ノーローンは新生銀行グループの「新生パーソナルローン」が運営する消費者金融です。
何度も利用できる1週間の無利息期間サービスが最大の特徴で、短期で返済できる人、こまめに借り入れしたい人におすすめです。
今回はそんなノーローンのメリット・デメリットを徹底検証!他社と比較しながら、ノーローンの強み・弱みを解説していきます。
今すぐお金を借りたいけれど、どの消費者金融を利用するべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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ノーローンのメリット
- 何度でも利用できる1週間の無利息期間サービスがある
- 12:30までに申し込めば即日融資が可能
- 返済すれば楽天ポイント・マイルが貯まる
- 楽天銀行口座があれば24時間リアルタイム融資が可能
- レイクの自動契約機から申し込み可能
何度でも利用できる1週間の無利息期間サービスがある
記事の冒頭でも紹介しましたが、ノーローンは何度も利用できる無利息期間サービスが最大の特徴です。
一度完済すれば、翌月には再び1週間の無利息期間が適用されるため、すぐに完済できる方にはおすすめです。
他社の無利息期間を導入している消費者金融では、初回の借り入れしか適用されないため、こまめに何度も借り入れしたいという方は、ノーローンを利用した方がいいでしょう。
12:30までに申し込めば即日融資が可能
ノーローンは12:30までにネットで申し込んでおけば、最短即日で融資を受けることができます。
近くにレイクの自動契約機がある場合には、ネットから申し込んだあと、自動契約機でローンカードを発行して、提携ATMからすぐに借り入れできるようになります。
また振込融資の場合でも、15:00までに契約を終わらせておけば、当日中に融資を受けることができます。
大手消費者金融並みに審査スピードは早いので、当日中に融資が必要な方にもおすすめです。
ノーローンから即日融資を受ける方法は、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
返済すれば楽天ポイント・マイルが貯まる
ノーローンは返済するたびに、楽天スーパーポイントやマイルが貯まっていきます。
もちろん貯まったポイントは通常通り利用できるので、その分利息が安くなると考えれば非常にお得です。
ノーローンの返済時に貯めることができるポイントは以下の3種類。
- 楽天スーパーポイント
- マイル
- Gポイント
また返済額に応じて、以下のように貰えるポイントが設定されています。
【楽天スーパーポイント】
支払い利息 | 貰えるポイント |
---|---|
1000円未満 | 0ポイント |
1000円~5000円未満 | 30ポイント |
5000円~10,000円 | 70ポイント |
10,000円~15,000円 | 150ポイント |
15,000円~20,000円 | 300ポイント |
20,000円~25,000円 | 500ポイント |
25,000円以上 | 700ポイント |
【マイル】
支払い利息 | 貰えるポイント |
---|---|
1000円未満 | 0マイル |
1000円~5000円未満 | 10マイル |
5000円~10,000円未満 | 60マイル |
10,000円~15,000円 | 150マイル |
15,000円~20,000円 | 230マイル |
20,000円~25,000円 | 300マイル |
25,000円以上 | 400マイル |
【Gポイントコース】
支払い利息 | Gポイント |
---|---|
1000円未満 | 0G |
1000円~5000円未満 | 5G |
5000円~10,000円未満 | 30G |
10,000円~15,000円未満 | 75G |
15,000円~20,000円未満 | 115G |
20,000円~25,000円未満 | 150G |
25,000円以上 | 200G |
楽天銀行口座があれば24時間リアルタイム融資が可能
楽天銀行口座があれば、24時間リアルタイムで融資が可能です。
会員ページから土日・夜間であっても振込融資を依頼でき、リアルタイムで口座に反映されるので、もしもの時にも安心です。
またネットバンキングを利用している金融機関であれば、ネット上で簡単にリアルタイム返済手続きを行うことができます。
わざわざATMまで行かなくても、自宅で返済できるので、うっかり支払いを忘れたときにも安心です。
レイクの自動契約機から申し込み可能
ノーローンは新生銀行カードローン「レイク」の自動契約機からも、申し込むことができます。
レイクの自動契約機であれば、土日も営業しており、8:45~21:00まで営業しています。
※営業時間は店舗によって異なる場合があります。
20:00までに申し込みをしておけば、即日融資も可能なので、夕方以降に即日融資が必要になった方にもおすすめです。
ノーローンのデメリット
- 他の消費者金融よりも審査通過率が低い
- 無利息期間が1週間と短い
- 大手と比較すると下限金利が高い
- 限度額の上限が300万円と低い
他の消費者金融よりも審査通過率が低い
ノーローンは他の大手消費者金融と比べると、審査通過率が低く、審査に通るのは難しいといえます。
下の表は大手消費者金融が公表している審査通過率と、ノーローンを比較したものです。
業者名 | 審査通過率 |
---|---|
アコム | 47.0%※2017年11月 |
プロミス | 45.9%※2017年11月 |
アイフル | 47.3%※2017年11月 |
ノーローン | 19.1%※2017年3月 |
このようにノーローンの審査通過率は非常に低く、審査に問題が見つかれば、融資を受けることはできません。
しかし口コミを見ると、他社借り入れがある方でも、審査に通ったというケースは多くみられます。
ノーローンの審査通過率が低いのは、大手と比べて知名度が低いため、大手の審査に落ちた人が申し込むことが多いというのも、大きな要因の一つです。
実際には大手消費者金融と比較して、審査基準はそこまで厳しくはないものの、誰でも借りられるわけではないと覚えておきましょう。
ノーローンの審査基準については、こちらの記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
無利息期間が1週間と短い
ノーローンの無利息期間は、1週間と短いため、人によっては他の消費者金融を利用した方がお得です。
すぐに完済できるけど、近いうちにお金が必要になると分かっている方であれば、ノーローンの方がおすすめです。
しかし返済期間が長引きそう、一度しか借り入れはしないというのであれば、30日間の無利息期間がある消費者金融や、銀行カードローンの方がおすすめです。
大手と比較すると下限金利が高い
ノーローンの金利は、大手消費者金融と比べると下限金利が高いです。
このようにノーローンの下限金利は、数字だけ見てもプロミスやアイフルよりも、年率0.3%高くなっています。
しかしノーローンの限度額が300万円であることを考えると、下限金利はそこまで高いとはいえません。
一般的にキャッシングは、限度額が高くなるほど適用される金利も下がっていくからです。
実際にアコムでは限度額が高くなるにつれて、適用される金利は↓の表のようになります。
限度額 | 適用金利 |
---|---|
1万円~99万円 | 7.7%~18.0% |
100万円~300万円 | 7.7%~15.0% |
301万円~500万円 | 4.7%~7.7% |
501万円~800万円 | 3.0%~4.7% |
このようにアコムで300万円借りる場合には、金利は7.7%までしか下がりませんが、ノーローンでは4.8%まで引き下げることができます。
そう考えると、ノーローンの方が実際に適用される金利は低いことが分かります。
総量規制の対象になっている
ノーローンは限度額の上限が300万円と低いことに加えて、総量規制の対象にもなっています。
総量規制とは貸金業法によって定められており、貸金業者に対して債務者の年収1/3を超える過剰貸し付けを規制しています。
そのためすでに年収1/3近く借り入れがある方は、ノーローンを含め、貸金業者から無担保で融資を受けることはできません。
ルール上は銀行カードローンであれば、総量規制の対象外で融資を受けることができますが、最近は自主規制が進んでおり、年収の1/3を超える貸し付けは制限されつつあります。
総量規制に引っ掛かるレベルで借金を抱えている方は、キャッシング以外の方法で借金を返済する方法を考えた方がいいでしょう。
給料日前の金欠におすすめのキャッシング
ノーローンは一度完済すれば、翌月の借り入れから再び1週間の無利息期間が適用されます。
何度でも無利息期間を利用できるので、給料日前に金欠になることが多いという方におすすめです。
借り入れから1週間以内に完済すれば、利息を支払わずに済むため、低金利のローンよりもずっとお得に返済することができます。
万が一のときに備えるためにも、ノーローンと契約しておくと便利でしょう。
この記事ではノーローンのメリットやデメリットを解説してきましたが、最後のノーローンに関するよくある質問を紹介していきます。
ノーローンを利用すべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ノーローンに関するよくある質問
新生銀行カードローン「レイク」との関係は?
レイク、ノーローンともに、新生銀行グループが運営しているという共通点があります。
しかしレイクの場合、新生銀行が直接的に運営する銀行カードローンです。
そのため総量規制の対象外になるなど、ノーローンとは全く異なる特徴があります。
ノーローンは新生銀行グループの、新生パーソナルローン株式会社が運営する消費者金融です。
元々「シンキ」という会社名でしたが、新生銀行グループであることを分かりやすくするために、「新生パーソナルローン株式会社」へと社名を変更した経緯があります。
このようにレイクとノーローンは密接な関係があるため、顧客情報の共有などは行われている可能性が高いです。
レイク、もしくはノーローンを利用していて、返済の延滞・滞納などがあった場合、一方の審査にも悪影響を及ぼすと考えた方がいいでしょう。
ノーローンは安全な会社なの?
先ほど説明した通り、ノーローンは新生銀行グループの消費者金融が運営する正規の貸金業者です。
大手と比べて知名度が低いため、不安になる方も多いとは思いますが、違法な融資や取り立ては絶対に行われていないのでご安心ください。
ノーローンは大手消費者金融に比べると知名度や規模は劣るものの、準大手と言われる規模の消費者金融です。
無利息期間中に完済したら残りの無利息期間はどうなるの?
1週間の無利息期間中に完済したからといって、残りの無利息期間が翌月まで持ち越されることはありません。
翌月になるまで無利息期間は適用されないため、ご注意ください。
基本的に他の消費者金融であっても、無利息期間内に完済したからといって、次の借り入れ時まで持ち越されることはありません。
増額審査には通りやすい?
ノーローンは最大300万円まで限度額を増額させることができますが、限度額を増額するためには再度審査を受ける必要があります。
もし利用期間中に返済の延滞をした方や、債務整理をしたことがある方は、審査に落とされる可能性は高いと考えておきましょう。
またすでに年収1/3近く借金を抱えている方は、総量規制に引っ掛かるため、基本的に増額することはできません。
ノーローンの増額審査については、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
ノーローンを利用すると信用実績に悪影響?
ノーローンを利用すると、信用実績にも悪影響を与える可能性があります。
たとえば住宅ローンの審査では、ノーローンを利用中、もしくは直近で利用した経歴のある方は、審査で不利になってしまいます。
ある程度の貯金があれば、消費者金融からお金を借りる必要はないからです。
ただしノーローンを利用したのが数年前で、しっかり完済しており、その後年収も増えているようであれば、一つの信用実績として考えられる可能性もあります。
不安な方は審査の際に、ノーローンを利用した経緯や、現在は収入が安定していることなど、アピールしておくといいでしょう。