カードローンの利用を検討しているものの、どれを選んだらよいのかわからず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そういった人のために、この記事では「長崎銀行カードローン」を紹介します。
銀行系のカードローンは、金利などの条件が有利ということで注目を集めていますが、メリットとデメリットの両方があることに注意が必要です。
申込の前に商品に関する知識をしっかりと整理しておき、賢くカードローンを選んでください。
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長崎銀行カードローンのスペック
商品名 | ながさきカードローン「プレミアA(エース)」 |
---|---|
限度額 | 10万円以上800万円以下(10万円単位) |
金利(実質年率) | 2.8%~14.95%(借入利率は利用限度額に応じて決定) |
利用条件 |
|
保証料 | 保証料込型 |
返済方法 | 残高スライド式リボルビング返済(借越残高に応じて毎月の約定返済額が変化) |
契約期間 | 1年(原則自動更新・満70歳または満75歳の誕生月の月末を超えての新規借入は不可) |
返済期日 | 毎月15日(休日の場合は翌営業日) |
利用目的 | 自由(事業性資金は除く) |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
保証会社 | 九州カード株式会社・アコム株式会社のいずれか |
長崎銀行カードローンの申し込み条件
長崎銀行カードローンの申込み条件は、銀行系としてはさほど厳しいものではありません。
学生は申込みができませんが、パートやアルバイトでも安定した収入があれば申し込むことができます。
また、専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば申し込むことが可能です。さらに、長崎銀行と取引がない人でも問題はありません。
ただし、申込み時の年齢は、条件によって「満70歳未満」の場合と「満75歳未満」の場合とがあるので注意が必要です。
長崎銀行カードローンのメリット
- 面倒な手続きもなく、インターネットで簡単に申し込むことができる
- 返済は銀行口座からの自動引き落としのため、返済忘れの心配がない
- 提携金融機関のATMが使えるため、日本全国でカードローンを利用することができる
面倒な手続きもなく、インターネットで簡単に申し込むことができる
長崎銀行カードローンはインターネットで24時間申込みが可能です。
また、申込みから契約まで印鑑が不要であるなど、手続きが簡単であるという特徴があります。
基本的に来店が不要であるため、自宅にいながら申込みから契約までの手続きを完結することが可能です。
申込みは、パソコンやスマホ、携帯電話やFAXなど、自分がやりやすい方法を選ぶことができるというメリットもあります。さらに、借入希望金額が50万円以下の場合は、所得証明書も不要です。
返済は銀行口座からの自動引き落としのため、返済忘れの心配がない
返済方法は、長崎銀行普通預金口座からの自動引き落としになります。
カードローンによってはATMでの返済やコンビニ払いなどの返済というところもありますが、うっかり返済を忘れると大変なことになってしまいます。
カードローンの返済忘れは金融事故であり、「滞納」ということです。
これが続けばブラックリストと呼ばれる個人信用情報機関に事故歴が記載されてしまうことになります
。銀行口座からの自動引き落としであれば、こういった返済忘れを未然に防ぐことができるので安心して毎日の生活を送ることができます。
提携金融機関のATMが使えるため、日本全国でカードローンを利用することができる
長崎銀行はもちろん、提携金融機関のATMでも借入できることが長崎銀行カードローンの特徴です。
せっかくカードローンを申し込んでも、急な出費などの緊急時に使えないようでは意味がありません。
長崎銀行カードローンは「セブン銀行」や「ゆうちょ銀行」などの全国展開している金融機関と提携しているため、九州内だけでなく日本全国でカードローンを利用することができます。
旅行先や出張先などでも提携金融機関のATMで簡単に借入ができるのです。「いざ」というときに頼りになるカードローンといえます。
長崎銀行カードローンのデメリット
- 九州内に住んでいる人以外はカードローンの申込みをすることができない
- 保証会社が二つあり、それぞれで申し込み可能な条件が違うのでわかりにくい
- 銀行系カードローンとしては、借入利率がかなり高めの水準である
九州内に住んでいる人以外はカードローンの申込みをすることができない
長崎銀行カードローンの申込み要件として、「九州内に在住していること」というものがあります。
そのため、九州に住んでいる人以外は、一切申し込むことができません。沖縄県の人も不可能です。
せっかく魅力的なカードローンであっても、利用できる人が九州に限定されているのはデメリットといえます。
保証会社が二つあり、それぞれで申し込み可能な条件が違うのでわかりにくい
長崎銀行カードローンの保証会社には、「九州カード株式会社」と「アコム株式会社」の二つがあります。
二社が協働して業務を行うのではなく、どちらか一社が保証業務を行うというかたちになります。そのため、同じカードローンであるにもかかわらず、審査などに差異が生じる可能性があります。
また、申込み時の年齢制限にも両社の間で違いがあります。
アコム株式会社の場合は「満75歳」が年齢の上限ですが、九州カード株式会社の場合は「満70歳」となっています。一般的な利用者の場合、保証会社を気にして申し込む人はほとんどいません。
そのため、非常にわかりづらい仕組みといえます。高齢の人や、生涯にわたって長く利用したい人の場合は注意が必要です。
銀行系カードローンとしては、借入利率がかなり高めの水準である
銀行系カードローンは、金利が低めに設定されていることが一般的です。
それが銀行系カードローンの魅力のひとつといえますが、長崎銀行カードローンはほかの銀行と比較すると必ずしも低いというわけではありません。
最大金利は14.95%で、全国の銀行系カードローンのなかでもかなり高い水準といわざるを得ません。
利率は利用限度額に応じて変わる仕組みですが、実際は利用限度額が上がってもなかなか利率は下がりません。
例えば利用限度額が300万円の場合は、金利が14.50%ですが、これはメガバンクなどに比べると2倍を超える数字です。銀行系の低い金利を期待する人にとってこの金利の高さはデメリットです。
長崎銀行カードローンの審査の流れ
- 長崎銀行カードローンの公式サイト「お申込みはこちら」からエントリーする
- 電話で審査結果の連絡をもらう
- 公式サイトから契約書類をダウンロードする
- 契約書類を郵送・FAXにて提出する(契約手続き)
- 「プレミアA(エース)」 専用カードが自宅に郵送される・利用開始
長崎銀行カードローンの公式サイト「お申込みはこちら」からエントリーする
公式サイトに行くと「お申込みはこちら」というボタンがあるので、そこからエントリーします。
まずは「同意事項」が出てくるので、内容をしっかりと確認したうえでチェックし、入力に移ります。
入力画面は「ご入力1」「ご入力2」の二つがあり、それぞれ入力漏れがないように注意しましょう。
最後に「ご確認」という画面になるので、入力内容に間違いがないかどうかを確認します。間違いがなければ申込みを行います。
なお、パソコンなどの作業が苦手という人は、フリーダイヤルからの電話申込みも可能です。
電話で審査結果の連絡をもらう
審査結果は、全て電話での連絡になります。無事に審査を通過したら、契約作業に移ります。
公式サイトから契約書類をダウンロードする
契約書(当座貸越契約書兼保証委託契約書)は公式サイトからダウンロードすることができます。
記入例に倣って記入していくだけですが、極度額や貸越利率の欄は間違いないように記入する必要があります。
暗証番号などもここで記入します。
契約書類を郵送・FAXにて提出する(契約手続き)
記入済みの契約書や、免許証などの本人確認資料などを提出して契約手続きを行います。
提出は郵送・FAXのどちらでも可能です。申込金額が50万円を超える場合は、収入を確認できる資料も必要になります。
利用できるのは、所得証明書・源泉徴収票・住民税課税決定通知書のいずれかに限られているので注意が必要です。個人事業者の場合は2年分の納税証明書が必要です。
「プレミアA(エース)」 専用カードが自宅に郵送される・利用開始
手続きが完了すると、自宅に専用カードが郵送されます。
届き次第、すぐにカードローンの利用が可能です。すぐにお金が必要な場合は、振込融資サービスを利用することもできます。
長崎銀行カードローンの審査基準は厳しい?甘い?
カードローンの審査基準は、金利と相関性があります。金利は「リスクプレミアム」ともいわれ、貸し出しのリスクが高いほど金利が高くなります。
逆の見方をすれば、金利が高い場合には審査も緩くなる傾向にあるということができます。
長崎銀行カードローンは、銀行系のカードローンとしては高い水準の金利です。そのため、審査のハードルはさほど高くないということができます。
パートやアルバイトでも申込みができることなどから、申込みのハードルも低めに設定されています。
それらを考慮すると、長崎銀行カードローンは審査が甘めで借りやすいカードローンということができます。また、保証会社の九州カード株式会社・アコム株式会社も、審査基準は甘めといわれています。
長崎銀行カードローンの金利
長崎銀行カードローンは、利用限度額によって利率が変わる設定になっています。残高ではなく、限度額であることに注意が必要です。
利用限度額については、申込み時の希望と審査によって決まるため、年収などの「属性」が良い人ほど有利な金利でカードローンを利用できる可能性が高くなるということです。
利用限度額と金利の関係については以下のとおりです。
利用限度額 | 適用金利(年率) |
---|---|
10万円~90万円 | 14.95% |
100万円~300万円 | 14.50% |
310万円~400万円 | 8.5% |
410万円~500万円 | 5.0% |
510万円~600万円 | 4.5% |
610万円~700万円 | 3.8% |
710万円~800万円 | 2.8% |
他社のカードローンと金利を比較!
カードローン | 金利(年率) |
---|---|
長崎銀行カードローン | 2.8%~14.95% |
プロミス | 4.5%~17.8% |
アコム | 3.0%~18.0% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
三菱UFJ銀行「バンクイック」 | 1.8%~14.6% |
りそな銀行カードローン | 3.5%~12.475% |
銀行系カードローンのなかでは、長崎銀行カードローンの最大金利の高さが目立ちます。
それでも、消費者金融と比較すると健闘している数字であることがわかります。
また、最低金利が三井住友銀行カードローンやりそな銀行カードローンよりも低いことも注目すべき点です。
高額利用者の場合、長崎銀行カードローンは三菱UFJ銀行とみずほ銀行のメガバンク二社の次に検討すべきカードローンということができます。
長崎銀行カードローンの返済
返済は毎月15日(銀行の休日の場合は翌営業日)に、長崎銀行普通預金口座から自動返済されるかたちになります。
ただし、公式サイトでは積極的に案内されていませんが、専用カードで返済する「ATM返済方式」を申し込み時に選択することもできます。
返済額は前月の約定返済後の貸越残高によって変わります。具体的な金額は以下のとおりです。
残高 | 最低返済額 |
---|---|
5千円以下 | 全額返済 |
5千円超20万円以下 | 5千円 |
20万円超50万円以下 | 1万円 |
50万円超150万円以下 | 2万円 |
150万円超200万円以下 | 3万円 |
200万円超300万円以下 | 4万円 |
300万円超400万円以下 | 5万円 |
400万円超500万円以下 | 6万円 |
500万円超600万円以下 | 7万円 |
600万円超700万円以下 | 8万円 |
700万円超800万円以下 | 9万円 |
利用できるATM一覧
長崎銀行カードローンは、以下のATMでの借入や返済を行うことができます。
ATM名 | 平日の営業時間 | 土日祝の営業時間 |
---|---|---|
長崎銀行本店ATM | 8:00~21:00 | 9:00~19:00 |
長崎銀行支店ATM | 8:00~21:00 | 9:00~19:00(一部17時閉店の支店あり) |
長崎銀行出張ATM | 8:00~19:00(一部20時まで) | 9:00~19:00(一部8時から) |
ゆうちょ銀行ATM | 24時間営業(取り扱い不可時間・メンテナンス時間あり) | |
セブン銀行ATM | 24時間営業(取り扱い不可時間・メンテナンス時間あり) |
長崎銀行カードローンを実際に利用した人たちの口コミ・評判
年齢 | 23歳 |
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性別 | 男性 |
職業 | アルバイト |
年収 | 250万円 |
アルバイトで生活が苦しかった時期、急にお金が必要になったので長崎銀行カードローンの「プレミアA」を申し込んでみました。銀行系のカードローンはアルバイトの自分には難しいかなと思っていたのですが、30万円の希望がそのまま通って助かりました。
審査も思ったより早くて驚きました。なによりも、金利がほかのカードローンよりも低いことが銀行系カードローンの良いところだと思います。利子が低いので、今のところ返済も順調に進んでいます。
年齢 | 26歳 |
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性別 | 女性 |
職業 | 会社員 |
年収 | 330万円 |
仕事で出張が多く、手持ちが足りなくなってきたので申し込みました。忙しく店舗に行く余裕もなかったのですが、長崎銀行カードローンは自宅で手続きが完結できたので助かりました。手続き自体も非常に簡単であっという間に終わりました。
出張で本州などに行く事も多いのですが、ゆうちょ銀行やセブン銀行が使えるので全国どこでも借り入れができて非常に便利です。金利が低いことも長所ですが、地元の銀行という安心感も大きいです。
おすすめの消費者金融ランキング
長崎銀行カードローンはさまざまな魅力を持ったカードローンですが、九州に住んでいないため申込みができないという人にはこちらの消費者金融をおすすめします。
- 1位:プロミス
- 2位:アコム
- 3位:ノーローン
プロミス
実質年率 | 4.5%~17.8% |
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審査時間 | 最短30分 |
申し込み条件 |
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必要書類 |
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無利息期間 | 初回借入の翌日から30日間 |
プロミスの正式な社名は「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」で、メガバンクの完全子会社です。
大手ならではの安心感に加え、即日融資が可能というスピード感が魅力です。
申込者の属性に特に問題がなければ、最短で1時間の融資も可能なほどです。
店舗だけでなく、全国に設置されている自動契約機で申込みを行うことができるため、土曜日や日曜日、祝日でもすぐに融資を受けることが可能です。
アコム
金利 | 3.0%~18.0% |
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限度額 | 800万円 |
審査時間 | 最短30分 |
遅延損害金 | 年率20.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
返済期間・返済回数 | 9年7カ月・1回~100回 |
担保・保証人 | なし |
CMでもおなじみのアコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融です。即日融資や土日の融資も可能ですが、最大の魅力はアコムのカードです。
単なるローン専用カードではなく、ACマスターカードなのです。
つまり、カードローンの申込みでクレジットカードも同時に作れるというメリットがあります。クレジットカードの審査に不安がある人にとっては非常に魅力的なカードローンです。
ノーローン
実質年率 | 4.9%~18.0% |
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審査時間 | 最短20分 |
限度額 | 300万円 |
申し込み方法 |
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無人契約機 | 有 |
手数料 | 108円~216円 |
提携ATM |
|
女性向けローン | 有 |
ノーローンには「1週間無利息キャッシング」という独自のサービスがあります。
「初回のみ30日間無利子」などのキャンペーンはほかのカードローンでもありますが、何度でも無利息サービスを利用できることがノーローンの最大の特徴です。
月に1回という制約があるものの、上手に利用すれば大幅に利息分を節約することが可能です。短期の借り入れが多いような人は、かなりお得にカードローンを利用することができます。