スルガ銀行カードローンのしたくはゆうちょ銀行と提携しており、ゆうちょ銀行でも申し込みが可能です。
わざわざスルガ銀行まで行かなくても、近くにあるゆうちょ銀行にお願いするとカードローンについて情報を提供してくれるほか、したくの申込も簡単に行えます。
このスルガ銀行カードローン「したく」ですが、スルガ銀行が提供しているほかのカードローンとは少し異なります。
この記事ではスルガ銀行カードローン「したく」について、どのようなスペックで提供しているのかを紹介するほか、実際に使っている人の口コミも紹介します。
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スルガ銀行カードローン「したく」のスペック
申込対象者 |
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利用方法 | 全国の提携ATM・CDで利用できる |
資金用途 | 自由(事業性資金を除く) |
利用限度額 | 10万円~500万円(初回借入額は300万円まで) |
契約期間 | 1年ごとに自動更新 |
利率 | 年7.0%~14.9% |
遅延損害金 | 年利19.5% |
スルガ銀行が提供しているカードローンのしたくは、限度額が最低で10万円、最大で500万円に設定されています。
なお初回の利用は300万円までに制限されていて、300万円を超える借入を希望する方は1度返済を行ってから2回目以降の利用で行います。
カードローンの用途は自由に設定されています。ただ他社の借金を返済するとか、カードローンの利用規約に違反する行為には使えません。規約に該当している項目の中で、自由にカードローンを使っても大丈夫です。
利用できる人は20歳以上70歳未満で、審査を通過している方だけです。
カードローンの審査を受けて通貨できた人にローンカードが発行され、カードを使ってお金を借ります。ATMやCDを使って借りられるローンですので、身近なところでお金を融資してもらえます。
契約期間は1年ですが、1年ごとに自動更新が行われます。自動更新時に問題が生じていた場合は解約され、残されていた借入は全て支払いの対象となります。
自動更新を行っているカードローンではありますが、問題が起きていると強制的に返済を受けてしまうので気を付けましょう。
なお遅延損害金も準備されているカードローンです。遅延損害金は金利19.5%となり、借りている金利が強制的に引き上げられます。
返済の遅延を起こした場合は、より高い金利で返済をしなければならず、かなり不利な状況を生み出してしまいます。
スルガ銀行カードローン「したく」のメリット
スルガ銀行が提供しているカードローン「したく」は色々なメリットを持っています。メリットを理解してから申込を行うといいでしょう。
ゆうちょ銀行でも申し込みが可能なカードローン
スルガ銀行カードローン「したく」のメリットは、まずゆうちょ銀行に対応している点です。
スルガ銀行だけしかカードローンを発行できない、ローンの申込ができないわけではありません。ゆうちょ銀行へ行けばカードローンの相談が可能で、申込みも実施できます。
ゆうちょ銀行に行けば、いつでもスルガ銀行カードローン「したく」の手続きが可能です。
スルガ銀行が近くにない地域の方も、ゆうちょ銀行に相談して申込を行えばこのカードローンは発行できます。
全国で発行できるカードローンですから、特定の地域でしか使えないというわけでもないのです。
スルガ銀行カードローン「したく」はカードローンの限度額が高い
また、スルガ銀行カードローン「したく」は限度額もそれなりに高い商品で、最大で500万円までの限度額が期待できます。
限度額がかなり大きなカードローンは、借りられる金額が多いために安心できるでしょう。
他の銀行カードローンでは800万円以上の限度額を持っているローンもあります。
ただ限度額が大きなローンほど審査は厳しくなっており、本来審査を通過できるはずだったのに審査を通過できない可能性もあります。
ほどほどの限度額で発行しやすく、審査を通過できる可能性を持っているのがスルガ銀行カードローン「したく」です。
スルガ銀行カードローン「したく」は提携しているATMが多い
スルガ銀行カードローン「したく」は、提携しているATMが非常に多く、全国どこでも借りられます。
提携しているATMはゆうちょ銀行だけではありません。セブン銀行やコンビニATMのイーネット、更にイオン銀行にも対応しています。
スルガ銀行とゆうちょ銀行のATM以外でも対応している場所が多いので、色々な場所でカードローンを使ってお金を借りられます。
もちろん借りられるだけではなく返済にもATMが使えます。
スルガ銀行カードローンしたくは、ATM返済も行えるので、希望している場所でATMからお金を返して簡単に返済を終えられるのです。
口座引き落としの方法を使わず、自分が任意で返済タイミングを作りたい方は、ATM返済も考えていいでしょう。
スルガ銀行カードローン「したく」のデメリット
スルガ銀行カードローン「したく」はいい商品ですが、デメリットも存在します。
デメリットについてもしっかり理解したうえで審査を受けましょう。
スルガ銀行カードローン「したく」は高い借入が1度にできない
カードローンというのは、与えられている限度額の分だけ借りられます。
もちろんスルガ銀行カードローン「したく」も1度に借りられる金額はとても多いのですが、300万円を超える借入には条件が付けられています。
借入を希望している方は、300万円以内の借入を1度行ったうえで返済し、2回目以降の借入で希望している金額を借りなければなりません。
最初の借入では300万円以上の融資は受けられず、借りられる金額が強制的に制限されています。
これは他のカードローンではなかなかないデメリットで、最初の時点ではかなり高い借入ができないのです。
どうしても多くの借入を希望している方は、スルガ銀行カードローン「したく」を1度使ってから高い借入を依頼する、もしくは他のカードローンを検討するなどの対策を取りましょう。
収入証明書の提出がほぼ必須
スルガ銀行のローンは収入証明書を提出しなければなりません。
最近はカードローンで収入証明書の提出不要に近い商品も登場していますが、スルガ銀行では50万円を超える限度額になると収入証明書の提出が求められます。
スルガ銀行カードローン「したく」も、50万円以上の限度額に設定される場合は収入証明書を出さないと審査を通過できません。
収入証明書を準備していなかったために審査が遅れ、希望しているタイミングで借りられない場合もあります。
また収入証明書とは認められないなどの理由で書類の再提出を要求され、いつの間にか審査に落とされたり条件の見直しを受けるなどの問題もあります。
スルガ銀行カードローン「したく」の審査の流れ
スルガ銀行カードローン「したく」の審査は一般的なカードローンとあまり変わらない方法です。
ただ審査の流れを知っておかないと間違った審査を受けてしまう恐れがあります。正しい審査のためにもどのような流れで審査を行っているのか知っておきましょう。
大まかなフローは、以下の通りです。
- 申込をおこなう
- 仮審査
- 書類提出
- 本審査
- 契約
- ローンカード受け取り
- 融資を受ける
スルガ銀行カードローン「したく」へ申込む
まずスルガ銀行カードローン「したく」への申込を行います。
申込みの方法はインターネットや電話、ゆうちょ銀行の窓口で行われます。
多くの方はインターネットを優先して使うかもしれませんが、もし気になる点があればゆうちょ銀行の窓口に行き、相談をしたうえで申込みを行ってもいいでしょう。
申込では個人情報の入力、現在仕事をしている場所の入力、借金をしている場合は借金の額を記入しなければなりません。
さらに年収等の記載も必要で、これらの情報を偽ってはいけません。
あらゆる情報を偽っていたと判断されれば、本審査の段階で虚偽の記載が判明し、審査に落とされる場合もあります。
仮審査によって審査を通過したかどうかが決まる
申込内容を確認して、本当に審査を通過させてもいいのか、スルガ銀行や保証会社が判断しています。
最終的に仮審査を通過できれば、郵送か電話連絡によって仮審査を通過した情報が送られます。
審査に落とされた場合は、ほぼ郵送で審査に落とされたと告げられるだけで、電話による連絡は入りません。
もし電話連絡が早期にかかってこない場合は、審査に落とされたかもしれないと考えておきましょう。
なお仮審査は当日中に完了する場合もあります。
申込みのタイミング次第ですが、その日のうちに仮審査を通過した連絡を受けられるのです。
一方でタイミングが悪いと翌営業日まで連絡がありません。翌営業日ですので休日には連絡がなく、次の平日まで待たなければならないのです。
スルガ銀行カードローン「したく」に必要な書類の提出
スルガ銀行カードローン「したく」では、必要な書類を郵送で送っています。郵送で送られた書類に必要事項を記載して、その上で提出を求められる書類を出してください。
提出しなければならない書類は、スルガ銀行カードローン「したく」の申込書、本人確認書類、そして収入証明書です。
本人確認書類はインターネットからの申込であれば、先に提出している場合もあります。ここで提出をしなくていいケースもありますので、事前に提出したのか確認をしておきましょう。
収入証明書は、年収がわかる書類、もしくは給料明細で一番新しいもの2か月分が必要です。
自営業の方は確定申告書が提出可能です。これらの中で自分が提出できる書類を1つ選んで一緒に入れてください。
必要な書類をすべて揃えたら、スルガ銀行に郵送で送ってください。その後本審査が行われて、最終的にスルガ銀行カードローン「したく」を発行するか判断されます。
スルガ銀行カードローン「したく」が到着する
最終的に本審査でも問題はないと判断されれば、スルガ銀行カードローン「したく」が発送されます。
郵送で送られますので必ず受け取れる時間を作り、本人がスルガ銀行カードローン「したく」を受け取るようにしてください。
消費者金融などが行っている自動契約機による発行はできません。
スルガ銀行カードローン「したく」を受け取ったら、速やかに必要な電話番号に連絡してください。
電話番号はスルガ銀行カードローン「したく」と一緒に送られる書類に書かれています。
この番号に連絡を入れないとカードローンが使えません。必ず電話を入れてカードローンを使えるようにしてから借入を開始してください。
スルガ銀行カードローン「したく」の審査基準は厳しい?甘い?
スルガ銀行カードローン「したく」の審査基準はそれなりに厳しい傾向があります。
まず銀行が審査を行っている点が基準が厳しくなる理由です。
銀行のカードローンは必要な年収が多いほか、借金額が多いと審査に落とされてしまいます。さらに虚偽の記載などもすぐに見抜いてしまい、問題のある人は早々に仮審査で落としてしまいます。
2つ目に警察にも情報確認を行っています。過去に逮捕されている人、反社会的勢力との関りを持っていたなどの問題があれば審査に落とされてしまいます。
消費者金融と異なり、過去の犯罪情報などもしっかり確認しているので、犯罪を犯していると審査に落とされる確率は劇的に上昇します。
収入証明書を50万円以上の限度額に設定しているなど、収入の確認という部分にも重きを置いているカードローンです。
スルガ銀行カードローン「したく」は、予想以上に審査基準が厳しいほか、確認される情報も多くあります。
ちょっとした情報が審査に落とされる原因となりますので、過去の情報については1度振り返っておくといいでしょう。
スルガ銀行カードローン「したく」の金利
スルガ銀行カードローン「したく」の金利は7.0%から14.9%に設定されています。小さい借入の際は低金利で借りられるのですが、実は高額な借入だと金利が高く、多くの返済を要求されてしまいます。
消費者金融でも500万円で7.0%という金利はほぼ使っておらず、もっと低い数字で貸しています。
銀行のカードローンも7.0%以下で貸している会社が多く、この金利はやや高い数字と考えていいでしょう。
小さい金額を借りるのであれば、スルガ銀行カードローン「したく」は低金利なのでとても使いやすいでしょう。
その一方で借りる金額が多くなればなるほど、要求される金利が他社よりも高くなるちょっと変わったカードローンです。
スルガ銀行カードローン「したく」の返済
スルガ銀行カードローン「したく」の返済方法は、発行されたスルガ銀行カードローン「したく」のローンカードをATMに挿入して、必要な金額を返済します。
対応しているATMにカードを入れると返済画面が登場しますので、画面の手続きに従って返済額を入力、そして返済するお金を入れてください。手続きが完了すると返済が完了したという画面が表示されます。
スルガ銀行カードローン「したく」では、1ヶ月以内に1度ATMから返済を行わないと駄目な方法を採用しています。
必ず決められている範囲内で定期的な返済を行ってください。1ヶ月以内に返済がされていないと遅延損害金の対象となり金利が上昇します。
また、口座引き落としの方法は採用していませんので、自分で返済を行う気持ちをもって行動しなければなりません。
次の返済日がいつなのかを確認して、返済日までにしっかりとお金を返すように心がけてください。
なお定期返済に加えて都度返済が可能です。
毎月1回の返済を行った後、さらに返済できる場合には定期的に行う返済と同じように手続きしてお金を返せます。
定期返済と異なり、最低限の返済は1,000円と安いので、もしお金に余裕があればどんどん返済を進めてしまいましょう。
スルガ銀行カードローン「したく」を実際に利用した人たちの口コミ・評判
ここからはスルガ銀行カードローン「したく」を実際に使った人の評判を紹介します。
少額の借入などで高い評価を受けている反面、やはり金利面での不満を抱えている方も多くいます。
また返済方法がATMを使った方法なので、手間がかかるという内容もありました。
スルガ銀行カードローン「したく」を上手に使おう
スルガ銀行カードローン「したく」は、ゆうちょ銀行の窓口でも申込める便利なカードローンです。
他の銀行が申込みの対応を行っているのは珍しいことで、他にはないメリットを持ったカードローンでもあります。
やや金利が高く、審査手順も少し複雑な部分を持ち合わせています。
それでもカードローンでも信頼できる銀行が提供する商品ですし、借りられる額もそれなりに多く準備されています。
審査を通過して上手にカードローンを使うといいでしょう。