進学にかかる入学金・授業料などの高額費用支払いを助けてくれるのが教育ローンです。
低金利でまとまったお金を貸してくれる便利なローンですが、受験のスケジュール次第では入学金納付までに融資が間に合わないものもあります。
そんなギリギリの状況で教育ローンの利用を検討している方が最も気になるのが、教育ローンの融資までにかかる時間でしょう。
申し込みから融資まではどれくらいの期間がかかるのか?申し込んだその日に融資を受けられるローンはあるのか?
今回はそんな教育ローンの融資までにかかる日数について詳しく解説していきます!
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即日審査のおすすめ教育ローンTOP3!素早く借りたい人におすすめ
ここからは、即日で審査の終わるおすすめ教育ローンを3つ厳選して紹介していきます!
決して審査が早いだけでなく、金利も低く借りやすいものばかりなので、教育ローン選びに迷っている方は参考にしてください!
三井住友銀行教育ローンは2つの借り方から選べるのが魅力!
無担保型 | 担保型 | |
---|---|---|
借入限度額 | 最大300万円 | 最大3000万円 |
借入期間 | 最大10年 | 最大30年 |
金利 | 店舗に随時確認 |
三井住友銀行教育ローンには無担保型と、不動産を担保にして借りる担保型の2種類があります。
無担保型は限度額が低く借入期間が短いですが、万が一返済できなかった時のリスクが少ないのが魅力です。
逆に担保型は返済できなかった時に物件を差し押さえられるリスクがありますが、その分スペックが良いのが魅力です。
また、担保型は無担保型に比べて審査に通りやすいというメリットもあります。
その他にも、以下の電話番号で教育ローンに関する相談にじっくり乗ってくれるので、疑問点を解決してから申し込むことができて安心です。
サービス名 | カードローンプラザ |
---|---|
電話番号 | 0120-923-923 |
受付時間 | 9:00~21:00 |
営業日 | 年中無休(1月1日を除く) |
学校、塾、予備校に支払う資金の借入はもちろんのこと、他社教育ローンの借り換えにも対応しているなど、幅広い用途で利用できますよ!
三井住友教育ローンはまさに初めての人におすすめと言えるでしょう!
イオン銀行教育ローンは低金利で返済負担が軽いのが魅力
非提携形 | 担保型 | |
---|---|---|
借入限度額 | 最大300万円 | 最大3000万円 |
借入期間 | 最大10年 | 最大30年 |
金利 | 店舗に随時確認 |
イオン銀行教育ローンの特徴は何と言ってもその金利の低さです。
最優遇金利2.80%というのは、銀行教育ローンの中ではトップクラスの低金利となっています。
また、インターネットバンキングからの繰上げ返済や、担保や保証人が不要というネットバンクならではの身軽さも魅力です。
細かくて面倒な手続きをなるべく避けて、スピーディに借りたい方にイオン銀行カードローンはぴったりでしょう!
楽天銀行教育ローンはアプリからの申し込みも可能!さらに奨学金と併用可!
非提携型 | 提携型 | |
---|---|---|
借入限度額 | 10万円以上500万円以下 | – |
借入期間 | 1円以上14年以内 | – |
金利 | 年3.9%(固定) 年3.214%(変動) |
提携校によって異なる |
楽天銀行教育ローンは奨学金との併用が可能なので、「1度奨学金を借りたけどやっぱり足りないから追加したい!」という方にはピッタリの商品です。
ネットバンクならではの低金利も実現しているので、ダブルで借りても返済はそこまで重くなりません。
また、楽天銀行教育ローンはスマホアプリを使って書類のアップロード提出が可能です。
書類を郵送する手間がなくなるので、借入までの時間をかなり短縮できますよ!
教育ローンの審査時間は最短でも2~3日かかる
日本政策金融公庫「国の教育ローン(教育一般貸付)」 | 10日前後 |
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住信SBIネット銀行「MR.教育ローン」 | 2週間程度 |
イオン銀行教育ローン | 最短2週間 |
三井住友銀行教育ローン | 2週間程度 |
みずほ銀行教育ローン | 2週間程度 |
教育ローンの審査時間は、種類によってかなりバラツキがあります。
審査が最短即日で終わるものから2週間以上かかるものまで様々ですが、教育ローンの平均審査時間は2~3日、融資までの期間は2週間前後となっています。
審査が終わらなければ融資はできないので、ほとんどの教育ローンでは即日融資を受けられないといって良いでしょう。
審査後の契約手続きを入れれば時間は更にかかる
審査完了のメールが来ればすぐに借りれるわけではありません。
その後、書類提出や契約手続きをおこなってやっと借入となるので、申し込みから融資までの時間は審査時間よりも少しだけ長くかかります。
審査が完了した後に書類をダウンロードし、必要事項を記入して郵送で提出するので、それが届いて融資が実施されるまでにも1週間は時間がかかります。
教育ローンを即日借りるというのは、ほとんど不可能といって良いでしょう。
そもそも教育ローンとは?奨学金とどこが違うの?
教育ローンとは、入学金や受験料、教科書購入など、教育に関わるお金を融資してくれるローンのことです。
貸してくれるのは国や民間の銀行が主であり、利息を付けて返済するようになります。
対して、奨学金は公益法人や財団、民間の大手企業などが取り扱う融資で、優秀でも金銭的な理由で満足な教育を受けられない学生を支援する目的のものです。
そのため、奨学金は成績やボランティア活動なども審査で見られることが多いです。
奨学金の中には、貸与型と給付型があり、貸与型の中にも利子が付くもの、付かないものがあります。
奨学金では入学金をまかなうことができない
奨学金の申し込みは基本的に入学後となります。大まかな目安は4月いっぱいが申込期限で、融資が5~6月頃です。
しかし、入学金や1年目の学費というのは、入学前の3月に支払うことが多いです。私立なら合わせて100万円前後を払えなければ、入学することさえできません。
入学の初期費用が払えない場合は、365日申し込みを受け付けている教育ローンを利用するのがおすすめです。
教育ローンはタイプによって融資のスピードが違う!
教育ローンを提供している機関は、以下のようなものです。
- 日本政策金融公庫
- 銀行
- JAバンク
- 信用金庫
- 労働金庫
このうち、最も融資が遅いのが国の機関である日本政策金融公庫です。教育一般貸付(国の教育ローン)という商品を年1.76%(固定金利)という超低金利で提供していますが、申込みから融資まで最短でも20日はかかります。
なるべく早く融資を受けたいのであれば、やはり民間の教育ローンを利用するのが良いでしょう。
提供元 | 特徴 |
---|---|
国の教育ローン | 低金利で融資条件も緩やかだが、審査に時間がかかる |
ろうきん・JA | 低金利だが、組合員でなければ審査を受けられない |
銀行など民間企業 | 金利は高いが借りやすい |
自分が長年利用してきた銀行の教育ローンに申し込むとスムーズ
銀行の口座を持っている方は、その銀行が提供している教育ローンに申し込むのがもっともスピーディと考えられます。
理由としては、すでに基本的な個人情報が銀行側に共有されていること、丁寧に利用していれば利用者と銀行の間に信頼関係が構築されていることが挙げられます。
教育ローンの審査では、信用情報機関から申込者の個人情報や金融サービスの利用履歴を開示して、参考にしていきます。
この情報チェックに時間がかかってしまいますし、この情報はあくまで他社の利用履歴なので、支払い延滞など悪い使い方をしていれば審査でマイナスになりますが、ルールを守ってキッチリ使っていたとしても特にプラスにはなりません。
一方で銀行の他サービスを長年利用していれば教育ローンの審査で優遇されやすいので、そういった意味でもおすすめできます。
楽天銀行教育ローン(大学専用)なら最短で翌営業日に融資を受けられる!
教育ローンの中で最も融資が早いのが、楽天銀行教育ローン(大学専用)です。
提携している大学に進学・在籍する場合しか利用することができませんが、最大1000万円の融資をスピーディに受けられる便利なローンです。
ちなみに主な提携校はこちらです。
- 早稲田大学
- 法政大学(新入生のみ)
- 城西大学
- 日本体育大学
- 中央大学
- 東洋大学
- 日本大学芸術学部・商学部・歯学部
- 創価大学
- 東京都市大学
- 東京理科大学
また、非常に低金利なローンで返済負担が軽い便利なローンです。一度提携校の確認をしてみましょう!
固定金利 | 変動金利 | |
---|---|---|
非提携型の年率 | 3.900% | 3.214% |
提携型の年率 | 提携校ごとに優遇金利を設定 | |
返済期限 | 1年以上14年以内(1ヶ月単位)完済時年齢が満70歳以下(学生本人が連帯保証人の場合は満74歳以下) |
大学によっては入学前に融資が下りないことも
楽天銀行の提携校の中には、入学前に借りれないケースもあります。
- 関西外国語大学
- 関西外国語大学短期大学部
- 明治大学
- 立教大学
こちらの4大学は、在校生のみの融資となっているので、入学金目的で借りることはできません。
これらの大学に入学予定で、かつ納期が迫っているという方は、カードローンなど他の方法でお金を借りることをおすすめします。
教育ローンの審査が長引く人の特徴
一般的な教育ローンの審査は最短2、3日で完了すると説明しましたが、これはあくまで”最短”なので人によってはそれ以上かかってしまう可能性があります。
ただ、審査時間が長引く人というには共通点も多く、この傾向を理解していれば最短で融資を受けやすいです。
では、どんな人が教育ローンの審査に時間がかかってしまうのでしょうか?これから説明します。
収入が少ないと審査時間がかかりやすい
教育ローンに限らず、あらゆるローンは完済してくれそうな方にお金を融資します。
特に教育ローンは家や車といった担保がないので、利用者自身の収入(返済能力)が審査に大きく影響します。
そのため、年収が低ければ教育ローンの審査にはかなり落ちやすくなりますし、通ったとしても審査時間がかかってしまいがちです。
ただ教育ローンの審査を受ける前に収入を短期間で増加させるのは難しいので、借入希望額を下げて返済の余裕を増やすというのが最も簡単なやり方です。
申込者の勤続年数が短い
勤続年数が短い方は、長い方に比べて今後の離職率が高くなりがちです。
また、収入の安定性も保証されていないので、審査にはマイナスとなります。
勤続年数が半年前後など極端に短いと本当にそこで働いているか確認する必要があるので、在籍確認の電話が来る可能性が高いです。
一発目の電話を取れたとしても、在籍確認の準備・電話時間の設定などで時間がかかっていますし、少なくとも確認完了まで審査は一時ストップされています。
本当に在籍しているか疑わしい場合は、直近の給与明細を提出しなければいけない場合もあります。そうなれば時間は更にかかってしまうので注意しましょう。
他社からの借入が多い
教育ローン以外にもローンを借りている方は、審査時間が長引きがちなので注意しましょう。
住宅ローン・フリーローンなども審査には影響しますが、特に気をつけたいのがカードローンの多重借入です。
カードローンは広く言うと借金として扱われるので、複数借入をしていると多重債務者扱いになり、ローン審査の通過はかなり難しくなってしまいます。
教育ローンを借りる前になるべく他のローンを完済しておくことをおすすめします。
教育ローンの審査基準にはそこまで大差がない
国の教育ローンより民間の金融機関のほうが審査に通りやすいイメージがありますが、実際にはそこまで大差はありません。
どこの教育ローンでも審査で重視される項目は、収入と信用情報の2点です。
借りやすいと言われる教育ローンでも、申込者の収入が低く借金があれば通過は難しいでしょう。
ただ、教育ローンは共通の審査基準の他に、各社独自の基準が一部含まれています。独自の審査基準は公表されていませんが、金融機関の公式サイトを見ていると気づくことがあります。
例えばこちらは三菱UFJ銀行の教育ローン「ネットDE教育ローン」の申し込みフォームですが、一般利用者の申し込み窓口とは別に、医歯薬学部や航空学校などの窓口を別に用意しています。
ということは、該当する学部志望者は他社の教育ローンよりもこちらから申し込んだ方が、審査で優遇してもらえ、審査が短期間で済む可能性は高いと考えられます。
このように、公式サイトを見比べると「自分に適した教育ローンはどれか」というヒントを得ることもあります。
教育ローンの融資を最短で受けるコツ
教育ローンの審査は、ポイントを抑えて対策をすれば融資までにかかる期間を短縮することができます。
教育ローンの審査期間が短縮できればストレスはかなり軽減されますし、今後の資金計画も立てやすくなってお得ですよ!
今後、引っ越しなどの立て込んだ用事がある場合は、早めに教育ローンでの借入額を確定しておかないと、住宅ローンの審査などに悪い影響があるので注意しましょう。
ここからは、教育ローンを最短で借りるコツをくわしく紹介していきます!
受験シーズンの申し込みはなるべく避ける
教育ローンの申し込みが最も殺到するのが1~3月の受験シーズンです。
この時期に申し込んでしまうと、審査時間が通常の倍以上かかることも珍しくありません。
審査が後回しされるだけでなく、電話に問い合わせても混雑していて繋がらず、手続きがなかなか先に進まないということも多々あります。
スピーディな融資を受けたいなら、他校の受験と被らない時期に審査を受けるのがおすすめですよ。
希望額を必要最低限にとどめておく
教育ローンは、希望額が大きいほど審査は難しく、時間がかかるようになります。
希望額を下げれば、その分収入に対するローンの割合が下がるので、返済に余裕ができて審査に通りやすくなります。
借りすぎてしまうとその分返済が大変になることを考えても、希望額の見直しは必ずやっておいた方が良いでしょう。
他社借入を減らす・まとめる
教育ローンの他に住宅ローンやカードローンからお金を借りていれば、その分だけ審査時間は長引きがちです。
すべて返済できるくらい十分な収入があったとしても、複数のローンを同時に借りている時点で審査では大きなマイナスとなってしまいます。
今すでに他のローンを借りているという方は、少しでも残高を減らしておくか、おまとめローンを使って一本化することをおすすめします。
申し込み時に嘘をつかない
ローンの申し込みで年収を実際より少し高めに記入する方がいますが、嘘をつくとバレた時に二度と他社からもローンが借りれない可能性があります。
前述の通り、信用情報期間に登録されている個人情報を金融機関は開示できるので、申込み情報と照合すれば嘘かどうかは一発でわかります。
それで嘘がバレなかったとしても、明らかにおかしい場合は審査の途中で収入証明書の追加提出を要求されることがあります。数ヶ月分の給与明細を見られれば、嘘かどうかすぐにわかられてしまいます。
それでもバレないということは、そもそも「その程度の年収水増しでは審査に大した影響はない」ということなので、年収以外に信用情報のキズなどがある可能性が高いです。
どちらにせよ申し込みで嘘を付いても悪いことしかないので注意しましょう。
カードローンは即日融資可能!教育ローンとしても利用できる?
ローンの中でも借入スピードが早いのが、消費者金融が提供しているカードローンです。
プロミスやアコムなどを聞いたことがある方は多いでしょう。カードローンは申込みから審査まで最短30分で完了するので、トータル1時間ほどで即日融資を受けることができます。
プロミス | 最短1時間 |
---|---|
アイフル | 最短1時間 |
アコム | 最短1時間 |
ノーローン | 最短50分 |
利用目的は自由なので、子どもの学費のために利用することも可能です。
ただ、金利が平均18.0%~と高めで、少額からしか借りれないので、それで学費をどうにかしたいという方にはあまり向いていません。
それでも、以下のようなケースに当てはまる方は、カードローンを教育ローン代わりに利用することを検討しても良いでしょう。
- 奨学金の支給日が入学金の支払日よりも後
- 志望校を急に変更してしまった
- 途中で学費見積もりが間違っていたと気づいた
- 同じタイミングで引っ越しもする予定なので、自費でいくら学費負担できるか不明
カードローンはとにかくスピーディに融資を受けられて、かつ用途が自由なので、少しだけお金が足りない時などに効果を発揮します。
ただ、2018年以降は銀行カードローンは即日融資ができなくなっており、場合によっては教育ローンよりも審査時間がかかってしまいます。スピーディにお金を借りたい方は、消費者金融カードローンをおすすめします!
フリーローン(多目的ローン)も教育ローン代わりに使えるが融資額は低め
カードローンの他にも、金融機関はフリーローン(多目的ローン)を提供しています。
カードローンは必要な時に都度借入をするものですが、フリーローンは住宅ローンなどと同じく最初に一括で融資を受け、その後分割で返済をしていきます。
用途は自由なので教育ローン代わりにでき、カードローンよりも高額を借り入れやすいのが魅力ですが、学費目的で最初から提供されている教育ローンに比べれば、融資額は恐らく低くなります。
また、フリーローンは審査基準が厳しく、融資までも最短2、3日はかかるので、教育ローンの繁忙期をズラして受けたい、学校で用意された教育ローンの申し込みに間に合わなかったという方以外に利用するメリットはあまりありません。
教育ローンは即日融資不可!つなぎとしてカードローンを使うのも一つの手
教育ローンは目的が限定されている分高額融資を受けやすく、金利も非常に低いのが魅力です。
ただ、即日融資を受けることができないので、それまでにつなぎ融資で消費者金融のカードローンを利用するのも一つの手です。
カードローンは教育ローンに比べて高金利ですが、アコムやプロミスといった大手は最大30日間の無利息期間サービスを提供しているので、つなぎなら利息0で利用することができます。
まずは上で挙げたような教育ローンの融資をスピーディに受けるコツを実践するのが大事ですが、それでも期日まで間に合わない場合は、カードローンと併用するのも良いでしょう。