三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンの審査は甘い?審査基準と審査落ちの対策

三井住友銀行カードローンの審査は甘い?審査基準と審査落ちの対策

三井住友銀行カードローンは上限金利が年14.5%、最大800万円まで借りられる便利なカードローンです。

三井住友銀行の口座を持っていない方でも借り入れできるため、多くの人におすすめなローンですよ。

また銀行カードローンでは珍しく自動契約機を全国に設置しているため、スムーズな借り入れも可能です。

便利な三井住友銀行カードローンですが、何はともあれ審査に通過しないことには利用することができません。ここからは、三井住友銀行カードローンの気になる審査基準と審査落ち後の対策を徹底解説していきます!

※本ページにはPRが含まれます。

三井住友銀行カードローンの基本情報

三井住友銀行カードローンは、上限金利14.5%のお得なカードローンです。

毎月の返済額は2,000円から設定することができ、金利も契約時の限度額に応じて設定されるので、少額融資を希望する方もお得なカードローンとなっています。

全国に多数ある三井住友銀行のATMから利用できる他、提携のコンビニATMでも手数料無料でお使いいただけます。

カードローンでは珍しく、返済方法・返済日も自分の都合に合わせて選べるのが嬉しいですね!

三井住友銀行カードローンの申し込み条件

三井住友銀行カードローンは、以下の3つの条件を満たしていれば誰でも申し込み可能です。

  • 申し込み時の年齢が満20歳から満69歳未満の方
  • 安定した収入のある方
  • SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方

よく「カードローンは正社員じゃないと通らない」という書き込みを見ますが、三井住友銀行カードローンの公式情報には、そんな記載はどこにもありません。

フリーターやアルバイト、パート収入のある主婦の方でも、安定収入さえあればカードローン審査に通過することができます。

また、安定収入=高収入と勘違いしている方も多いですが、これは大きな間違いで、安定収入とはあくまで毎月の返済額をしっかり返すだけの収入があるかという意味です。

三井住友銀行カードローンの限度額は10万円ですから、例えばパートの主婦の月収が20万円弱だったとしても、基本的な家計のやりくりは夫の収入でおこなえるなら、10万円の融資に対してこの低月収は「安定収入」となります。

逆に、自分の返済能力を鑑みずに高い借入額を希望してしまうと審査の通過は非常に厳しくなるので注意しましょう。

三井住友銀行カードローン審査で見られるポイント

ここからは、三井住友銀行カードローンの審査で見られるポイントを解説していきます。

三井住友銀行のようなメガバンクだと審査も他の金融機関より厳しく審査してそうですが、基本的にどのカードローン業者も審査で見る点に違いはありません。

まずはこうしたカードローン共通の審査ポイントを紹介していきます。全てのポイントを抑えてから、審査に臨みましょう。

借り入れ希望額に対して十分な収入があるか

カードローンの審査で最も重視されるのは、借り入れ額を返済できるほどの収入があるかどうかです。

貸金業の性質上、これは当然と言えますね。

借入額に対してどれくらいの収入があれば十分だと見なされるかどうかわかりませんが、1年間の返済額が年収の3分の1以下だと総量規制の対象となるので、少なくとも返済額を収入の25%以下には抑えておきましょう。

他社借り入れはどれくらいあるのか

三井住友銀行の審査では、他社借り入れがあるかどうかは必ずチェックされます。

信用情報にはどの金融機関からどれくらいの融資を受けているのか、正確に記録されているので、申し込み時に嘘をついてもすぐにばれてしまいます。

社借り入れが3件以上ある方や、すでに年収の1/3以上借り入れがある方は、審査に落とされる可能性が出て来るのでご注意ください。

1社1社の借入額は少ないものの、借り入れ先が多くなっている方は、おまとめローンを利用して借金を一本化するといいでしょう。

収入は安定しているか・勤続年数は長いか

カードローンの審査では、どれくらい収入が安定しているかどうかは重要視されます。

年収の金額自体よりも、安定性が審査の可否を左右すると考えていいでしょう。

そのため年収の多い自営業や個人事業主の方よりも、公務員や大手企業に勤めるサラリーマンの方が評価は高くなります。

また同じ会社に勤める勤続年数が長くなるほど、「収入が安定している」と評価されやすいです。

逆に勤続年数が短い状態では、退職率が高いと判断されて審査では不利になってしまいます。

過去に金融事故を起こしていないか

信用情報にはこれまで利用してきた金融機関の記録が残されています。

そのため過去に返済や支払いを延滞したことがあれば、事故情報として記録されてしまい、今後の審査では不利になってしまうのです。

また過去に債務整理をした場合にも、信用情報には金融事故として記録されてしまい、5年~10年の間はブラック扱いとなってしまいます。

信用情報に事故情報が残っている方は、審査に通らないと考えた方がいいでしょう。

三井住友銀行カードローンの審査基準・難易度を徹底分析!

多くの方が勘違いしがちですが、三井住友銀行カードローンの実質的な審査は、保証会社のプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)が全ておこなっています。

そのため、審査の傾向やノウハウは、プロミスと同じなのでは?と考えることもできます。
プロミスは消費者金融の中では審査通過率が高くも低くもない、標準的なカードローンです。

プロミスは申込者の収入や信用情報、勤続年数をバランス良く審査してくれると評判で、パートでも審査に通る人がいたり、正社員でも審査に落ちる人がいたりと、「個々のことを良くみて審査してくれる」という声が多くあります。

この点を踏まえれば、三井住友銀行カードローンの審査には以下の傾向があると言えます。

  • 審査基準・通過率は銀行カードローンの中でも標準的
  • 勤務形態などよりも、返済能力・信用情報などのポイントを重要視

三井住友銀行カードローンの審査通過率は40%ほど?

一般的に銀行カードローンの審査基準は、消費者金融のカードローンなどと比べると厳しいです。

三井住友銀行カードローンは審査通過率を公表していませんが、プロミス、アコムなどの大手消費者金融の通過率が50%弱、銀行カードローンと消費者金融の中間的立ち位置のレイクが45%ほどということを考えると、三井住友銀行カードローンの審査通過率はだいたい40%前後とかんがえられるでしょう。

また、2017年に過剰貸付による自己破産者が増加したとして、銀行カードローンのずさんな審査が批判されました。三井住友銀行はメガバンクとして、率先して改善をおこなう立場ですから、詳しくは後述しますが、2018年以降は年収に対する基準が少し厳しくなっているかもしれません。

申し込み条件を満たしているだけでなく、年収や信用情報でもある程度の評価を得なければ、融資を受けることはできないと考えた方がいいでしょう。

審査で最重要視されるのは申し込み者の安定収入

当たり前のことですが、貸金業は貸したお金を利息を含めて返済してもらわないことには経営が成り立ちません。

そのため、審査で何よりも重視されるのは、安定した収入です。

ただ、勘違いしがちですが、安定収入というのは何も高収入というわけではありません。

例えば、三井住友銀行カードローンは借入額によって以下のように適用金利が変化します。

契約時の限度額 適用金利
100万円以下 年12.0%~14.5%
100万円超200万円以下 年10.0%~12.0%
200万円超300万円以下 年8.0%~10.0%
300万円超400万円以下 年7.0%~8.0%
400万円超500万円以下 年6.0%~7.0%
500万円超600万円以下 年5.0%~6.0%
600万円超700万円以下 年4.5%~5.0%
700万円超800万円以下 年4.0%~4.5%

自分の借り入れ額を、適用分の利息を含めて返済できれば、決して高収入でなくても「安定収入」と審査で見なしてくれます。

また、三井住友銀行カードローンは借り入れ期間が最大5年(経過後は自動更新)となります。低額で借り入れて、期間を最大限引き延ばせば、月数千円の返済からでも利用することができます。

この場合、安定収入は「期間内に安定して月数千円を返済できるか」という意味になりますね。つまり、学生やパートの主婦でも、無理のない借り入れをすることにさえ気をつければ、審査に通過することができるのです。

三井住友銀行の口座・キャッシュカードを使っているとカードローンの審査に通過しやすい?

一般的に銀行カードローンは、信用情報機関と呼ばれる以下の機関が持つ情報を共有しています。

  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)

信用情報機関では金融サービスの審査に関連するさまざまな情報を登録しており、中には他社のカードローンやクレジットカードの利用状況、奨学金の返済状況情報までも保有していると言われています。

ただ、信用情報機関で過去に金融事故があったという情報を受けたとしても、それはあくまで過去ですし、他社の制度を利用しているので自社の商品の利用時にはどうなるかというのが分かりにくい部分もあります。

一方、SMBCグループは、本店業務(銀行口座)、カードローンの他にも三井住友visaカード、自動車保険、火災保険など、さまざまなサービスを提供しています。

審査の内情がどうなっているか分かりませんが、他社のカード利用状況まで信用情報機関を使って入手しているぐらいですから、同一グループのサービス利用はより詳しく調査していると見て間違いないでしょう。

ただ、これをプラスに活かすなら、新規で三井住友銀行カードローンを申し込む半年以上前に口座を開設したり、クレジトカードを発行したりして、しっかりとルールを守って継続利用すれば、カードローン審査にも良い影響をもたらすかも知れません。

もちろん収入が一気にアップするといったことができればそちらを優先すべきですが、カンタンにできる施策もなかなかあなどれませんよ!

借入限度額を少なく設定して返済能力をあげる

前述の通り、カードローンの審査は「この人は借りたお金をしっかり返してくれそうか」をチェックするものです。

収入は急には増えませんが、希望の借入限度額を下げることはできます。これによって、カンタンに返済能力を上げることができるのです。

カードローンの審査で「この人は返済能力がありそうだ」と判断してくれるのは、基本的に借入額の占める割合が年収の30%以下の場合だと言われています。

これが20%、10%と下がっていけば、その分審査に通る確率は上がります。

ただ、上の表にも載っていますが、三井住友銀行カードローンは借入額が少ないほど高金利になるデメリットがあります。借入額を決める際は、自分の収入と利用したい額、適用金利の3つの視点から見ることが大事ですよ。

三井住友銀行カードローンに審査落ちしても大丈夫!2度めの申し込みにおすすめの”審査が甘い消費者金融”

前述の通り、三井住友銀行カードローンの審査通過率は40%前後だと考えられます。これは例えば中小・大手の消費者金融と比べると相当厳しい審査基準です。

なので、三井住友銀行カードローンに審査落ちしても落ち込む必要はなく、プロミスやアコムなどの大手消費者金融に再度申し込みをすれば良いのです。

消費者金融は銀行カードローンよりもずっと高金利ですが、無利息サービスなどのお得な独自メリットもあり、三井住友銀行カードローンよりもお得に利用できる場合も良くありますよ!

ここからは、サービス面が人気で、なおかつ審査にも通りやすいおすすめの消費者金融を紹介します!

プロミスは30日間の借り入れを無利息で利用できる!

金利 4.5%~17.8%
限度額 500万円
申し込み条件
  • 申し込み時の年齢が20歳~69歳の方
  • 本人に安定した収入のある方
申し込み方法
  • ネット
  • 電話
  • 郵送
  • 自動契約機
  • 店頭窓口
担保・保証人 不要

プロミスも三井住友銀行カードローンと同じくSMBCコンシューマーファイナンスが提供するカードローンですが、こちらは貸金業法によって運用される消費者金融で、銀行法の適用外となっています。

審査通過率は45%前後となっており、三井住友銀行カードローンに比べるとグッと高くなっていますね。プロミスもSMBCグループなので、前述したキャッシュカード・クレジットカードをしっかり利用するという方法が適用できます。

「しっかり対策して三井住友銀行に申し込んだのに審査落ちした」という方におすすめのカードローンです。

プロミスの詳しい審査情報はこちらからどうぞ!

アコムは高額借り入れをしたい人にかなりおすすめ!

アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループが提供する消費者金融です。

借入限度額800万円と、消費者金融の中でも高めに設定されているのが魅力で、それに応じて高額の借り入れでも適用金利が以下のようにお得となっています。

契約時の限度額 適用金利
501万円~800万円 3.0%~4.7%
301万円~500万円 4.7%~7.7%
100万円~300万円 7.7%~15.0%
1万円~99万円 7.7%~18.0%

パッと見で上限金利を比較すると、三井住友銀行カードローンのほうがずっとお得なように感じますが、高額借り入れ時の適用金利を比較してみると、わずかではありますがアコムのほうがお得になっています。

プロミスと同様、三井住友銀行カードローンよりも審査に通過しやすく、無利息期間サービスも利用できておすすめですよ。

ノーローンは複数回の借り入れでお得!何度でも無利息サービス利用可能

金利 4.9%~18.0%
限度額 300万円
申し込み条件
  • 本人に安定した収入と返済能力を有する方
  • ノーローンの審査基準を満たしている方
申し込み方法
  • ネット
  • 電話
  • 郵送
  • 自動契約機(レイク)
  • 店頭窓口
担保・保証人 不要

新生銀行グループが提供するノーローンは上2つのメガバンク提供とは違いますが、その分独自のメリットを持っています。

それが何度でも利用できる無利息期間サービスで、初回借り入れ以外でも1週間無利息で使うことができるので、複数回借り入れ予定の方におすすめです。

ただ、ノーローンは上2つの消費者金融に比べて知名度が低く、「メジャーじゃない分審査に通りやすいのでは?」と勘ぐった質の低い申し込み者(過去に金融事故を何回も起こしている人など…)が多く申し込んでくるので、その分審査通過率は低め(2017年3月時点では36.30%)にあらわれてしまいますが、審査基準自体は他の消費者金融と大差ないと考えられます。

ノーローンの詳しい審査情報はこちらにまとめてあるので、ぜひご覧ください!

2018年に三井住友銀行カードローンの審査が厳しくなった?

2018年以降、三井住友を含む銀行カードローンは軒並み即日融資ができなくなりました。

その理由は、今までの緩やかな審査スタイルを改善するために警察のデータベースと申し込み者を照合するようになり、その手間で審査期間が長引いたからだと言われています。

これが本当だとすると、融資が長引くのと並行して、審査も以前より厳しくなったと考えられます。

今のところはこれに関する具体的な感想などは聞かれませんが、いつ審査が厳しくなるかわからないので、三井住友銀行カードローンの利用希望者は早めに申し込むことをおすすめします。