プロミス

プロミスから借り入れると住宅ローンの審査に通らない?信用情報にキズはつく?

「カードローンと契約していたから住宅ローンの審査に落ちた!」なんて話を聞いたことはありませんか?

これがもし本当だとしたら現在プロミスを利用していて、これから念願の持ち家を購入しようとしている方にとっては大問題ですよね。

とっても便利で役立つプロミスも住宅ローンにとっては良くない存在なのでしょうか?また、信用情報に悪影響があるとしても対処方法はあるのでしょうか?

住宅購入を目指す方にとって死活問題にもなりかねない「プロミスと住宅ローンの関係」を詳しく調べてみました!

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カードローンは住宅ローンの審査に影響「あり!」

まず結論からお伝えすると、カードローンと契約していることは住宅ローンの審査に影響する可能性が「あり!」となります。

住宅購入は人生の中でも最大級の買い物であり、住宅ローンを組むということは2,000万円や3,000万円という大きな額の借入を行い何十年もかけて返済を行うということです。

それだけの融資を行うことになる銀行などの「貸す側」としても、確実に返済を行ってくれると信用できる方でないとリスクが大きくなります。

プロミスと契約しているということは「既に融資を受けている状態」ですから、審査が慎重になるのも致し方ないことなのです。

「プロミスとの契約=住宅ローンの審査に落ちる」ではありません

プロミスと契約していることで審査に影響があり、場合によってはそれが原因で審査落ちしてしまうことはあり得ます。

ですが、「プロミスと契約していると住宅ローンに審査に落ちる」と決まっているわけでは無いんです。

審査に影響があったとしても、状況次第では審査に通過し住宅ローンが組める可能性はありますよ。

カードローンの利用が住宅ローンに影響するのは事実だとしても、「プロミスと契約していたら住宅ローンが組めない!」と断言するのは誤った情報ということですね。

プロミスと契約していても借入は可能です

繰り返しますが、プロミスを利用していても住宅ローンが組める可能性はあります。

でも、それは幾つかの条件をクリアする必要があり基本的には「カードローンを利用中でない方が審査では有利」と考えて間違いはありません。

これからお伝えする「カードローンが審査に影響する理由と対処法」をチェックして、今後どうするかを考えてみることをおすすめします。

カードローンが住宅ローンの審査に影響する理由はコレ!

住宅ローンの審査にカードローンとの契約が影響してしまう1番の理由は、「既に分割払いをしている人は、住宅ローンを支払える余裕が無い」と考えられる可能性が高いからです。

融資する額が大変大きいので返済の延滞を繰り返した結果として最終的に返済不可となり任意整理などとなっては、融資する側としては大打撃を受けることになってしまいます。

そのリスクを避ける為には「既に借入をしている方には融資をしない」というのも1つの選択肢になってしまうのです。

借入額が多いと返済可能な額が少なくなる

カードローンに限定した調査ではありませんが、「約10%の方が過去3年以内に賃金業で借入を申込んでいる」というデータがあります。

また他にも社会人の3割近い方がカードローンなどを利用したことがあるというデータも存在します。

これだけの方がカードローンなどを利用していることもあり、少しでも借入があれば住宅ローンに審査に通らないということはありません。

ですが、その方の返済能力などを考えた結果として既に融資を受けている方は「貸付可能額」が抑えめになってしまう可能性が高いのです。

その結果として住宅ローンで希望した額の借入が不可能となり、審査落ちする可能性は否定できません。

大切なのは返済比率

「住宅ローン以外で幾らぐらい借入があると審査に落ちる可能性が高まるのか?」と疑問に思う方も多いはずですが、審査で重要となるのは借入額よりも「返済比率」です。

返済比率とは年収に対しての年間の返済額の割合を言います。

この数値が大きいと年収の中の多くを返済に充てていることになり生活が苦しくなりやすく、返済ができなくなるリスクも高まります。

借入を申込んだ場所にもよりますが、返済比率は最大でも4割までと言われており、理想は25%以内と考えられています。

ですから住宅ローンとプロミスの年間の返済額が年収に対しての割合でこの数字を超えそうであれば、審査落ちする可能性が高くなってしまうということです。

借入中の額では無く「限度額」が対象です

返済比率を計算する時にはプロミスで現在借入している額ではなく「限度額」で借入したと考えてください。

プロミスでは限度額以内であればいつでも何度でも借り入れすることが可能ですから、返済比率を考える時には「最大限の借入を行った場合」と考える必要があるからです。

つまり現状はほとんど借入を行っていないとしても、限度額の高い方は審査に不利になってしまうということですね。

金融事故を起こしている人は融資リスクが大きい

もし皆さんがプロミスでの返済を延滞中であるとしたら、住宅ローンの審査に通過できる可能性はほぼゼロです。

住宅ローンは特に信用情報を重視しますので、延滞など金融事故を起こしている「信用情報に傷が付いている」方は融資を受けることはまずできません。

その様な場合には住宅ローンに申込むよりも延滞などのトラブルを解消することを優先しなくてはなりません。

延滞中だけでなく過去の履歴も悪影響

遅れていた返済を追いつかせれば、問題が解消するかと言えば残念ながらそうはいきません。

信用情報には情報が保管される期間があり、延滞であれば延滞が解消されてから1年ら5年は返済を遅れさせたという記録が残り続けます。

また任意整理などを利用した場合は最大で10年と長期に渡って記録が残ってしまうのです。

記録が残る期間は情報が登録されている信用情報機関によって違ってきますが、延滞や自己破産などの金融事故を起こしてしまうと何年間も住宅ローンの審査に通ることが不可能になってしまいかねないということを忘れないでください。

返済履歴が優秀なら審査にプラスになることも

信用情報は審査に悪い影響を与えるばかりではありません。

返済履歴が優秀であれば「確実に返済を行ってくれる相手」と判断して貰える期待があるのです。

分割払いを利用しても、きちんと期日を守り延滞させることなく完済できれば融資をする側からの評価も高まります。

逆に過去にローンを利用したことの無い方は「着実に返済してくれるか未知数」と思われてしまう傾向があります。

カードローンや分割払いの利用も、きちんと返済していればマイナス要素にはならないということです。

住宅ローン申込み前にすべきこと

もし皆さんが現在プロミスと契約中で住宅ローンの審査に通過できる可能性を少しでもアップさせたいとお考えなら、カードローンの利用を控えるべきかも知れません。

それはなるべくどこからも融資を受けていない状況を作り出す方が、審査に通れる可能性がアップするからです。

もちろん、それだけで必ず審査に通れるということはできませんが、「やれることは何でもやっておく」というのは悪いことではありませんよ。

まずは完済、そして解約!

現在、融資を受けているのならば一番最初にすべきは「完済する」ということです。

そして完済することができたならば、思い切ってカードローンの契約を解除してしまいましょう。

解約してしまえば住宅ローン側としても融資するのに安心感が高まります。

プロミスは契約も手軽に行なえますが、解約に関してもコールセンターへの電話や店頭で伝えることで複雑な手続きなしに容易に行うことが可能です。

使わずに持っているだけでも審査には影響します

わざわざ解約までしなくても完済しておけば関係ないのではと思われるかも知れません。

ですが住宅ローンの審査時にチェックされる返済比率は、借入額ではなく限度額で計算されるということを忘れないでください。

つまりプロミスとの契約を解除していない限りは、「いつでも借入が行えるから、借入をしているのと同然」と住宅ローン側から判断されてしまうのです。

そう考えられるのはリスクが大きいと思うのであれば、思い切って解約する方が良いかも知れませんね。

また、プロミスでは手続きをすれば限度額を下げてもらうことが可能ですので、限度額が高い方は必要最低限の限額に設定し直すという方法も効果があります。

住宅ローンの審査に落ちた時の対処法

もし残念なことに住宅ローンの審査に落ちてしまったとしても、一生それで住宅ローンが組めなくなるわけではありません。

ですが、そのままスグに違う銀行などの住宅ローンに申込んだとしても、審査落ちする可能性が高いのでおすすめすることはできません。

まずはなぜ審査落ちしてしまったのかの理由を考え、それから適切な対処・対応を落ち着いて行っていく様にしましょう。

審査に不利になる状況を改善

審査は年収なども考慮して行われますから、年収が原因だと考えるのであれば購入を考えている住宅の条件を見直すなどして、借入希望額を抑える努力をする必要があるかも知れません。

もしカードローンの利用などによる信用情報が問題であるとすれば、信用情報に傷が付く状況を改善し信用情報機関に登録されている事故情報などが消去されるのを待つことになります。

審査落ちの原因がカードローンとの契約自体となれば、完済し解約することで審査に通過できるかも知れません。

おまとめローンなども利用価値あり

プロミスの利用が審査落ちの原因と考えられるとしても「今すぐに完済することができず解約ができない」ということもあるはずです。

その様な場合はおまとめローンなどを利用し長いスパンでの返済を行うという方法はどうでしょうか?

毎月の返済額を低くし追加の借入が行えない状況を作ることができれば、審査時にチェックされる返済比率を下げることも可能です。

理想的な方法ではありませんし、それだけで審査通過できる保証はありませんが、他に方法がないのであれば行ってみる価値はあります。

これからプロミスへ契約するのに不安がる必要は無し!

住宅ローンの審査にはカードローンの契約が影響する可能性は否定できず、契約していない方が有利であることは事実です。

ですが、利用していても住宅ローンの審査に通れたという方も多く、低めの限度額できちんと返済を行ってきたならそれほど心配する必要はないかも知れないのです。

そしてこれから契約を行おうとしている方も、「いずれ住宅ローンを利用したいから契約しないでおこう」なんて思う必要はありません。

計画的な利用を続ければ融資を受ける人間としての信頼も高まりますし、いざ住宅ローンを申込む前に解約するなどすれば問題になることはありません。

ですから安心してプロミスと契約し利用していただいて大丈夫ですよ!