フリーローン

フリーローンの審査基準は甘い?厳しい?カードローンとの比較と審査に落ちた人の特徴

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フリーローン(多目的ローン)とは、事業資金以外のさまざまな使い道で利用できる無担保ローンのことです。

一度借りたら再度の借入ができない、商品内容が提供する金融機関によって大きく異なる点などが、カードローンとの違いです。

審査基準も金融期間によって違うので、「最寄りの銀行だから」という理由で申し込んでも、審査に落ちてしまう可能性があります。

そこで今回は、フリーローンの審査基準はカードローンとどこが違うのか、審査に通りやすいフリーローンはどういったものがあるのかを徹底解説していきます!

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フリーローンとカードローンの審査基準を比較!

フリーローンの基本的な審査の枠組みは、カードローンとほぼ同じと考えて良いでしょう。

つまり、申込者の収入と信用情報が審査で主に見られる、借入額が高いほど、金利が低いほど審査が厳しくなるという点は共通しているということです。

審査の仕組みも、信用情報をメインに収入、勤続年数などの属性項目をスコアリングするというのはフリーローンとカードローン共通です。

低金利フリーローンはカードローンより審査が厳しい

カードローンは限度額だけ決まっており、その金額・返済期間の範囲内なら自由にお金を借りることができます。

一方、フリーローンは契約後に一括で借入をおこない、その後時間をかけて返済していくという形をとります。

カードローンは審査に通ってもお金を借りなければ返済義務は発生しません。「利息がやばいなあ…」と思ったら借りずに他の方法をとることもできるので、自分で借りる額を調整すれば自己破産などの心配はそこまでありません。

一方、フリーローンは最初にまとめてお金を借りるので、必ず全額支払わないといけません。そのため、フリーローンの審査ではカードローンの審査よりも収入を厳しく見る傾向があります。
特に低金利のフリーローンは一気に大金を融資する反面、利息(会社の利益)が少ないので、借り逃げされたときの損害はカードローンよりも大きいです。

そのため、低金利のフリーローンはかなり審査基準がかなり厳しく設定されています。

フリーローン審査は収入証明書の提出が必須のケースも

カードローンの審査では50万円以上の融資を希望する場合、収入証明書の提出が必要になります。

一方、一部フリーローンの審査では希望額がいくらであれ、収入証明書の提出が必須なケースがあります。

こうしたところからも、フリーローンの審査では年収基準を厳しく見ているのがわかりますね。

フリーローンは融資の使いみちに厳しい

カードローンも融資の目的を申込時に記入することがありますが、こちらは審査にほとんど影響しません。

一方、フリーローンは資金使途が自由とはいえ、申込時に書いた目的が審査材料になります。

カードローンは借りたい額分を借りることができますが、フリーローンは一括で借り入れるので、金額が目的にそぐわないことが多々あるからです。

目的以上の金額を融資すれば、利用者の自己破産を招き兼ねません。余剰貸付を防ぐためにも、目的と希望額を厳しく照らし合わせるのですね。

審査の甘いフリーローンランキング!

フリーローンの金利は、上限がだいたい年14.0%までの間で設定されています。

前述の通り、高金利のローンほど審査に通りやすいので、上限金利が年14.0%前後のフリーローンに申し込むのがおすすめです。

その分利息が増えるリスクもありますが、年14.0%はカードローンならかなり低金利の部類に入りますし、一括で借り入れできるので使い勝手も良いです。

ここからは、審査の甘いフリーローンをランキング形式で発表していきます!

1位:西日本シティ銀行「EZフリーローン」

金利 年15.0%(固定金利)
申し込み条件 安定収入のある満74歳までの方
最高融資額 最高500万円まで
最長借入期間 最長15年

西日本シティ銀行は、福岡県福岡市博多区に本店をおく地方銀行で、福岡県内に160店舗があります。

ここが提供しているEZフリーローンは、金利が15.0%の固定金利と高めに設定されている分、審査に通りやすいと評判です。

返済額が多いのはネックですが、西日本シティ銀行を給与振り込みに指定している方なら、金利が年2.0%割引になってお得ですよ!

その他にもEZフリーローンは以下のメリットがあります。

  • パート・アルバイト・専業主婦でも最大50万円まで申し込み可
  • 返済期間を6ヶ月~15年の間で柔軟に設定できる
  • 繰越返済手数料無料
  • 西日本シティ銀行の口座を持っていれば来店不要で契約可

2位:横浜銀行フリーローン

金利 年1.9%~14.6%
申し込み条件
  • 安定収入のある満20歳~69歳までの方
  • 横浜銀行の店舗がある地域にお住みの方
最高融資額 最高1,000万円まで
最長借入期間 最長10年

横浜銀行は、神奈川県に本店をおく地方銀行ですが、以下の幅広い地域に出店しているので、利用しやすいです。

  • 神奈川県内全域
  • 東京都内全域
  • 群馬県前橋市・高崎市・桐生市

上記の地域にお住みか、お勤めの方なら、横浜銀行フリーローンに申し込めます。

こちらは借入額最大1,000万円を最長10年で返済できるのが強みで、入院や出産の費用に使う方などが多いです。

地銀フリーローンということもあり申し込みエリアは限定されていますが、インターネットバンキング「<はまぎん>マイダイレクト」を使えば24時間いつでも返済可能なので、使いやすさはかなり良いですよ!

また、横浜銀行フリーローンはおまとめローンとしても利用できるので、横浜銀行カードローンなどの借入を一本化するのに使うのもおすすめです!

3位:八十二銀行「はちにのフリーローン」

金利 年最大14.5%(固定金利)
申し込み条件
  • 安定収入のある満20歳以上、最終返済時満70歳までの方
  • 八十二銀行の店舗がある地域にお住みの方
  • 八十二銀行の普通預金口座をお持ちの方
  • 八十二インターネットバンキングに契約している方
最高融資額 最高500万円まで
最長借入期間 最長7年

八十二銀行は長野県の地方銀行で、以下の地域にお住まい・お勤めの方はフリーローンを利用可能です。

  • 長野県全域
  • 新潟県上越市・妙高市

八十二銀行フリーローン「はちにのフリーローン」は、金利を年7.0%、9.2%、9.8%、14.5%の4つの中から選ぶことができます。

14.5%を選べば最も審査に通りやすいですが、返済が楽なのは7.0%なので、自分の返済能力を鑑みて選ぶのがおすすめです。

また、八十二銀行はカードローン「はちにのかん太くんカード」も提供しているので、こちらのご利用もぜひご検討ください!

メガバンク・信用金庫のフリーローンは低金利だが審査は厳しい

ここまで審査に通りやすいフリーローンを紹介していきましたが、基本的に地方銀行が提供しているフリーローンは高金利な反面、審査が甘い傾向にあります。

一方、上限金利が年10%を切るメガバンクや地方銀行のフリーローンは低金利の反面、審査はかなり厳しいです。

【メガバンクが提供するフリーローンの上限金利】

三井住友銀行フリーローン(無担保型) 年5.975%
三菱UFJ銀行「ネットDE多目的ローン」 年5.475%
みずほ銀行多目的ローン 変動:5.875%

固定:6.7%

りそな銀行「プレミアムフリーローン」 年6.0%

特に2018年以降、カードローン審査が厳しくなったことから考えて、銀行フリーローンも審査基準がより上がっていても不思議ではありません。

カードローンやフリーローンの審査は、落ちるだけでも次回の申し込みに悪影響を与えるので、十分気を付けましょう。

フリーローンの審査に落ちる人の特徴

借入額が高すぎる

フリーローンの審査では収入(返済能力)が重視されますが、これは単に「毎月いくらもらっているか」ということではなく、「毎月余裕を持って返済できそうか」がより詳しくチェックされます。

つまり、同じ収入でも借入額が高ければ、その分返済能力は下がりますし、借入を最小限度にとどめれば返済能力は上がります。

フリーローンからの借入を必要最小限に留めることで、審査に通りやすくなります。

カードローンとの併用・同時申し込みをしている

カードローンとフリーローンは別の商品ですが、お金を借りているという点では同じです。

カードローンは複数借入があると審査に通りにくくなるというのは有名ですが、カードローンとフリーローンの併用も新規審査に悪影響を与えます。

また、「フリーローンとカードローン、どっちの審査に通るかわからないからどっちも受けよう」と、同時並行で申し込みをおこなう方もいますが、これもなるべくやめておきましょう。

信用情報機関には、過去のクレジットカード延滞履歴や、他社の借入状況の他に、「今現在、どこのカードローンに申し込んでいるか」という情報も保管されており、審査時に金融機関へ共有されます。

申し込み件数が多ければその分、他社と契約されるリスクが高まるので、融資する側としてはあまり審査に通したくはありません。

フリーローンの新規借入をおこなう場合は、今借りているお金を完済する、1社ずつ申し込むことを意識しましょう。

申し込み書類に誤記載がある・申し込み条件外

カードローンの審査で見られる内容はどこも共通していますが、フリーローンは金融機関によって重視される項目が異なるので、それに応じて申し込み書類の内容も異なります。

資金使途の証明書類や収入証明書の提出が必要なところもあり、しっかり個々の申し込み方法を読まないとミスが起こりやすいので注意しましょう。

また、地銀のフリーローンに申し込む方は、自分が申し込めるエリアの条件を満たしているかしっかりチェックしましょう。

初歩的ではありますが、事前にチェックしているかどうかで審査通過率は大きく変わりますし、審査を待つ間にも余裕ができます。

フリーローンの審査に落ちた方にはカードローンがおすすめ!

フリーローンはカードローンと比べて低金利で、途中で返済額を調整できないことから、審査がより厳しい傾向にあります。

もしフリーローンの審査に落ちてしまった方は、カードローンの審査を受けてみると、意外にすんなり通過するかもしれませんよ!

カードローンには銀行が提供しているものと消費者金融のものがあります。

銀行カードローンは高金利のフリーローンと審査難易度が変わりませんが、消費者金融のカードローンならおそらくどのフリーローンよりも審査には通りやすくなっています。

こちらに審査に通りやすい消費者金融をランキング形式で紹介しているので、合わせてお読みください!

消費者金融の無利息サービスを利用すればフリーローンよりもお得?

大手の消費者金融を中心に、指定の期間内なら金利が0となる無利息サービスというものが提供されています。

業者名(ページリンク) 無利息期間
プロミス 初めての借り入れから30日間
ノーローン 完済するたびに翌月の借り入れから1週間
アイフル 契約の翌日から30日間
アコム 契約の翌日から30日間
フタバ 契約の翌日から30日間
セントラル 契約の翌日から30日間
ベルーナノーティス 契約の翌日から14日間

少額の借入なら、高金利の消費者金利で無利息サービスを使いながら返済するほうが、低金利のカードローン・フリーローンよりお得な場合も多々あります。

銀行や消費者金融の公式サイトには返済シミュレーションというものがあり、こちらでいくら借り入れて、更に無利息サービスを使えば月の返済額・利息がいくらになるかを計算することができます。

こうしたサービスを利用し、どこに申し込むのがお得か考えていきましょう。

ローン以外の方法を考えるのも一つの手

フリーローン・カードローンは、申込者のスペックが審査され、信用に応じた金額・返済期間が適用されます。

金利や種類によって審査基準に違いはありますが、スペックの低い方はどこのローンを受けても落ちてしまうので、そういった方は違う方法を使ってお金を借りるのも一つの手です。

例えば、質屋や不動産担保のローンは、家や高額の品物を担保にしてお金を借りるという、フリーローン・カードローンとは異なる仕組みとなっています。

人によって借りやすいお金の借り方は異なります。こちらに様々な方法がまとめてあるので、フリーローンの審査に落ちてしまった方はぜひ一度参考にしてください!