南都銀行は主に奈良県に店舗を構える地方銀行の一つです。
現在は多くの銀行で自由に利用することのできるカードローンを設けていますが、南都銀行でも同様に自由に用途を決めることができるカードローンが存在します。
ここでは南都銀行のカードローンについてスペックや利用することによって得られるメリットとデメリット、そして審査の流れや返済方法だけではなく、南都銀行の審査に落ちた人でも審査に合格できる可能性のあるカードローンについても紹介します。
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南都銀行カードローン「キャッシュクイック」のスペック
申し込み条件 |
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融資額の上限 | 10万円から500万円(審査によって限度額が決まる) |
資金の使い道 | 自由(ただし事業性資金や投機資金としては使えません) |
返済方法 |
※返済用の口座を作る必要はありません |
返済日 | 35日ごと(最初はご利用日の翌日から、その後はご返済日の翌日から35日以内に返済)
※追加で借り入れをしても返済日は延長されません |
担保・保証人 | 必要ありません |
キャッシュクイックとE-PACKはどこが違う?
南都銀行のカードローンにはキャッシュクイックとE-PACKの2つがあります。それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
限度額を比較するとキャッシュクイックは最高500万円までとなっていますが、E-PACKは最高1000万円までとキャッシュクイックより利用限度額が高額になっています。
ローンの利率を比較すると、キャッシュクイックは2パーセントから最大14.95パーセントとなっています。
一方E-PACKは4パーセントから最大14パーセントです。最低利率はキャッシュクイックの方が低い一方で最高利率は逆にE-PACKの方が低くなっています。
また、カードを作る際に、キャッシュクイックは南都銀行で口座を開設する必要はありませんが、E-PACKの場合は南都銀行で口座を開いていることが条件です。
なぜ口座を開くことが条件になっているかというと、E-PACKの返済方法が預金口座からの自動引き落としとなっているためです。
対してキャッシュクイックは南都銀行またはコンビニ、ゆうちょ銀行のATMに自分で入金することによって返済します。
南都銀行カードローンの申し込み条件
南都銀行のカードローンの申し込み条件はキャッシュクイックE-PACKとで若干違いがあります。
まず、利用できる条件がそれぞれ違います。
キャッシュクイックの場合、年齢が20歳以上65歳未満で安定した収入がある人であればパートやアルバイトの人でも利用できますが、E-PACKの場合は満20歳以上から満60歳までと利用可能な年齢の幅が狭くなっているうえに利用できるのは安定した収入がある会社員の人に限られています。
つまりパートやアルバイトでの収入しかない人はE-PACKを利用できません。
申し込み条件を比較するとキャッシュクイックのほうがE-PACKよりも手軽に利用できると言えるでしょう。
南都銀行カードローンのメリット
- 南都銀行の口座があれば全国どこからでも申し込みできる
- インターネット上で申し込みから契約まで完結する
- 「ポイントサークル」のポイントによって金利の優遇措置を受けられる
南都銀行の口座があれば全国どこからでも申し込みできる
E-PACKは南都銀行の口座を開かなければ申し込みできませんが、その代わり口座さえ持っていれば全国どこに住んでいても利用することが可能です。
地方銀行の場合は銀行があるエリア内に住んでいることが利用の条件になっていることが多いため、全国どこでも利用できるのは大きなメリットです。
インターネット上で申し込みから契約まで完結する
E-PACKとキャッシュクイックはいずれもインターネット上で申し込みから契約までを全ておこなえるのでお店に行く必要がありません。
忙しいときにもちょっとした時間で利用することができます。
インターネット上であれば24時間利用できるので時間を気にする必要もありません。
「ポイントサークル」のポイントによって金利の優遇措置を受けられる
E-PACKは通常最低金利が4パーセントとなっていますが、南都銀行の口座から公共料金や携帯電話の代金を引き落としたり、住宅ローンを組んだりすることによって、南都銀行の「ポイントサークル」という制度のポイントが付加されます。
このポイントによって手数料が無料になったりするのですが、E-PACKの金利もポイントによって最大2パーセントまで金利が優遇されます。
南都銀行カードローンのデメリット
デメリットとしてあげられるのは以下の3点です
- キャッシュクイックは銀行系のカードローンの中では金利が高い
- E-PACKの約定返済額は月々10000円なので少し高め
- E-PACKは即日融資ができない
キャッシュクイックは銀行系のカードローンの中では金利が高い
銀行によってはカードローンの金利が最低で1パーセント台のものもある中で、キャッシュクイックの金利は最高で14.95パーセントとなっています。
この金利は現在銀行系のカードローンの中では最高に近い金利です。
金利が高いと言ことはその分多くお金を返済することになるので、返済時に大きな負担を感じる事となるでしょう。
E-PACKの約定返済額は月々10000円からなので少し高め
E-PACKの借り入れしたお金の返済は事前に解説した預金口座に預けているお金から自動的に引き落とされます。
引き落とし金額は最低の借入金額である10万円だったとしても月々10000円からとなっています。
キャッシュクイックが10万円借りたとしても月々2000円の返済でいいことと比較すると、かなり高額に設定されていると言えるでしょう。
E-PACKは即日融資ができない
これは南都銀行のカードローンに限られたことではありませんが、大手銀行のカードローンは2018年1月から即日審査、即日融資が受けられなくなっています。
カードローンを利用する人はかなりお金に困っている人も多いので、即日融資が受けられないのは大きなデメリットと言えるでしょう。
今後即日融資を受けたいのであれば消費者金融で借り入れをする必要があります。
南都銀行カードローンの審査の流れ
- インターネット上の専門サイト・電話・来店によって事前審査の申し込み
- 仮審査結果の連絡が銀行から来る
- インターネット上かFAXまたは郵送で契約の手続き
- カードが手元に届けば利用可能
インターネット上の専門サイト・電話・来店によって事前審査の申し込み
南都銀行のカードローンはインターネット上のカードローン申し込み専用フォーム、または電話や直接お店に行って申し込むなどといった方法で申し込みをすることができます。
インターネット上で申し込むのが最も便利ですが、なるべく早く融資を受けたいのであればキャッシュクイックで借り入れをし、申し込みは電話でおこなうようにしましょう。
仮審査結果の連絡が銀行から来る
上記のいずれかの方法で必要事項を入力、または記入すると銀行側が仮審査をおこないます。
仮審査にどれくらいの日数がかかるかですが、キャッシュクイックの場合はその日のうちに審査結果が出ます。
一方E-PACKの場合は1週間程度かかると考えておいた方が良いでしょう。
審査に必要な日数を比較しても急いでいる人はキャッシュクイックの利用が便利です。仮審査の結果はメールか電話によって報告されます。
インターネット上かFAXまたは郵送で契約の手続き
仮審査合格すれば契約の手続きに入ります。契約はインターネット上またはFAXか郵送によっておこなえます。
カードが手元に届けば利用可能
契約の際に必要な書類などを銀行に送った後、所定の日数が経過するとカードローン用のカードが届きます。
カードが届けば提携先で自由にお金を引き出すことが可能です。
南都銀行カードローンの審査基準は厳しい?甘い?
審査の難易度に関してですが、キャッシュクイックの場合は他の銀行に比べると金利がかなり高めに設定されている代わりにパートやアルバイトの収入しかない人も利用できるとあって、審査はかなり甘くなっています。
一方、E-PACKの審査は依然と比較すると大きく変化しています。
以前は銀行系のカードローンも消費者金融と同様にあまり審査基準を厳しくおらず、それでいて金利が消費者金融よりも安いため借入する人がとても増えました。
しかしそのような事をしているうちに借り入れしたお金を返せなくなる人が続出しました。
そこで政府は各銀行に審査を厳しくするよう指示を出したため、南都銀行をはじめとした銀行のカードローンの審査は以前と比べると厳しくなっています。
南都銀行カードローンの金利
南都銀行のカードロ-ンの金利はキャッシュクイックとE-PACKでそれぞれ違います。
キャッシュクイックの場合、最低借入金額の10万円から100万円の場合は金利が14.95パーセントとなっています。
一方、最高借入額の500万円の場合、金利は2パーセントです。
E-PACKの場合、借入金額が10万円から30万円までの金利は14パーセントです。最高借入金額である1000万円の場合、金利は4パーセントになります。
ただし、前述したようにE-PACKはポイントサークルのポイントによって金利の優遇措置が受けられ、最高の150ポイント以上に達すると金利が2パーセント優遇されます。
他の地銀カードローンと金利を比較!
地方銀行(ページリンク) | 金利 |
---|---|
南都銀行(E-PACK) | 1.7%~14.0% |
千葉銀行 | 1.7%~14.8% |
横浜銀行 | 1.9%~14.6% |
四国銀行 | 4.0%~14.6% |
大分銀行 | 5.0%~14.5% |
十八銀行 | 2.0%~14.6% |
山形銀行 | 4.5%~14.6% |
秋田銀行 | 5.8%~14.8% |
百十四銀行 | 5.0%~12.0% |
武蔵野銀行 | 4.5%~14.8% |
近畿大阪銀行 | 9.0%~12.475% |
東邦銀行 | 4.9%~14.8% |
七十七銀行 | 4.9%~14.8% |
百五銀行 | 3.8%~14.7% |
紀陽銀行 | 3.8~14.9% |
スルガ銀行 | 3.9%~14.9% |
関西アーバン銀行 | 3.9%~14.9% |
静岡銀行 | 4.0%~14.5% |
福岡銀行 | 3.0%~14.5% |
青森銀行 | 2.4%~14.5% |
山梨中央銀行 | 5.0%~13.5% |
北國銀行 | 3.0%~9.5% |
鹿児島銀行 | 4.5%~14.5% |
足利銀行 | 5.8%~14.8% |
大垣共立銀行 | 4.5%~12.0% |
池田泉州銀行 | 5.95%(固定金利) |
阿波銀行 | 4.7%~14.8% |
南都銀行のE-PACKはポイントを利用すると最低金利が2パーセントとなります。
しかし他の地方銀行の中にはその最低金利をも下回る低金利のカードローンを発行している銀行も存在しています。
神奈川県や東京都に在住している人が利用できる横浜銀行のカードローンでは最高の融資額である1000万円の場合、年利率が1.9パーセントとなっていて、南都銀行E-PACKのポイントによる優遇を利用した最低金利よりも金利が更に下回っています。
そして千葉県に住んでいる人が利用できる千葉銀行のカードローンでは最大融資額800万円の場合、金利が1.7パーセントとなっています。
南都銀行カードローンの返済
キャッシュクイックの返済方法は、南都銀行のATMか提携しているコンビニATM、そしてゆうちょ銀行のATMでの入金によって返済することができます。
南都銀行が近くになくても提携のコンビニは全国どこにでもあるので、比較的返済はしやすいと言えるでしょう。
一方、E-PACKの場合は預金口座からの引き落としになっています。自動的にお金が口座から引き落とされるため、口座にお金さえ入っていれば返済し忘れるようなことがありません。
返済の期日もキャッシュクイックとE-PACKで違います。キャッシュクイックの返済期日は35日毎となっており、E-PACKの返済期日は毎月5日で固定です。
利用できるATM一覧
利用できるATMとしては、まず南都銀行のATMがあります。
また提携しているコンビニとしてローソンやセブンイレブン、ファミリーマートの店舗に設置さえているATMからも利用することが可能です。
更にゆうちょ銀行だけではなくイオン銀行のATMなど、提携している銀行のATMからも利用することが可能です。
ATMによって利用可能な時間帯が違ったり、引き落としや返済をする時間帯によって手数料が変わる場合があるので気になる人は事前に調べておきましょう。
南都銀行カードローンを実際に利用した人たちの口コミ・評判
E-PACKを利用して100万円ほど借り入れをしました。口座をあらかじめ持っていたこともあったのか、契約までの手続きに関しては何の問題もなく順調に進みました。
また、サークルポイントのステージが3だったこともあり、通常時よりも2パーセント金利が低い状態でお金を借りることが出来ました。
通常時の金利はそれほど低いとは思えないのですが、ポイントによる金利優遇措置を受けると、ほかの銀行と比較しても金利はかなり低くなります。
やはり銀行系のカードローンを利用したいなと考えており、奈良県に住んでいたことあって馴染みの深い南都銀行でお金を借りることにしました。カードローンは2種類あったのですが、とにかく早くお金を借りたかった私は迷わずキャッシュクイックを利用しました。
確かに申し込みから審査、契約まではとても早く、その日にお金を融資してもらえたので助かりましたが、よくよく金利を比較するとかなり高めだったので、ちょっと損をした気分です。もっと金利を比較してから借りるべきでした。
南都銀行カードローン以外のおすすめ消費者金融ランキング
もしも南都銀行の審査に落ちたとしても諦めることはありません、
先ほども書いた通り銀行のカードローンは審査が厳しくなっています。
南都銀行のカードローンの審査に落ちたのであれば、消費者金融を利用しましょう。
審査に落ちた人におすすめな消費者金融をランク付けすると以下のようになります。
- 1位:プロミス
- 2位:アイフル
- 3位:アコム
1位 プロミス
金利 | 4.5%~17.8% |
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審査時間 | 最短30分 |
申し込み条件 |
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必要書類 |
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無利息期間 | 初回借入の翌日から30日間 |
プロミスの金利は4.5%~17.8%と、消費者金融の中では比較的低金利です、。
更に審査もとても早くスムーズな上に審査に合格した人の確率も高く、例えば銀行系のカードローンの審査に落ちたという人でもプロミスのカードローンであれば審査に合格できたという口コミも多数見受けられます。
更になんといっても初回借り入れをした人に限りますが、30日以内に返済すれば無利息でお金を借りられるのも大きなメリットです。
2位 アイフル
金利 | 3.0%~18.0% |
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限度額 | 800万円 |
申し込み条件 | 申し込み時の年齢が満20歳を超える方 定期的な収入と返済能力が認められる方 アイフルの審査基準を満たしている方 |
即日融資 | 可能 |
アイフルは融資限度額が800万円以内で、金利3.0%~18.0%となっています。
先ほどのプロミスと同様、比較的低金利だと言えるでしょう。
更にアイフルもプロミスと同様に初めて借り入れをする人に対しては30日以内で返済すれば金利がゼロになるというキャンペーンを実施しています。
もう一つアイフルの特徴として、初めてローンの審査を受ける人でも通りやすいという特徴があります。
3位 アコム
金利 | 3.0%~18.0% |
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限度額 | 800万円 |
審査時間 | 最短30分 |
遅延損害金 | 年率20.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
返済期間・返済回数 | 9年7カ月・1回~100回 |
担保・保証人 | なし |
アコムの最大の特徴はなんといっても審査の受けやすさです。
口コミを見ても他の消費者金融や銀行系のカードローンの審査には落ちたのに、アコムの審査には問題なく合格したという意見が多いです。
アコムの審査通過率は2013年11月時点で50パーセントを超えていました。これは当時の消費者金融業界では特異な高さだとされています。
スペックに自信がないという人はアコムでの審査を試してみると良いでしょう。