急にお金が必要になった時、アイフルの自動契約機「てまいらず」では、申し込みからカードの発行までその場での手続きが可能です。
電話でオペレーターが丁寧に教えてくれるシステムなので、難しい機械の操作に一人で悩む、ということもありません。
でも、いざ使おうと思い立っても、「土日だけど手続きは出来る?」「何を用意すればいい?」と、初めてだと分からないことは多いもの。
実際にどんな契約機なのか、様々な疑問が解消出来るように「てまいらず」を詳しく解説していきます。
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アイフルの自動契約機の基本情報
アイフルの自動契約機の正式名称は、無人契約でんわBOX「てまいらず」です。または、無人契約ルームとも呼ばれます。
自動契約機の店舗は、「アイフル」と書かれた看板とドアが目印になっています。入り口のドアは磨りガラスや色ガラスになっているので、中に誰かがいることは分かっても、顔などは外からは見えません。
室内には机と椅子が置いてあり、机の上には電話機と黒い箱のようなカード発券機があります。机の横には書類を読み込むためのスキャナーも置いてあります。この設備だけで、全ての手続きが完了出来るようになっています。
アイフルの自動契約機は全国に何台ある?
アイフルの自動契約機は、全国で890台以上に上ります。
地域ごとでは、北海道・東北地方に約100台、関東・中部地方に約440台、近畿・中国・四国地方に約210台、九州・沖縄地方に約120台となっています。
北海道から沖縄まで全ての都道府県に自動契約機がありますが、中でも主要都市は台数が多く、東京だけで店舗の数は100近くあります。次いで、大阪、愛知、神奈川、福岡というように、特に都市部に多く設置されています。
アイフルの自動契約機はどんな場所に良くある?
都市部では、自動契約機は駅の近くにあることが多いです。また、ビルの何階というように、テナントビルなどの建物のフロア内に入っている店舗が多数あります。
他のカードローン会社の契約機の店舗と、まとまった場所に並んでいることもよくあります。
反対に地方では、国道沿いやバイパス沿いのような、車での来店が便利な場所にあることが多いです。専用の駐車場があり、多くは契約コーナーとして独立した建物になっています。
アイフルは、窓口のある有人の店舗が全国に25件ありますが、その全てに無人の自動契約機も併設されています。
アイフルの自動契約機の営業時間
自動契約機の営業時間は、8:00~22:00となっています。土日祝日も営業しており、一部の店舗を除き年中無休です。
窓口のある店舗は18:00で終わってしまいますが、自動契約機なら夜遅くまで営業しているので、仕事が終わってから立ち寄るという使い方も出来るかもしれません。
自動契約機で気をつけたいのが、審査の回答時間は9:00~21:00の間であるということです。21:00を過ぎると審査の回答は翌日以降となりますので、即日融資を考えている場合は、特に注意が必要です。
一部営業時間が違うこともあるので要注意!
自動契約機の中には、一部営業時間が違う店舗も存在します。
例えば、東京都目黒区の「自由が丘店無人契約コーナー」は、営業時間が10:00~22:00となっています。テナントビルに入っている店舗は、ビル自体の営業時間の影響を受けることがあります。
また、年末年始に限っては、店舗によって休業になることや営業時間が短縮することがあります。営業時間の変更の情報については、アイフル公式サイトの「アイフルからのお知らせ」で告知されています。
自分が利用しようと思う契約機については、念のため営業時間を公式サイトで事前にチェックしておきましょう。
アイフルの自動契約機で出来る手続き
アイフルの自動契約機では、カードローンの申し込み、審査を受ける、カードの発行と受け取りといった手続きが出来ます。
「カードの発行と受け取り」以外は、自宅のインターネットからでも可能です。カード発行後の借り入れや返済は、ATMの機械の方での手続きになります。
カードローンの申し込み
アイフルのカードローンの申し込みをすることが出来ます。申込書に必要事項を手書きで記入して、スキャナーで送信をします。初めてでも、オペレーターの指示通りに進めていけば、難しいことはありません。
しかし、事実と違う誤記入などがあると、審査に落ちてしまう可能性もあるので、内容は正確に書きましょう。
なお、申し込みの際には、運転免許証などの本人確認の書類も必要になります。
審査を受ける
送信した申込書などの情報をもとに、アイフルで審査が行われます。審査の間は店舗の中で待つことになりますが、最短30分ほどでオペレーターからの回答電話があります。
審査が通れば融資可能ということで、カード発行の手続きに進むことが出来ます。
審査回答は9:00~21:00の間で、その時間を過ぎると回答は翌日以降になります。
カードの発行と受け取り
審査が通った後は、契約書類に署名をして送信すると、カードの発行が可能になります。
契約ルーム内に黒い箱のような機械があるので、自分でボタンを押して発行します。そのカードがあれば、アイフルか提携会社のATMで借り入れが出来るようになります。
アイフルのATMが一緒に設置されているタイプの契約ルームであれば、その場ですぐに借り入れをすることも可能です。
また、申し込みから審査、契約までを自宅などのインターネットで済ませておいて、カードの発行と受け取りだけを自動契約機で行うことも出来ます。
アイフルの自動契約機を使って契約するメリット
自動契約機には、次の3つのメリットがあります。
- 土日や祝日でも手続きが可能
- 窓口の店舗より人に見られにくい
- その場でカードを受け取れる
特に、お金が急に必要になった時には、自動契約機は強い味方となってくれます。
それでは、上記3つのメリットをそれぞれ解説していきましょう。
土日祝でも即日融資
窓口のある有人店舗は平日のみの営業ですが、自動契約機は土日や祝日も手続きができます。休日のお出かけ先で急にお金が必要になった、という時にも、自動契約機なら約1時間で、申し込みからカード発行までの手続きをすることが出来ます。
平日は夜遅くまで仕事でなかなか立ち寄れないという人も、土日にゆっくりと手続きが出来ます。土日祝でもアイフルでは審査を行っていますので、即日融資も可能です。
人に見られにくい
カードローンの申し込みをしたいけど、家族や職場の人には気づかれたくないということもあるかもしれません。
契約ルームは完全個室になっているので、出入りする瞬間だけ周りに気をつけていれば、人に見られるということはありません。
個室は中からカギが掛けられるので、急に誰かが入ってくるということもなく安心です。
その場でカードを受け取れる
ネットや電話で申し込んだ時に、カードの配送を「郵送」にすると、手元に来るまで日数もかかってしまいます。
その点、自動契約機なら最短30分の審査の後に、その場でカードを受け取ることが出来るので便利です。
また、インターネットで申し込みから審査まで済ませておき、カードの発行と受け取りだけを自動契約機で行うことも可能です。審査の時間を契約ルームでつぶしたくないという人は、このような使い方であれば、更に大幅な時間の短縮にもなります。
アイフルの自動契約機に持参する必要書類
自動契約機で手続きを行う際には、顔写真つきの「本人確認書類」の原本1点が必要です。(コピーは不可)
一般的には「運転免許証」で、これがあれば基本的に契約は出来ます。もし運転免許証がない場合は、パスポートや住民基本台帳カードなどでも大丈夫です。
顔写真つきの本人確認書類を持っていない時は、「現住所記載の本人確認書類」(健康保険証、母子健康手帳など)や「公共料金の領収書」(電気、ガスなど)のうちから、どれか2点を組み合わせた書類が必要になります。
また、利用限度額が50万円を超える、他社と合わせての借り入れ総額が100万円を超える、といった特別な条件の時は、本人確認書類の他に「収入証明書類」(源泉徴収票、給与明細書など)が必要です。
有効な書類の種類については、アイフルの公式サイトに全て記載されています。
アイフルの自動契約機を利用する流れ
自動契約機の利用は、無人契約ルームに入室した後、以下の流れで進んでいきます。
- 入室する
- 電話をかけて申込書に記入する
- 申込書と本人確認書類を送信
- 書類確認後、アイフルの審査に入る
- 審査が通れば契約
- カードの発行、受け取りをする
入室する
まずは、アイフルと書かれた「てまいらず」の無人契約ルームに入ります。先に入っている人がいないか確認し、入室したら中からカギを掛けておきましょう。
室内には机と椅子があり、電話機やスキャナー、カード発券機なども設置されています。
電話をかけて申込書に記入
椅子に座ったら、机の上の電話の受話器を持ち上げます。「1」をプッシュするとオペレーターとつながるので、最初に簡単な説明を受けます。
申込用紙に記入をするように案内されるので、オペレーターの指示通りに机の引き出しなどから申込用紙を出し、記入していきます。
記入の最中は電話を切った状態ですが、分からないことがあったら、すぐにオペレーターに電話して確認しましょう。
あやふやなままで間違った記入をしてしまうと、かえって後で余計な手間がかかることがあります。
申込書と本人確認書類を送信
必要事項を全て記入したら、またオペレーターに電話をかけ、指示通りに机の横のスキャナーで申込書を読み取らせます。
このスキャナーは、読み込みと同時にアイフルへの送信も行っています。用紙を置いてふたを閉めるだけで、読み込みと送信は自動的にスタートします。
申込書の送信が終わったら、続けて用意してきた本人確認書類も、同様に読み取らせます。
確認と質問の電話が来る
全ての書類の送信が終わると、オペレーターから電話がかかって来ます。
申込書に記入した内容に間違いがないかの確認と、審査に必要ないくつかの質問をされます。
聞かれることは、申し込んだ人によって違いはありますが、主に収入に関することや現在の借り入れ状況などを聞かれるようです。
アイフルの審査に入る
全ての確認が終わったら、審査に入ります。審査が終わるまでは契約ルームの中で待機する必要がありますので、本やゲームなど何か時間をつぶすものを持っていくといいかもしれません。
最短で30分ほどすると電話がかかって来ます。電話に出て、オペレーターから審査の回答を聞きましょう。
審査が通れば契約
無事に審査が通っていれば、続いて契約に移ります。オペレーターから案内がありますので、よく確認して下さい。
契約書類は、印刷されたものが出て来ます。記載された借入限度額や金利などの内容をよく確認し、納得の上で契約書類に署名します。
署名したら契約書をスキャナーに置き、申込書の時と同じように読み取らせて送信します。
カードの発行、受け取りをする
契約書類の送信が終わったら、机の上にある黒い箱のような機械の赤いボタンを押すと、カードが出て来ます。
カードを受け取ったら、全ての手続きは終了です。早ければ、この全ての手続きが1時間かからないうちに済んでしまいます。
契約ルーム内か近くにATMが設置されていれば、発行されたカードですぐに借り入れが可能です。ATMが近くにない場合は、設置場所まで出向く必要があります。
アイフルで多い審査の追加質問
申込書を送った後、審査に入る前にオペレーターから追加の質問が来ることがあります。この質問は、審査の判断材料の一つとなります。
追加質問でまず多いのは、申込書に記入した勤務先などの詳しい情報です。会社の給与形態や本人の仕事内容などを訊かれることがあります。
また同様に多いのが、他社での借り入れの有無や状況です。他社でのローンの経験や、支払いを延滞したなどといった経歴がある場合は、質問を受ける可能性があります。
もちろん、審査の不利になると思って虚偽の内容を答えると、後で深刻なトラブルに発展します。どんな質問であっても必ず事実を伝えましょう。
アイフルの自動契約機にATMは設置されている?
全ての自動契約機の中で、ATMも設置されているのは全体の約半数で、全国に約460台存在します。
ATMの設置されている契約ルームを探したいのであれば、公式サイトの「店舗・ATM検索」で調べると一目瞭然です。
ローンカードを受け取れば提携ATMでも利用可能!
自動契約機で発行されたカードは、アイフルが提携しているATMでも使うことが出来ます。
利用出来るのは「セブン銀行」「ローソンATM」「イーネットATM」などコンビニのATMの他、「イオン銀行」「三菱UFJ銀行」などの銀行でも使えます。また、借り
入れのみが出来る「福岡銀行」や返済のみが出来る「ローソンLoppi」などもありますので、全ての提携先を確認したい時は、公式サイトを参照して下さい。
アイフルのATMの営業時間は「7:00~23:00」ですが、例えばセブン銀行のATMなら、コンビニで24時間利用出来ます。手数料はかかりますがメリットもあるので、覚えておくとよいかもしれません。
アイフルの自動契約機を使えば即日融資できる?
アイフルの自動契約機は、もちろん即日融資も可能です。申し込みからカード発行まで、スムーズにいけば1時間ほどで終わりますので、後はATMでその日のうちに借り入れが出来ます。
注意したいのは、営業時間と審査回答の時間です。営業時間は8:00~22:00、審査回答の時間は9:00~21:00となっています。いずれも過ぎてしまうと、当日の融資は受けられなくなってしまいます。
どうしても即日融資がしたいという時は、使いたい自動契約機の営業時間と近くにATMがあるかを予め公式サイトで調べておきましょう。
何時までに手続きをすれば確実に最短融資を受けられる?
自動契約機での手続きの所要時間は、約1時間です。無人契約ルームの営業が終わるのが22:00で、審査回答の締め切りは21:00です。
その為、確実に即日融資を受けたいのであれば、遅くとも20:00くらいまでには手続きを開始したいところです。
予めネットで申し込みから審査まで終わっていて、自動契約機ではカードを受け取るだけ、という場合でも、21:45までには手続きをしておきましょう。
また、振り込み希望の場合は、ネットや電話からの申し込みで、全ての手続きを平日14:00までに終わらせていなければなりません。
書類の不備や追加の質問に時間を取られてしまうこともありますので、即日融資を確実にということであれば、午前中などの出来る限り早い時間に手続きをしておく方がよいでしょう。