちらは残高照会と振込手続きしかできないので誤ってかけないようにしましょう。
SMBCモビットを解約する条件・手順は?
解約は電話で行えますが、解約するための手順をしっかりと確認しなければ、間違った方法で契約を解除してしまいます。
間違った方法を使わないためにも、まずは解約を行うための手順についてしっかりと確認しましょう。
ちなみに、SMBCモビットの解約の流れは以下の通りです。
- 借入残高を0にする
- コールセンターに電話する
- ※契約書を返送する
- ローンカードを処分する
1.借入残高を0にして完済した状態を作る
現時点でSMBCモビットから借りているお金が残されているなら、まずは借入残高を0にして、完済している状態を作ります。
完済できていない状態では、SMBCモビットは解約できません。理由としては、お金を借りている状態では解約できないように、利用規約に記載されているためです。
現時点でどれくらいの金額を借りているのかをチェックして、必要であれば完済してください。
完済ができないと判断されている場合は、解約までもう少し待ったほうがいいでしょう。解約できるほど返済が進み、0円にできる状態を作れたのであれば、完済を行って次のステップに進みましょう。
2.コールセンターに電話を入れて解約を伝える
SMBCモビットは、コールセンターであらゆる相談を受け付けています。コールセンターへの連絡はフリーダイヤルですので、料金はかかりません。
ここで解約をしたいことを告げてください。解約を行う場合には、個人情報の確認が行われて、解約の理由についても聞かれます。
解約の理由は適当に作ってもいいですが、もう借りることがないなどと告げておけば、ほぼ間違いなく解約は可能です。
この時点で残高が残っている場合は、解約前に返済を行ってくださいと言われます。先に完済を行うように気を付けてから、コールセンターに連絡を入れてください。
3.必要であれば契約書の返送を行う
契約書は、必要であれば返さなければなりませんが、SMBCモビットは契約書を送付していることはほぼありませんので、大半の人はこの手続きを行わなくても大丈夫です。
また、契約書はSMBCモビット側も持っています。その契約書は会社で処分してくれるので、大半の場合は契約書の処分は勝手に行われると思ってください。
ただ、自宅に契約書が残されている場合は、契約書を返しておきましょう。必要な送付先については、コールセンターに連絡を入れた際に説明されます。
4.キャッシングのカードを処分する
SMBCモビットは、キャッシングの際にカードを発行しています。キャッシングのカードは使わないので、はさみを入れて2つに分け、使えないようにしてください。
既に契約を解除しているため、カードを不正に利用される心配はありませんが、個人情報等をわからなくするための措置が必要です。面倒だと思っても、キャッシングカードを切ってください。
切断したカードは、そのままゴミで処分しても構いません。
SMBCモビットの解約手続きの注意点
一番注意したいポイントは、何といっても借金の完済が必要な部分でしょう。
借金を返さないままコールセンターに連絡を入れても、全く対応してもらえません。まずはお金を返してくださいと言われるだけで、解約の手続きは進めてもらえないのです。
借金の残高は、SMBCモビットがマイページ上で紹介しています。現時点で借金を一括返済できるなら、一括返済を行うようにマイページで登録して、次の返済で全てを返しましょう。
これで残高が0円になりますので、コールセンターへ解約の連絡が可能です。
一方で、返済できないほど借金が残されている方は、SMBCモビット側に相談しても解約が難しいため、まずは返済を進めることから始めてください。
借入後に個人情報の変更があったら要注意
もう1つの注意点は、コールセンターへ連絡を入れる際、個人情報の確認が行われる点です。
伝えている情報と、SMBCモビットに登録されている情報が異なっていると、解約ができません。
解約をしたい場合は、SMBCモビットに登録した情報を再度確認するなどして、間違った情報をコールセンターのスタッフに伝えないようにしましょう。
完済したらSMBCモビットを解約しないと信用情報に影響あり?
お金を借りていないのであれば、SMBCモビットを解約しなくてもいいように思われますが、実際には解約をしなければ影響が出てしまいます。
信用情報機関は、契約している消費者金融や金融機関の情報を持っていますが、どの会社と契約を行って、借金をしているのかも情報として登録されています。
信用情報機関は、1度借入を行っているユーザーを「与信あり」と認識しているので、解約をしなければいつまでも借金をしていると勘違いをされてしまいます。
しかも、SMBCモビットを利用していることで、消費者金融と契約しているのかと思われて、他のローンの審査に大きな影響が及んでしまいます。
本当に契約をしたいと感じているローンと契約できず、審査に落とされる可能性も高まってしまうのです。
SMBCモビットを利用しないのであれば、解約することが望ましいでしょう。解約によって、「与信なし」という表記に変わる他、SMBCモビットと契約しているという信用情報が消えます。
ローンの契約が行いやすくなり、しかも借金を行って完済したことの情報により、ローンの審査を通過しやすいメリットもあります。
口座を閉じても解約しない限り契約は終わらない
なお、SMBCモビットは、長期間利用していないユーザーに口座の閉鎖を行うケースもあります。
これは、契約をしているけど全く利用していないユーザーに対して行われる措置で、口座が閉鎖されてお金を借りられなくなります。
ただ、解約しているわけではありませんので、信用情報機関には「与信あり」と表記されてしまいます。利用しないのであれば速やかに解約を行ったほうがいいでしょう。
SMBCモビットの解約手順をしっかり守れば簡単に終わる
解約の手順をしっかり覚えておくことと、借金を抱えている人はすぐに返済を済ませて、借入残高を0円にしておくことを忘れなければ、SMBCモビットの解約はとても簡単に終わります。
難しい手続きを取るわけでもありませんので、まずは借金を返して電話を入れられるようにしましょう。
使わないのに消費者金融などと契約を行っていると、本当に借りたいローンの時に大きな支障が出てしまいます。もう必要ないと思っているなら、SMBCモビットへ電話を入れて解約し、信用情報を少しでもいい状態に整えておきましょう。