きらぼし銀行は、東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京の3行が合併してできた、東京都の地方銀行です。
現在は旧3行のシステムが併存のままですが、すでにカードローンはオリジナルのものが提供されており、金利も低くておすすめです。
変動金利と固定金利の2種類があり、状況に応じて選べるのが魅力のきらぼし銀行カードローン。
今回は2種類のサービス内容の比較や、審査基準などについて解説していきます。
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きらぼし銀行カードローンは固定金利と変動金利の2種類!
きらぼし銀行が提供しているカードローンは、以下の2種類です。
- パーソナルカードローン(固定金利)
- プラスユーネクスト(変動金利)
ここからは、それぞれの商品の特徴を紹介していきます。
パーソナルカードローンの基本情報
利用できる人の条件 |
|
---|---|
使いみち | 自由(事業資金は除く) |
融資限度額 | 30万円、50万円、100万円から選択可 |
融資期間 | 1年ごとに自動更新 |
金利 | 年9.8%(固定金利) |
担保・保証人 | 不要 |
きらぼし銀行のパーソナルカードローンは、年9.8%の固定金利タイプです。
限度額は少額ですが、以下の年収基準を満たしていれば最大100万円まで融資を受けられると公式サイトに記載があります。
- 給与所得者(会社員):年収150万円以上
- 個人事業主:年収100万円以上
通常、カードローンは審査の基準を公開していませんが、パーソナルカードローンは条件がかなり細かく記載されていますね。
年収150万円以上、勤続年数1年以上の会社員なら、審査に通る可能性は高いですよ!
プラスユーネクストの基本情報
利用できる人の条件 |
|
---|---|
使いみち | 自由(事業資金は除く) |
融資限度額 | 30万円~300万円 |
融資期間 | 3年ごとに自動更新 |
金利 | 年3.4%~14.8%(変動金利) |
担保・保証人 | 不要 |
返済方法 | 毎月10日に元利定額リボルビング方式で返済。 |
きらぼし銀行のプラスユーネクストは、他行のカードローンと同じく変動金利を採用しています。
融資限度額は最大300万円と低めですが、お手軽な分審査基準もそこまで厳しくないと考えられます。
対応地域であれば問題なくWEB申し込みできますが、来店での申し込みは旧八千代銀行のみとなっているので注意しましょう。
きらぼし銀行カードローンは少額融資なら変動金利・高額融資なら固定金利がお得!
きらぼし銀行の2つのカードローンはどちらがお得か気になるところですが、あなたがいくらの融資を必要としているかによって異なります。
例えば、パーソナルカードローンは融資額が30万円でも100万円でも金利は年9.8%が適用されます。
一方、プラスユーネクストなら30万円の融資に対して金利は年3.4%が適用されるので、少額融資なら後者のほうがお得です。
一方、100万円の融資を希望するなら固定金利のパーソナルカードローンがお得となります。
どちらがお得か迷う方は公式サイトの返済シミュレーションがおすすめ!
固定金利と変動金利のどちらがお得なのかは、パッと見では良くわかりませんよね。
実はどちらに申し込めばお得かは、きらぼし銀行の公式サイトにある「返済シミュレーション」を使えば一瞬でわかります。
まず、カードローンを希望する方は「ご希望の商品」を「フリーローン」に選択します。
その後、「ご希望のお借入れ金額」と「ご返済期間」を設定し、最後に金利を設定します。
このとき、「商品から選ぶ」をチェックすると、固定金利を選んだ場合と変動金利を選んだ場合の利息を比較することができます。
きらぼし銀行カードローンの申し込み前には、必ずこの返済シミュレーションを使うようにしましょう!
きらぼし銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?
きらぼし銀行カードローンの審査基準はみな気になるところでしょうが、結論から言うと、審査内容は公表されてないので、詳しい基準はわかりません。
ただ、事業の規模・募集人数などを考えると、メガバンクが提供する銀行カードローンよりも審査が甘いのは確かです。
地方銀行はカードローン審査に申し込めるエリアが限られており、銀行としても新規開拓が難しい状況です。
特にきらぼし銀行は2018年にできたばかりの銀行ですから、利益をあげるためにも審査基準はそこまで厳しく設定していないと考えられます。
ただ、プロミス、アコムといった消費者金融よりは、審査は厳しいと予想されます。
こう考える理由は、きらぼし銀行の金利の低さです。
きらぼし銀行の変動金利ローンが上限金利年14.8%なのに対し、一般的な消費者金融は年17.8%~20.0%です。これはつまり、同じ金額を融資したときの利息=会社の利益が少ないということです。
そのため、低金利カードローンほど融資した分を完済してもらう必要があるので、審査時に年収と信用情報を厳しくチェックする傾向にあるのです。
誰しもが低金利のカードローンを利用したいですが、自分の返済能力などを鑑みて、審査基準とのバランスを考えて申し込むようにしましょう。
きらぼし銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴
カードローンは審査の基準を公開していませんが、過去の申し込み者の口コミを分析すると、どこを審査で見られやすいのかがわかってきます。
興味深いのは、なぜ審査に通ったのかがわからない通過例は意外に多い反面、審査に落ちた方はかなり似通った傾向にあるということです。
逆に言えば、過去の申し込み者が審査に落ちた原因をチェックし、対策をすれば通過率は大幅にアップするということですね!
ここからは、きらぼし銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴を紹介していきます!
きらぼし銀行カードローンの申し込み条件を満たしていない
当然ですが、きらぼし銀行カードローンが定める年齢・年収基準を満たしていなければ、日頃きらぼし銀行をどれだけご愛顧していたとしても、審査前にはじかれてしまいます。
意外にこうした条件を確認せずに申し込んでしまうケースは多いので、十分注意しましょう。
信用情報にキズがついている
過去に他社カードローンやクレジットカードで支払いの延滞があると、きらぼし銀行の審査には通りにくくなります。
日頃から注意することが大切ですが、もし既にキズがついている場合は、申し込みまで期間を空けておくのがおすすめです。
ただ、きらぼし銀行カードローンは利用条件に「個人信用情報センターに事故情報の登録がない方」と明示されているので、一度事故(滞納、未完済など)を起こしてしまうと、履歴から情報が消えるまで、以下の期間を要します。
ブラックリスト掲載の条件 | CIC | JICC | KSC |
---|---|---|---|
60日超の支払い延滞 | 5年 | 1年 | 1年 |
3ヶ月以上の支払い延滞 | 5年 | 5年 | 5年 |
強制解約を受けた | 非公開 | 5年 | 5年 |
債務整理を受けた | 5年 | 5年 | 5年 |
自己破産をした | 7年 | 5年 | 10年 |
代位弁済をした | 非公開 | 5年 | 5年 |
信用情報機関によって、登録期間は異なりますが、事故情報が消えるには予想外に長い時間がかかります。
それまで待てないという方は、金融ブラックでも通ると言われる中小の消費者金融に申し込むか、質屋の利用などカードローン以外の方法を考えましょう。
きらぼし銀行カードローンに落ちた方がすべき対処法
きらぼし銀行カードローンに落ちてしまった場合、すぐに再チャレンジをするのは危険です。
一度審査に落ちてしまった以上、申込者のスペックが大幅に改善されなければ通過は難しいですし、立て続けに新規借入に落ちると、その次の審査に悪影響です。
また、同じくらいの規模の地銀カードローンやメガバンク系のカードローンに申し込むのも、通過の望みは薄いでしょう。
落ちてしまったら、以下2通りのうち、どちらかの方法をとるのがおすすめです。
- 期間を空けて消費者金融カードローンに申し込む
- カードローン以外のお金を借りる方法を利用する
期間を空けて消費者金融カードローンに申し込む
前述の通り、地銀カードローンは消費者金融よりも審査基準が厳しいです。
そのため、きらぼし銀行カードローンに落ちたら、次はより審査に通りやすい消費者金融に申し込むのがおすすめです。
金利は高くなってしまいますが、融資を受けられるに越したことはないですし、無利息期間サービスを利用すればきらぼし銀行よりもお得にお金を借りることができます。
ただ、きらぼし銀行の審査に落ちてすぐに他社に申し込むと、「節操がない」「融資を受けられればどこでも良さそう」と見なされる危険性もあります。
最低でも1ヵ月、できれば半年は空けて申し込むのがおすすめですよ!
カードローン以外の方法でお金を借りる
通常、お金を借りるときは住宅ローンのように家などの試算を担保とします。
反面、カードローンは申込者の返済能力・信用をある意味”担保”にお金を借りるので、収入が不定な職業についている方にはそもそも不利なサービスです。
世の中にはカードローン以外にもお金を借りる方法は多く、違うやり方のほうが審査もパスでき、よりお得にお金を借りられたというケースもあります。
こちらで紹介している方法を参考に、さまざまな方法を検討していきましょう!