常陽銀行カードローンは、限度額が比較的高いカードローンです。普通預金口座を持っていなくても発行できるカードローンなので、口座開設をしなくてもいいメリットもあり、注目を集めています。
しかし、常陽銀行カードローンは審査に落とされる可能性も十分にあり、収入面や仕事の状況次第では審査に落とされてしまいます。
審査に落とされる場合、カードローンを利用できない状況のまま、新しく借りられる会社を探さなければなりません。
この記事では常陽銀行カードローンの審査に落とされてしまう理由のほか、落とされた後にどのような対処を行えばいいのか説明します。
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常陽銀行カードローンの審査に落ちる7つの理由
常陽銀行カードローンは、一般的に収入をしっかり確保して、安定した仕事をしていれば審査を通過できます。
しかし、審査を通過できない人も当然出てしまうので、審査を通過するために何が必要なのかしっかりと考えておきましょう。
常陽銀行カードローンの審査に落とされる理由は7つあり、その理由は以下の通りです。
- 一定の収入額を持っていない
- 安定した仕事に就いていない
- 転職を繰り返して安定性がない
- 抱えている借金額が多すぎる
- 借りている会社の数が多すぎる
- 過去に常陽銀行に対して問題を起こしている
- 過去に借金に絡んだトラブルを起こしている
以上の理由で常陽銀行カードローンの審査に落とされます。
今後常陽銀行カードローンの審査を受けたいと考える場合は、審査に落とされないように上記の内容を改善したほうがいいでしょう。
ここからは7つの理由について詳しく解説します。
一定の収入額を持っていない
常陽銀行では、一定の収入を持っていない人は審査に落とすようにしています。
審査を通過したいと考える方は、常陽銀行が希望している収入額を超える年収が必要で、必要な年収を超えられなかった場合は審査に落とされてしまいます。
常陽銀行カードローンの限度額は1万円から800万円までの間で決められます。
1万円の限度額でも審査を通過できるので、希望される収入というのはそこまで億ないように感じでしょう。
しかし、多くの方は1万円という限度額が適用されるわけではなく、もう少し高い限度額を得られなければカードローンは発行されないのです。
限度額10万円程度でも、必要な年収は大体100万円です。
この数字を超えないと常陽銀行カードローンの審査には落とされます。アルバイトやパートの方で、必要な年収に達していないまま審査を受けてしまうと、残念な結果が通知されるでしょう。
安定して限度額を確保したいと考える方は、最低でも200万円程度の収入を確保したいところです。
安定した仕事に就いていない
不安定な収入しか得られない仕事だと、審査に落とされる可能性が高まってしまいます。
正社員の人よりもパートやアルバイトの方が審査に落とされやすい理由です。
パートやアルバイトは、契約を解除される可能性が比較的高いため、安定して仕事を行えると言えません。
一方で正社員の場合、余程のことがなければ契約を解除されないだろうと判断されるため、パートやアルバイトよりも安定した仕事をしていると判断できるのです。
安定した仕事に就いていないと常陽銀行カードローンの審査は通過できません。パートやアルバイトの場合はより多くの収入を確保しない限り、正社員よりも厳しい判断を受ける可能性が高いのです。
なお、自営業の方は安定した収入をしっかり示せば審査を通過できます。不安定な収入と判断されると審査に落とされる可能性はかなり高くなるので注意してください。
転職を繰り返して安定性がない
転職を繰り返している状況は安定性がないと判断されてしまい、審査に落とされてしまいます。
現在働いている仕事を始めてから数ヶ月程度の状態では、安心して仕事をしているとは言えないからです。
常陽銀行カードローンの審査では、仕事をしている年数というのも関連しています。
仕事を続けている年数が長ければ長いほど、安定した仕事をしていると判断されるのです。従って1つの仕事を長く続けている人は、圧倒的に審査を通過しやすくなるでしょう。
一方で転職を繰り返している場合、正社員でも審査に落とされてしまいます。働いている仕事を変え続けて、安定して仕事をしていないと思われるからです。
特に転職してから数ヶ月で常陽銀行カードローンの審査を受ける場合、審査に落とされる可能性はかなり高くなってしまいます。
安定して仕事をしていない限り、常陽銀行カードローンの審査は通過できません。
抱えている借金額が多すぎる
現時点で借りている額が多すぎると、返済されないと判断されて審査に落とされてしまいます。
借りている金額は、年収に対してどれくらいなのかで考えられます。年収に対して1割程度であれば特に問題なしと判断され、2割に達すると収入次第では審査に落とされます。3割を超えると多くのカードローン審査で落とされるようになります。
常陽銀行カードローンも、年収に対して3割以上の借入額が残っていた場合、審査に落とされます。2割でも危ないので、なるべく借金額は抑えるようにしましょう。
借金額が多いと、返済にカードローンを利用されるという悪いイメージも持たれてしまい、審査を通過するのは相当難しい状況になるでしょう。
借りている会社の数が多すぎる
金額自体はそこまで大したことはないものの、借りている会社の数が多すぎる場合も審査に落とされてしまいます。
借りている会社の数は、どれだけ多くても3件以内に抑えなければなりません。常陽銀行カードローンも、3件からは審査に響き、4件を超えると審査に落とされる可能性が劇的に高まります。
できる限り2件以内の借入に抑えるようにして、現時点で借りている会社の数が多ければ返済等で多重債務を解消しておきましょう。
過去に常陽銀行に対して問題を起こしている
常陽銀行は、過去に問題を起こしているユーザーを把握しています。問題を起こしているユーザーと判断されれば、どれだけいい条件で審査を受けたとしても審査にとされてしまいます。
過去に銀行に対して問題を起こした人、別のローンで返済遅延等を起こしてしまい、常陽銀行に対して不利益を与えている人は審査に落とされてしまいます。常陽銀行カードローンを利用したいなら、過去に常陽銀行へ問題を起こしていないかしっかりと考えてください。
なお、常陽銀行に初めて申込みをする方など、常陽銀行にトラブルを起こしていない人は関係ないので問題ありません。
過去に借金に絡んだトラブルを起こしている
借金に絡んで問題を起こし、債務整理で減額している場合は審査に落とされてしまいます。
常陽銀行以外の会社でも、借金の返済が遅れていた場合、債務整理を実行している場合は審査に落とされてしまいます。借金を返済してくれないと思われるのが大きな理由で、借金の返済をスムーズに行ってくれる人でなければ審査は通過できないのです。
過去に借金をして問題を起こし、信用情報に傷がついている人は審査を通過できないと考えておきましょう。
常陽銀行カードローンの審査基準は甘い?厳しい?
常陽銀行カードローンの審査基準ですが、やや厳しい傾向にあるので気を付けたほうがいいでしょう。少なくとも消費者金融に比べると圧倒的に厳しい傾向があります。
審査基準を調べるには、金利の項目をチェックしてください。金利の数字が小さければ小さいほど、審査というのは厳しい傾向があるのです。
常陽銀行カードローンの金利は2.5%から14.8%です。
この数字はカードローンにしてはかなり小さい傾向にあり、低金利で貸しているカードローンに該当します。
ちなみに他のカードローンはこのような金利が設定されています。
- イオン銀行カードローン:3.8%から13.8%
- りそなプレミアムローン:3.5%から12.475%
- 楽天銀行カードローン:1.9%から14.5%
- 三井住友銀行カードローン:4.0%から14.5%
- SMBCモビット:3.0%から18.0%
金利を比較していくと、楽天銀行のカードローンと大体同じような数字が設定されているとわかります。
借りる額によって金利が変わるのは全ての会社で同じ傾向を持っていますが、常陽銀行カードローンはイオン銀行や三井住友銀行よりは低金利で貸している傾向があります。
楽天銀行はネットバンキングですので、審査基準がやや甘い傾向があるものの、常陽銀行は店舗を持っている銀行です。審査を行う際に多くの人を確認しており、安心して貸し出せるのかしっかりと確認を行っています。
従って楽天銀行に近い金利ではありますが、店舗を持っている銀行というだけで審査基準はかなり厳しい傾向があるのです。
もちろんSMBCモビットよりも低金利で貸しているカードローンですので、消費者金融よりも圧倒的に審査基準は厳しい傾向にあります。
消費者金融のように、審査基準がかなり甘いとされている会社とは同じように考えないほうがいいでしょう。
常陽銀行カードローンの審査に通る4つのコツ
どうしても常陽銀行カードローンの審査を通過したいと考える場合、審査を通過するために必要なコツをしっかり見つけるようにしましょう。
審査に通過できるような状況を作っておけば、理想的なカードローンを得られる可能性があります。
常陽銀行カードローンの審査を通過するために必要なコツは以下の通りです。
- 安定した収入をしっかり確保しておく
- 1つの仕事を長く続ける
- 借金をしない
- 信用情報が綺麗なのか確認しておく
この4つの部分をしっかり守っておきましょう。
なぜ4つの理由が審査を通過させるために必要なのかここからは説明します。
安定した収入をしっかり確保しておく
どのようなカードローンも、安定した収入が何よりも大事です。安定した収入をしっかりと確保していないと、カードローンの審査に落とされる可能性があります。
先ほど200万円程度の収入を確保したほうがいいと記述しました。常陽銀行カードローンの審査を通過したいなら、最低でも100万円、理想は200万円以上の年収を確保して、その年収をしっかり証明することが必要でしょう。
より高い限度額を希望するなら、年収は高ければ高いほどいいでしょう。
300万円以上の年収を確保していれば、状況次第では限度額がかなり高く設定されます。高い限度額を確保したうえで、低金利で借りたいと思っている方は、まず年収を増やす取り組みを考えておくのです。
常陽銀行カードローンも年収がかなり重要なポイントです。多くの年収をしっかりと確保して安定した収入を持った人だと思われるようにしましょう。
1つの仕事を長く続ける
転職を繰り返している状況では審査を通過できない可能性があります。転職を行いたい気持ちはわかりますが、まずは1つの仕事を長く続けるように心がけてください。
常陽銀行カードローンの審査を通過するには、最低でも1年以上の仕事年数が必要で、理想としては2年以上同じ仕事を続けている状況が求められます。
半年程度だと試用期間などの影響で審査に落とされる可能性があるため、できる限り仕事を続けている年数は長い方がいいのです。
同じ仕事を続けていれば、審査を通過できる可能性はかなり高くなりますし、場合によっては仕事年数だけで他の項目をカバーできる場合もあります。
借金をしない
借金は審査に落とされる最大の理由です。借金をしている方は審査に落とされる可能性がかなり高いと考えておきましょう。
常陽銀行カードローンのカードローン審査を通過したいなら、借金をしないように心がけてください。審査を受けるときに借金が残されていると、審査に落とされる可能性はかなり高くなってしまいます。
借金をすべて完済してから審査を受けるか、最初から借金をしないで審査を受けるようにしてください。
信用情報が綺麗なのか確認しておく
自分の信用情報がどのようなものか、1度振り返っておくことも大事です。信用情報が悪くなっていると審査に落とされる可能性は高くなってしまいます。
過去に借金関連で問題を起こしていないか1度確かめて、問題がなければそのまま審査を受けてください。
問題を起こしているようなら問題を起こしてから5年程度経過しているか確認しておきましょう。5年程度が経過すると、信用情報から悪い情報は削除されます。
どうしても気になるようなら、信用情報を取り寄せるようにして、常陽銀行カードローンの審査を受ける前に信用情報について書面等で確認したほうがいいでしょう。
常陽銀行カードローンの審査に落ちた人におすすめの対処法
もし常陽銀行カードローンの審査に落とされたのであれば、別の方法を利用してもいいでしょう。
常陽銀行カードローンを使えれば一番いいのですが、審査に落とされ続ける状況を作ると他の借入もできなくなります。
そこで審査に落とされたのであれば、審査を通過しやすい商品に目を付けて、審査を受けるようにしましょう。
担保付ローンを利用する
常陽銀行では、一部のローンは担保付ローンとして提供しています。担保を付けることで審査基準を下げて、多くの金額を借りるという手法を使います。
担保付きローンの場合、常陽銀行カードローンの審査に落とされていた場合でも、担保の安定性が確保できれば審査を通過できる可能性は高くなります。
若干リスクの高い方法ではありますが、どうしても常陽銀行から借りたいと思っているなら、担保付ローンを考えてください。
消費者金融を利用する
常陽銀行では審査を通過できないと考えて、消費者金融を利用する方法があります。
消費者金融は審査基準がかなり甘くなるため、常陽銀行カードローンの審査を通過できなかった場合でも、消費者金融なら審査を通過できる可能性があるのです。
消費者金融は返済時のリスクが少し高くなりますが、審査を通過してお金を借りられるメリットがあるため、必要であれば利用したほうがいいでしょう。
常陽銀行カードローン以外のおすすめ消費者金融
プロミス
金利 | 4.5%~17.8% |
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審査時間 | 最短30分 |
申し込み条件 |
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必要書類 |
|
無利息期間 | 初回借入の翌日から30日間 |
プロミスは自動契約機を全国に配置している会社で、最短30分程度で審査を完了させられるため、すぐにお金を借りられる可能性があります。
ジャパンネット銀行か三井住友銀行の口座を持っていれば、原則24時間最短10秒で振込可能です。
アイフル
金利 | 3.0%~18.0% |
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限度額 | 800万円 |
申し込み条件 | 申し込み時の年齢が満20歳を超える方 定期的な収入と返済能力が認められる方 アイフルの審査基準を満たしている方 |
即日融資 | 可能 |
アイフルも自動契約機を全国に配置している会社ですが、プロミスよりは多くないため利用できない地域があります。
審査時間についてはプロミスとあまり変わりませんが、限度額がプロミスより高いメリットを持っています。
アイフルの場合、即日融資を受けられるローンが多いので、目的別にローンを変えるなどの対応を行い、必要なお金を確保することも可能です。事業者の方も利用できるローンがあります。
アコム
金利 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 800万円 |
審査時間 | 最短30分 |
遅延損害金 | 年率20.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
返済期間・返済回数 | 9年7カ月・1回~100回 |
担保・保証人 | なし |
消費者金融最大手のアコムは、自動契約機の数が多く、カードを発行して融資を受けられる方法が使いやすい会社です。
即日融資もローンカードの発行で簡単に実現できます。
アコムはこれまで以上に高い限度額を確保しており、年収が多い人には多くの借入ができる会社に変わりました。
即日融資と一緒に高い限度額での借入という可能性もあるため、年収が多い人は狙ってみるといいでしょう。
常陽銀行カードローン審査は厳しい部分もある
常陽銀行カードローンの審査は、甘いものではありません。
かなり厳しく見られる可能性が高くなっており、そう簡単に審査を通過するというのは難しいことでしょう。
審査を通過したいと考える方は、収入面の安定化と仕事の安定、更には社金をしないで審査を受けられる状況を作ったほうがいいでしょう。過去に借金をしている方は、過去の返済状況も把握していたほうがいいのです。
どうしても審査を通過できない場合は、消費者金融等の利用まで考えて、お金を借りる選択を間違えないように心がけましょう。