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ノーローンの審査は甘い?審査通過率を他社と徹底比較

ノーローンの審査は甘い?審査通過率を他社と徹底比較

新生銀行グループが提供するノーローンは、借入のたびに何度も使える無利息期間サービスが魅力です。

プロミス、アコム、アイフルといった3大ローンに比べると知名度が低いので、どれくらい審査が難しいのかという情報がなかなかありません。

3大ローンはテレビで良くCMをやっていることもあり、なんとなく「審査が難しいローン」という印象を持っている方も多いでしょう。

でも待ってください!そのイメージは、客観的なデータで確かめたものではないですよね?もしイメージでなんとなくカードローンを借りたら、その後の人生が大変なことになるかも知れませんよ!

審査を受ける前には、事前に審査が甘いか、厳しいか知っておきたいものです。

そこで今回はノーローンの審査通過率を他社と比較!お得なノーローンの本当の通りやすさを紹介していきます!

※本ページにはPRが含まれます。

ノーローンの審査通過率は30%前後と低め

年・月 審査通過率
2012年10月 18.8%
2013年1月 22.1%
2013年4月 24.0%
2013年7月 25.3%
2014年1月 19.7%
2014年4月 19.9%
2014年7月 18.4%

こちらがノーローンの2012年10月から2014年7月までの審査通過率です。

これを見ると、20%前後とかなり低いことがわかりますね。5人に1人がノーローンの審査に落ちる計算です。

現在のノーローン審査通過率は40%弱と推測できる

上記期間中はシンキ株式会社がノーローンの審査通過率を公表していましたが、新生銀行グループの一員となって新生パーソナルローンと名前を変えてからは、ノーローンは審査通過率を公表していません。

ただ、現在(2018年時点)は、4年前よりも審査は少し通りやすくなっていると考えられます。

例えば、2017年3月段階のノーローンの審査通過率は36.30%でした。

これを考えると、現在の実質的な審査通過率は40%弱ではないか?と考えられます。それでも、申し込み者の半分が落ちてしまうわけですから審査が厳しいことには変わりませんね。

ノーローンの審査通過率を他の消費者金融と比較!

ノーローンの審査通過率が半数を切っているといっても、それがカードローン全体で見れば甘いほうなのか厳しいほうなのか、イマイチわかりませんよね?

一般的に、カードローンは金利が低いほど審査が厳しく、金利が高いほど審査が甘いと言われています。そこで今回は、ノーローンと同程度の金利である以下3社の審査通過率と比較をしていきます!

  • アコム
  • アイフル
  • プロミス

アコムの審査通過率

年・月 審査通過率
2016年6月 48.0%
2016年9月 48.3%
2016年12月 48.5%
2017年3月 48.0%
2017年6月 49.1%

アコムの審査通過率を見ると、2017年上半期までは50%弱で推移しています。

2017年9月からは審査通過率が50%を超え、その後も純情に通過率を延ばしています。

2人に1人以上が審査に通っていることになるので、ノーローンと比べるとかなり通過率は良いですね。

アイフルの審査通過率

年・月 審査通過率
2016年7月 44.8%
2016年8月 47.0%
2016年9月 47.0%
2016年10月 46.3%
2016年11月 46.5%
2016年12月 43.5%
2017年1月 41.4%
2017年2月 41.8%
2017年3月 43.5%
2017年4月 42.5%
2017年5月 42.0%
2017年6月 42.9%
2017年7月 47.3%
2017年8月 47.4%
2017年9月 47.3%
2017年10月 46.4%
2017年11月 45.9%
2017年12月 47.3%
2018年1月 45.8%
2018年2月 45.9%
2018年3月 46.5%
2018年4月 44.9%
2018年5月 48.2%
2018年6月 46.2%
2018年7月 45.3%

アイフルは、ノーローンやアコムと違い、現在も詳細な審査通過率を公表しています。アコムと比べると若干低いですが、それでも45%以上を基本的に推移しているようです。

プロミスの審査通過率

年・月 審査通過率
2016年3月 40.6%
2016年4月 42.7%
2016年5月 42.1%
2016年6月 43.1%
2016年7月 41.7%
2016年8月 43.8%
2016年9月 44.1%
2016年10月 44.5%
2016年11月 45.5%
2016年12月 43.5%
2017年1月 43.3%
2017年2月 43.9%
2017年3月 44.4%
2017年4月 42.4%
2017年5月 44.0%
2017年6月 44.3%
2017年7月 41.9%
2017年8月 44.2%
2017年9月 43.9%
2017年10月 43.6%
2017年11月 43.5%
2017年12月 41.0%
2018年1月 41.0%
2018年2月 42.5%
2018年3月 42.4%

プロミスの審査通過率は40%前半を推移しています。アイフル、アコムと比べると通過率は低めですが、それでもノーローンよりは通過率が高いですね。

まとめ:どのカードローンもノーローンより遥かに審査通過率が高い

ここまで見た3社のうち、プロミスだけ少し審査通過率が低めでしたが、それでも40%以上を推移しています。

ノーローンは以前の審査通過率は20%弱で今は40%弱なので、3社と比較すればかなり低いです。

同じような金利のカードローンにも関わらず審査通過率にここまで開きがあるのは不思議ですね。単純に審査がノーローンだけ厳しいというわけでもなさそうです。では、なぜノーローンだけ審査通過率が低いのか、ここから分析していきましょう。

ノーローンの審査通過率はなぜ低い?考えられる2つの理由

理由①大手3社に比べて圧倒的に知名度が低い

審査通過率の高い大手3社は、テレビCMを多く放映しています。

現在は朝のニュースの時間帯である午前7~9時と、未成年の視聴が多い午後17~22時のCM放送が制限されていますが、それでも大手3社の存在を知らない人はいません。

こうした知名度の違いは、申込者の質にも大きく影響します。特にはじめてキャッシング利用をする方は、何となく聞き覚えがある上記3社のどれかに申し込むことが多いのです。

一方、ノーローンはCMを多く出していないので、大手3社との知名度はかなり開きがあります。

そのため、とりあえず最初は3社のどれかを受け、落ちてしまったらノーローンを受け直すという流れが出来てしまっているのです。

ただ、金利が大手と同じ=審査基準がほぼ同じなので、大手に落ちた人は当然ノーローンにもほとんど落ちます。こうした背景が、審査通過率を下げているのではないか?とも考えられます。

審査落ち後の再審査は通りにくい

大手に落ちた人がノーローンにもほぼ落ちるというのは、年収などの属性が足りないからという理由だけではありません。

一般的に、カードローンの審査に落ちてすぐに違うところに申し込むと、審査通過率は低いと言われています。

なぜなら、保証会社は信用情報機関で過去の申し込み状況を見れるので、直近にいくつも申し込んでいれば「どこでもいいからお金が借りれればいい」と考えていると思われかねません。

お金に困っていれば複数社に申し込んで早く通ったところと契約するというのが自然なようにも感じますが、1社ずつ数か月空けて申し込んだほうが審査には通りやすいです。

こうした部分も、ノーローンの審査通過率の低さと関係しているのでは?と考えられます。

理由②ノーローンの特性上、審査を厳しくしている

ノーローンの魅力は、なんといっても借り入れのたびに利用できる7日間の無利息期間サービスです。

何度使っても7日間の借り入れなら利息0で利用できるのが魅力ですが、逆に言えばその間は利息、つまり会社の利益が発生しないということでもあります。

もし7日の間に高額を借り、8日後に借り倒されてしまったら、ノーローンは損失を受けてしまいます。

こうした踏み倒しのリスクを承知の上で大金を融資するのですから、審査時には相手がしっかり約束を守る人か、しっかり見る必要があります。

このように、ノーローンのサービス上、厳正に審査をしないと会社のリスクが大きいということも、審査通過率の低さに関係しているのではないかと思われます。

結論:ノーローンの審査通過率を下げているのは大手落ちの人!対策すれば十分審査に通る

上の理由を見ると、大手消費者金融に落ちた人が多数ノーローンに申し込んでくるため、審査通過率が低いと考えられます。

大手消費者金融の審査の当落線上にいた方ならノーローンの審査に通る可能性は十分ありますが、ノーローンの審査に落ちたほとんどの人は過去に借金がある、クレカの延滞経験があるといったケースや、無職の方などが多いです。

あなたがそこまでの属性不足や金融ブラックでないのであれば、審査対策をすればノーローン審査に通る可能性は十分あります。

知名度が低い分、本来の通過率はプロミスやアコムといった大手よりも高いとも考えられます。

ここからノーローンの審査ではどこを良く見られるか紹介します。しっかり読んで、必ずノーローンの審査に通りましょう!

ノーローンの審査ではどこを見られる?通過のポイントを徹底解説

属性の中でもっとも重視されるのは「年収」

ノーローンの審査では、まず申込者の属性をチェックされます。

属性とは要するに申込者の個人情報・プロフィールのことで、申し込み時に記入した以下のような項目をそれぞれ審査し、総合的な評価をおこないます。

  • 年齢
  • 年収
  • 勤務先の規模
  • 雇用形態
  • 勤続年数
  • 家族構成
  • 居住形態
  • 出向の有無
  • 他社借入の有無
  • 最終学歴など

このうち、もっとも重視される項目が「年収」です。年収が低ければ返済ができないので、当然と言えば当然ですね。

ただ年収が高ければ審査に通るわけではなく、毎月の収入と返済額のバランスが重要となります。

例えば年収400万円の人が300万円を借り入れたら、返済でかなり収入が圧迫されるので審査には通りません。

逆に年収200万円程度のアルバイトの方でも、希望額が10万円なら月数千円から返済できるので、余裕をもって利用できます。

このように、同じ年収なら借入希望額が低いほど審査には通りやすくなります。

過去のクレカ・ローン返済で延滞があると信用情報にキズが付く

属性の次によくみられるのが、信用情報です。これは金融サービスの過去の利用履歴などのことで、信用情報機関という第三者機関に保管され、カードローン審査時に開示します。

カードローンの利用で延滞があれば、貸しても再び延滞するリスクがあると見なされ、審査に通りにくくなります。まだ返済の延滞なら良いですが、借金・債務整理の経験があると審査に通る可能性は更に低くなってしまいます。

もしこうした金融事故が信用情報に載ってしまったら、履歴が削除されるまで時間が必要になります。

信用情報は個人も確認ができるので、借入前に審査でマイナスな情報がないか確認しておきましょう。

他社借り入れが多い

ノーローン以外に既に他社からローンの借り入れがある場合は、他社借り入れが0件の場合と比較して審査には通りやすくなります。

純粋に返済額分、自由に返済にあてられるお金が少なくなってしまいますし、お金の管理が下手という印象を審査で与える可能性も十分あります。

他社借り入れが何件あれば審査に落とすといった詳しい情報は公開されていませんが、ノーローンを加えて3社以内にはとどめておくことをおすすめします。

また、他社借り入れ金額と合わせて年収の3分の1を超えてしまう場合は新規でお金を借りることはできないので注意しましょう。

ノーローンは決まったタイミングでお金が必要になる方におすすめ!

ノーローンは何度目の借り入れでも7日間の無利息期間サービスを利用できます。

例えば、毎月給料日前の1週間に決まってお金が足りなくなる方はお得にノーローンを活用することができるでしょう。

ノーローンを利用するには、まず審査に通ることが大切です!見かけの審査通過率に騙されず、しっかり対策をおこなっていきましょう!