アコムに申し込む際、返済能力が充分にあるかどうかをチェックするための審査が行われます。
アコムの1回目の審査で落ちてしまった人は、2回目の審査にそのまま申し込んでもまた落ちてしまう可能性が高いため注意が必要です。
ただし、アコムの審査に1回落ちてしまったからと言って、その後絶対に審査に通らないというわけではありません。
年収や他社借入の状況、職業などの申込情報が改善されていれば、1回落ちてしまった人でも審査に通る可能性が高くなります。
そこで今回は、アコムの2回目の審査に落ちないようにするための注意点や、2回目の審査に通りやすい人のパターンについてまとめました。
一度アコムの審査に落ちてしまって、今後再申し込みを検討されている方はぜひ参考にしてください。
ただし、ブラック化してしまうことを避けるため、1回目に落ちてから2回目の申し込みまでには少なくとも半年間は期間をあけるようにしましょう。
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アコムの2回目の審査は落ちる可能性が高い
アコムの2回目の審査では、落ちてしまう可能性が高くなっています。アコムは消費者金融機関の中でも大手のカードローン会社のため、返済能力の有無については厳しくチェックしているからです。中小の消費者金融機関と比較すると、審査に通るためのハードルは高くなっています。
信用実績・申込情報が改善されていなければならない
アコムの2回目の審査に合格するためには、信用実績や申込情報が改善されていなければなりません。1回目と全く同じ収入や職業の状態のまま申し込んでも、審査に通る見込みは無いため注意しましょう。
信用実績とは、これまでに利用した金融商品の利用歴のことです。カードローンだけでなく、クレジットカードの利用歴なども信用実績に関する情報の一部となっています。過去にクレジットカードやカードローンの使用で延滞があったり、利用額が極端に多かったりする場合には、信用実績をチェックされた際に返済能力に余裕がない人と見なされてしまうことが多いです。
また、公共料金の支払いの遅延なども、信用情報に影響を与えるため2回目の審査と関係があります。もし、過去に各種料金の支払いの遅延などで信用情報に傷がついていた場合、1回目の審査ではそれが原因で利用申し込みを断られた可能性が高いです。
ただし、信用実績や信用情報の傷は永久に残るものではなく、程度によっては最短2年、信用情報の傷が重い場合は10年程度たてば回復します。つまり、信用実績や信用情報の傷が回復した後であれば、2回目の審査に通る可能性が高くなるということです。
また、申込情報については、年収や職種、住んでいる住宅環境などの条件がチェックされます。これらの条件がすべて改善されている必要はありませんが、できる限り多くの要素が改善された状態になっていることが望ましいです。1回目の審査に落ちてしまった原因となった要素が改善されていれば、新たな申込情報に基づく2回目の審査には合格できる可能性が高くなります。
2回目のアコム審査で通りやすい人
それでは、アコムの2回目の審査で通りやすい人の特徴について確認していきましょう。アコムの審査基準や、自身が審査に落ちてしまった場合の原因は具体的に公表されるものではありません。そのため、どの要素が原因となって審査に落ちてしまったのかを具体的に知ることは不可能です。ただし、以下に挙げるような変化があれば、高い確率で2回目の審査に合格することができます。
なお、2回目の審査にも落ちてしまった場合には、その後アコムの審査に通ることはほぼ不可能ということに注意してください。何度も審査に落ちているという過去の履歴が審査時に不利に働くため、確実にアコムのカードローンを利用したいと考える方は以下の条件をできるだけ整えた上で2回目の審査に申込ましょう。
前回より年収が上がっている
アコムの2回目の審査に通りやすい人の特徴として挙げられるのは、前回より年収が上がっているということです。アコムの審査では、満20歳以上であることと同時に、安定した収入があることが重要視されます。そのため、収入が上がっていればそれだけ審査に通りやすくなります。
なお、消費者金融のカードローンでは、貸金業法という法律で貸付の上限額が規定されています。このルールは総量規制と呼ばれ、個人への融資の際、申込者の年収の3分の1までの金額しか融資してはいけないという決まりです。そのため、年収が少ししかない場合には、そもそも借入できる上限枠が狭くなってしまうため、審査に通りにくくなってしまいます。
年収が100万円未満で審査に落ちてしまった方が年収100万円以上になっていたり、固定収入が得られていなかった方が毎月固定の給料を安定してもらえるようになったりした場合には、2回目の審査で合格できる可能性が高いです。
前回より他社借入が減っている
2回目の審査に通りやすくなるためのポイントとして、前回よりも他社借入が減っているということもあげられます。金融機関のカードローン商品の審査では、他社ですでに借入があるかどうかや、ある場合にはいくら借り入れているかが良くチェックされるポイントです。総量規制のルールに基づいて自分が借り入れられる金額ギリギリまで他社から借入れている状態の人は、アコムで新規にカードローンを作ろうとしても審査に落ちてしまいます。
1回目のアコムの審査に落ちてしまった後、他社からの借入を返済して借入総額が減ってきている場合には、2回目の審査に通りやすくなる可能性が高いです。可能であれば、他社で借入をしている分の金額完済した状態で2回目の審査に申し込むと、審査に通る可能性が最大限に高まります。
前回より信頼性のある企業へ転職している
アコムの2回目の審査に通りやすい人の特徴として、1回目の審査の時よりも信頼性のある企業へ転職していることも挙げられます。パートやアルバイト、フリーターといった職種で申し込んで審査に落ちてしまった人が、その後一部上場企業などの正社員になったり、公務員になったりした場合には2回目の審査に通る可能性が高いです。
一部上場企業の会社員や公務員は、収入の額自体がそれほど高くなくても、給料を長期に継続してもらえる可能性が高いという点で審査では優遇されます。そのため、信頼性のある企業や職種に転職した上で2回目の審査に申し込むと、1回目の審査で落ちてしまった人でも合格できる場合があるのです。
また、信頼性の高い企業では賞与や退職金といった収入の増加も見込めることも、審査の通り安さにつながります。できるだけ、職業に関する申込情報をアップした状態で2回目の審査に臨むようにしましょう。
賃貸から持ち家へ引っ越している
賃貸住宅から持ち家へ引っ越ししている場合、アコムの2回目の審査に通る可能性が高いです。持ち家に引っ越しをしている場合、月々の家賃の支払いがないことや、場合によっては住宅ローンの審査に通過しているということが考えられます。そのため、月々の支払いに余裕が出ていることや、本人の所有する資産が増えていることから返済能力が充分にあるとみなされ、アコムの審査に通る場合が多いです。
職業や年収のアップだけでなく、住宅環境に関する属性が改善されることも、消費者金融のカードローン審査の通りやすさにつながります。これまでご紹介したいくつかのポイントを参考に、ぜひアコムの2回目の審査に通りやすい状態を目指していってください。
アコムへ2回目に申し込む際の注意点
最後に、アコムへの2回目の審査に申し込む際に注意すべきポイントについてご紹介します。これまでに解説した申込情報や信用実績が改善されていたとしても、2回目の審査に100%通る保証はありません。2回目の審査に落ちてしまうと、実質的にアコムのカードローンを利用するのはほぼ不可能となってしまうため、ご注意ください。
すでにご紹介した申込ステータスの改善に加えて、以下の2つのポイントに注意することで審査に通過できる可能性が高まります。
前回の申込みから半年以上空けていること
アコムの2回目の審査に申し込む際の1つ目の注意点は、前回の申し込みから半年以上期間を空けるということです。半年以内に再申し込みを行った場合、どんなに申込ステータスが上がっていたとしても審査に通る確率が低くなってしまいます。
アコムの審査に使われる信用情報には、一度審査に落ちてから半年間は「過去に審査に落ちている」という情報が残ってしまっています。この情報が消えてからでないと、審査に通ることは難しいです。半年の期間を空けている間に、他社借入の返済や収入のアップなど、取り組めることに取り組んでおきましょう。
同時にアコム以外へ申し込まないこと
アコムの2回目の審査に申し込む際の2つ目の注意点は、同時にアコム以外へ申し込まないことです。2回目の審査かどうかにかかわらず、同時に複数のカードローン会社に申込を行うことは審査される上で不利に働きます。これは、複数の金融機関からお金を借りなければならないほど経済的に余裕がない人だと判断されてしまうからです。
アコムの2回目の審査に申し込む際には、必ずアコムだけに絞って申込を行うようにしましょう。もし万が一、2回目の審査にも落ちてしまったとしても、そのほかの中小消費者金融会社への申し込みは後からでも可能です。まずはアコムの2回目の審査に集中して取り組み、その結果によって次の行動を決めることをおすすめします。