銀行カードローン審査

銀行カードローンの審査に通らない…12の理由と審査に通る方法

銀行カードローンの審査に通らない…12の理由と審査に通る方法

銀行カードローンの審査に落とされると、次の審査にも影響が及んでしまい、審査落ちのスパイラルに突入する場合もあります。

1度の審査でしっかり通過しておかないと、審査落ちが延々と続いてしまい、銀行カードローンを利用できない可能性があるのです。

審査を通過したいと考えている場合は、銀行カードローンで求められる要素をしっかり満たして、確実に審査を通過できるようにしましょう。審査を通過しやすくする方法を取れれば、銀行カードローンの審査も通過しやすくなるのです。

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1社目のカードローン審査に通ることは非常に重要!

申込みをした会社に落とされると、次の銀行カードローンで審査を受けた際、落とされた情報が信用情報に残っています。

審査に落とされているのは、信用できるのかわからないと判断されてしまい、信用度が低いと銀行側に考えられれば審査に落とされてしまいます。1度の審査でしっかり通過しておかないと、2社目以降の審査は厳しいものに変わっていくのです。

1社目のカードローン審査に通らなければ、どんどん審査では厳しい対応を取られてしまいます。2社目のカードローン審査も落とされれば、3社目以降はかなり審査を通過しづらくなり、延々と審査落ちの連絡を受けるだけになります。

1社目をしっかり通過しておかないと、銀行カードローンは利用できない可能性が高いのです。

審査をしっかり通過するためにも、銀行カードローン審査は1回で通過できるように心がけましょう。審査に落とされる状況はなるべく作らないほうがいいのです。

銀行カードローンに落ちる人には共通の傾向がある

銀行カードローンの審査に落とされる人は、どこかに落とされる傾向を持っています。

全ての情報がしっかりしているのに審査に落とされるというのはまずありません。必ずどこかに問題を抱えており、銀行カードローン審査に落とされる理由が作られてしまいます。

審査に落とされている人は、共通の傾向を持っています。大半の傾向は審査を通過できないような申込内容であり、少し確認をするだけで審査を通過できないと判断される可能性が高いのです。

本当に審査を通過できるような情報がしっかり掲載されているなら、まず審査に落とされることはなく、スムーズに審査を通過できるはずです。

共通の傾向をしっかり理解して、自分がその傾向に当てはまっていないか確認したほうがいいでしょう。

銀行カードローンの審査に落ちる12の理由

ここからは銀行カードローンの審査に落とされてしまう12の理由について1つずつ説明します。

1つ1つの理由が銀行カードローンの審査を通過できない問題に該当しているので、確実に審査を通過するためにも審査落ちの理由を理解してください。そして1つ1つ改善させるようにしましょう。

①収入が低く完済できるか不安

多くの人が落とされている理由として、収入が低いと判断されて審査に落とされる場合です。

収入というのは完済できる能力に直結しているため、収入不足が見つかると銀行カードローンの返済ができないと思われてしまうのです。

収入はそう簡単に増やせるものではありません。数年間頑張ってようやく収入は増やせるものです。

従ってそう簡単に収入を増やして銀行カードローンの審査に通過するというのは難しく、1度収入関連で落とされると次の審査を受けるまでに時間がかかります。

収入が足りないと思われれば、その段階で銀行カードローンの審査は終わり、審査落ちの連絡が入ります。特に高額な借入を希望している方は、ある程度収入を確保しないと審査を通過できない点に気を付けておきましょう。

②信用情報に問題がある

全ての銀行カードローンが信用情報機関から情報を確認しています。信用情報機関に掲載されている情報に問題があると審査に落とされてしまいます。

信用情報に問題があると診断されるのは以下の通りです。

  • 遅延や延滞の情報が残されている
  • 債務整理の情報が残っている
  • 何度も銀行カードローン審査に落とされている

これらの情報が残されていると、信用できないと判断されて審査に落とされてしまいます。

特に遅延や延滞は情報が残されている場合には審査落ちの通告を受けやすくなります。

債務整理は長く情報が残される問題ですので、1度経験している方は長期間銀行カードローンの審査を受けないようにしましょう。

③年収の3分の1以上の融資を希望している

年収の金額から3分の1以上も融資を希望している場合、審査に落とされてしまいます。

本来であれば銀行カードローンは収入の額から一定の金額までしか借りられない、総量規制の影響は受けません。

しかし自主的に規制しているところが多く、審査の際にある程度の収入を持っていないと多くの借入ができなくなっています。

制限をしている背景には、銀行カードローンによる貸しすぎ問題が取り上げられている点です。

銀行カードローンは総量規制の影響がないため、年収の金額から3分の1以上貸しても問題はありません。しかし、貸しすぎて返済されないという問題が表面化しており、あまり多く貸しすぎると問題になると判断し、銀行側がカードローンの貸し出しを制限しているのです。

現在は銀行カードローンでもあまり多く借りられない場合があります。年収の額から3分の1以上の借入を行う限度額を希望しないよう、ある程度抑えて審査を受けるようにしましょう。

④家賃や携帯料金などの固定費が高い

家賃や携帯料金の固定費は、あまり考えられていない項目です。

しかし賃貸物件に住んでいる方は別の話です。

賃貸物件の場合、マンション名等を記入しなければなりません。マンションの名前さえわかれば、家賃の計算は簡単にできるのです。

家賃の計算をして、明らかに固定費が高いと判断され、返済能力に影響を及ぼしていると判断されれば審査に落とされてしまいます。

従って一戸建てを購入している方より、賃貸物件に住んでいる方は信用度が低い傾向にあるのです。

また、携帯電話も同様で、固定費が高いと判断されれば審査落ちもあります。

ただ、携帯電話は固定費が急激に上がる可能性は低いので、賃貸物件よりも審査落ちの確率は低いでしょう。

⑤他社借入件数が高い

他社借入件数があまりにも多すぎる場合、審査に落とされてしまいます。

他社借入が多いと、返済能力に疑問が生じているほか、返済してくれないのではないかと判断されてしまいます。他社借入が多いと、かなり審査に落とされる確率は高くなると考えてください。

特に3件以上の借入には気を付けてください。

他社借入が3件を超えてしまうと、銀行カードローンの審査で落とされる確率が急激に上がります。4件以上となればほぼ審査落ちですので、借りている件数を減らしてから銀行カードローンの審査を受けたほうがいいのです。

⑥同じタイミングで申し込んでいるローンが多い

他に別のローンに申込みをしている場合、ローンに申込みをしている情報は気づかれないと思われがちです。

しかし信用情報に申込みの情報が掲載されており、他社の申込と一緒のタイミングで申し込みをされていると簡単にわかるのです。

他に申込みをしているローンが多く残されていれば、当然ですが信用できないので審査に落とされてしまいます。

申込みをしているローンが2つまでなら審査を通過できる場合もあります。ただ3つ以上のローンへ申込みをしていると、多重債務を行う可能性が非常に高いと判断され、審査に落とされてしまいます。

⑦クレカや携帯料金の支払いを延滞した経験がある

クレジットカードや携帯料金の支払い遅延も、信用情報には残されています。

信用情報を調べれば、あらゆる遅延情報が一目でわかるのです。1つでも料金支払いの延滞が発生していた場合、信用情報に残されている間は審査に落とされてしまいます。

クレカは使いすぎで返済できない場合があります。もし1回でも返済を行えなければ延滞扱いとなり、信用情報に悪い情報として残されてしまいます。

携帯料金も同様に悪い情報が残されてしまいます。これらの情報が残っていれば銀行側の信頼は得られなくなります。

信用を得たいと思っているなら、クレカや携帯料金の延滞は避けましょう。

⑧収入が安定していない

一時的に高い収入を持っており、年収の金額は高く掲載される場合があります。

ただ、年収の金額が高く掲載できても、収入を得られている方法が一過性であり、継続して安定した収入を得られていないと銀行カードローンの審査は通過できません。

収入が不安定で、明らかに波が大きいと判断されると審査に落とされます。

水商売を代表に、収入がすぐに減るかもしれない職業の人は審査に落とされる確率が高いのです。

多くの収入を持っているというより、安定した収入を毎月得られているほうが銀行カードローン審査は通過しやすいのです。

⑨給与明細・源泉徴収票が発行できない

給与明細や源泉徴収票によって、収入が本当なのか示さなければなりません。

もし収入が証明できないとなれば、記入されている年収は嘘と判断される場合があり、審査に落とされてしまいます。当然ですが、銀行側から提出するように求められた場合、給与明細や源泉徴収票は出さなければなりません。

もし給与明細や源泉徴収票が発行できず、提出できないとなれば信用できないと思われます。

本当は給料を受け取っていないのではないかと考えられ、信用度が低いと診断されて審査落ちを受けるのです。

確実に審査を通過したいなら、給与明細や源泉徴収票は残しておきましょう。

⑩今の職場の勤続年数が短い

仕事年数は安定して収入を得られている点につながっており、信用度を確認する部分でも重要視されています。

今の職場で仕事を続けている年数が短いと判断された場合、銀行カードローンの審査で落とされてしまいます。

正社員として雇用されたとしても、最低で1年以上の仕事年数は確保しておきましょう。1年程度の年数があれば審査を通過できる銀行カードローンは多くあります。

より安心して審査を通過したいなら、3年程度は確保したほうがいいかもしれません。

アルバイトの場合はより長い年数が必要な場合もあります。2年以上の勤続年数がないと、ころころと職業を変えていると判断され、収入不安定が理由で審査に落とされる場合もあるのです。

⑪事情があって在籍確認を受けられない

会社に電話しても出てくれない場合、在籍確認が取れません。

会社が長期的に休業状態に入っているほか、年末年始の影響で長期休暇が発生している場合、銀行側は在籍確認が取れないという理由を告げて審査に落とされてしまいます。

在籍確認をしっかりと取るためには、まず会社が稼働しているタイミングで審査を受けるようにしましょう。

会社が休業状態のタイミングで銀行カードローンの審査を受けないようにしてください。そして誰でもいいので電話に出てもらい、自分が在籍していると説明してくれることを願いましょう。

稀に間違った回答をしたために審査落ちの場合があります。

在籍確認は自分で電話に出る必要はありません。しかし電話に誰も出てくれないような状況、電話の内容が嘘だと感じられるなら審査に落とされます。

どのようなタイミングでも、在籍確認がスムーズに行えるよう調整しなければなりません。

⑫申込内容に嘘がある

どこかに申込内容に嘘があれば、信用できないので審査に落とされます。特に嘘が多い部分は以下の通りです。

  • 年収の金額を偽る
  • 借金の額を偽る
  • 無職なのに仕事をしているように見せかける

上記の3つは特に嘘が多く、本当の情報を確認した後、明らかに違うと判断されて審査に落とされてしまうのです。

年収や借金は収入証明書や信用情報によって簡単にわかります。気づかれないと思ってもすぐにわかってしまうので、情報を偽らないほうがいいでしょう。

また仕事も在籍確認によって簡単に調べられるので、ごまかしても銀行を騙せません。

絶対に嘘はつかないでください。信用を一気に失う行為で、銀行カードローンの審査を通過できない最大の理由を作ってしまうのです。

銀行カードローンの審査を通りやすくするコツ

どうしても銀行カードローンの審査を通過したいと思っているなら、これから紹介する情報をしっかり守り、確実に審査を通過できるように自分の属性を変えられるようにしましょう。

自分に問題がある時は情報が変わるまで待ったり、要求を変えるなどして信用されるように情報を変えていったほうがいいのです。

希望の借入額をできるだけ下げる

希望している借入額が多すぎると審査に落とされます。

そこで借入額を減らすため、まずは希望している借入額を抑えて、年収の額から3分の1以下になるよう調整しましょう。

年収の額から3分の1以下まで落としておけば、審査を通過できる可能性は高くなります。

希望の借入額があまりにも多すぎると、返済できる収入がないと判断されます。ある程度抑えて年収の額でも返済できると思われるようにしないと、銀行カードローンの審査は通過できないのです。

多くの借入を希望したい気持ちはあるかもしれませんが、ある程度借入額を抑えて審査を受けたほうが審査は通過しやすいのです。

なお限度額は後から増やせるので、最初の段階で多く借りられるように設定しなくても大丈夫です。

信用情報の中の事故情報が消えるまで待つ

信用情報には事故関連の情報が残されています。事故関連の情報が残っている人は、まず情報が消えるまで待ってください。

遅延や延滞程度の情報ならそんなに長く残りません。少し待っていれば信用情報が改善され、審査を通過できるかもしれないのです。

信用情報が悪いまま審査を受け続けると、さらに信用情報が悪化してしまいます。審査に落とされたのであれば、ある程度の期間を空けてからもう1度審査を受けるようにしましょう。

待っている間に信用情報の改善も同時に行われ、審査を通過できる場合があります。

在籍確認が受けられない方は事前に相談をする

在籍確認がなかなか受けられない場合は、銀行に相談して在籍確認がどのタイミングならできるかしっかり話しましょう。

そして在籍確認を確実に行うための打ち合わせも行ってください。確実に在籍確認をするには、銀行にも事情を理解してもらわなければなりません。

事情を理解してくれれば、後は決められたタイミングで在籍確認を行ってくれます。先に話をしているだけでも、在籍確認ができる可能性は高くなるのです。

他社借入・同時申し込みはできるだけ少なくする

他社借入や同時申込みはできる限り避けてください。

どうしても必要であれば1社だけにとどめるなど、なるべく信用されないような状態を作らないようにしましょう。特に他社借入はできる限り減らして、借金による審査落ちを減らしてください。

多重申込みも信用情報に残される可能性が高く、半年程度は悪い情報として残り続けます。

たくさんの会社から1つの会社で審査を通過できればいいという考えは捨てて、1社だけ審査を受けたほうが審査は通過しやすくなるのです。

申込時の嘘は絶対ダメ!年収を水増ししても意味ない?

申込時の嘘は絶対にやめましょう。情報は簡単に調べられますし、すぐに嘘だとわかってしまいます。嘘が1つでも見つかるなら審査を通過するのは絶望的な状態です。
ただ、年収はほんの少しだけなら水増ししても大丈夫です。大掛かりに数字を増やしているのはよくありませんが、下1桁を繰上する程度なら審査に影響はありません。年収に不安があるなら、少しだけ増やして審査を受けるといいでしょう。

なお、年収を水増ししても審査に影響がないケースもあります。あまり水増しする意味がないと思ったら本来の年収を記載したほうが安心できます。

まとめ

銀行カードローンの審査は通過できない理由がたくさんあります。

1つ1つの理由を調べて、なぜ審査に落とされるのか慎重に考えてください。同時に改善できるポイントがあれば改善しておきましょう。

審査落ちが何度も続くと、銀行カードローンの審査は落とされる確率がどんどん上昇していきます。少しでも審査を通過する確率を上げるには、最初の銀行カードローン審査が重要だと考えてください。