電気代を節約するならブレーカーを落とした方が良いって本当?今からできる節約方法!

電気代を節約するならブレーカーを落とした方が良いって本当?今からできる節約方法! 節約

少し前と比べて、最近はすごく暑いですよね…。
平均気温が上がる中でついつい使うことが多い冷房…。
夏と冬は電気代が上がる季節です。

しょうがないとわかっていてももう少し電気代を節約できないかなと思うことありますよね。
よく電気代を節約する目的でブレーカーを操作するというのを見かけませんか?
本当にブレーカーの操作で電気代の節約ができるのか疑問です…。

今回はブレーカーを落とすことでの節約と普段の生活からできる節約術を解説していきます!
水道代やガス代の節約についても別の記事で解説しているので参考にしてください!

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ブレーカーを落とすことで待機電力の消費を抑えられる

まずはブレーカーを落とす節電方法についてです!
よく電気代の節約で調べると待機電力という言葉を目にしますよね。
この待機電力を一気になくすことができるのがブレーカーを落とすことです!

待機電力は電気代全体の約5%です。
電気代は平均で10000円ほどかかっていることが総務省統計局の家計調査で分かっています。
家計調査報告(二人以上の世帯)-2020年(令和2年)6月分及び4~6月期平均-
2020年の6月までの調査なのでもう少し前後がありますが、仮に月々の電気代を10000円としてみましょう。

おおよそ500円は待機電力によるものということになります。
ブレーカーを使って待機電力の消費を抑えれば、この500円を削減することに!

起動することに電力がかかるものもある

待機電力が削減できるからといってむやみやたらにブレーカーを落とすのはおすすめできません。
普段の我々の生活は電気があることで成り立っているものがほとんどです。
ブレーカーを落とすことでいろいろなものが影響を受けることになります。

例えば冷蔵庫を思い浮かべてください。
冷蔵庫は電気を使うことで中身の空気を冷却し、食品を保存しています。
ブレーカーを落とせばもちろん冷却は停止されますよね。

冷蔵庫が止まってしまえば食品の保管場所もなくなってしまい生活に大打撃です。
さらに冷蔵庫は起動する際、冷蔵庫内を冷やすために電力消費が大きくなります。
ブレーカーをこまめにつけたり消したりしていたら、かえって電気代がかかることになりかねません。

長期間家を空けるならブレーカーを落とした方が安くなる

ブレーカーを落とすことは確かに節約になるかもしれません。
ですが、先ほどのようにかえって電気代がかかることにもなってしまいます。
ではブレーカーを落とすことが効果的なのはどのタイミングなのでしょうか。

それは旅行などで長期間家を空ける場合です。
家にいない時間が長くなる場合は確実にブレーカーを落とした方がお得になります!
普段の生活ではブレーカーをこまめに落とすのではなく、違う形で節約をしていきましょう!

アンペアを下げるとブレーカーを落とさず電気代が節約できる

電気代の節約で大事なのはアンペアへの理解です。
小学生や中学生のころに勉強してからほとんど使っていなかったアンペアがここで活きてきます!
実は各電力会社ではアンペア量で電気料金を設定している会社が多いのです。

最近は電気料金も様々なプランがあるので、自分の契約しているプランを見直してみましょう!
昔からずっと変更していない場合はワット数での料金になっていることもあります。
アンペア数で料金が変動するタイプの契約なら、アンペア数をしっかり把握して使いこなすことで節約が可能です!

アンペア数 基本料金
10A 286円
15A 429円
20A 572円
30A 858円
40A 1144円
50A 1430円
60A 1716円

上記の表は東京電力で出されているアンペアごとの基本料金になります。
アンペア数を超過させずに使うことができれば最低限の金額に電気代を抑えることが可能です!

よく使う家電のアンペア数を把握する

家電によってアンペア数は変動があります。
自宅で常に稼働しているものや頻繁に起動しているもののアンペア数を確認しておきましょう!
東京電力でも目安は出ていますが、家電の説明書などに正確な数値が載っているので確認してみてください。

よく使う家電のアンペア数を把握したら、次はいくつの家電を同時に稼働させるのか計算しましょう。
その合計のアンペア数の最大値で契約を設定することで、最低限必要な契約を結ぶことができます!
アンペア数を超えてしまうと時間単位で基本料金に上乗せされていくので注意が必要です。

今すぐできる電気代節約術

アンペア数の確認や契約の変更って正直結構手間がかかりますよね。
ここからは確認をしなくてもすぐにできる節約術をお話していきます!
これから紹介する3つのことを試してみてください!

  • こまめに電気を消す
  • 省エネ家電に買い替える
  • 使用頻度の少ない家電を処分する

当たり前のことからしっかりやるのが節約の基本です!
確認していきましょう!

①こまめに電気を消す

やはり一番大事なのはこまめに電気を消すことです。
こまめに電気を消すというのはただ消すのではなく、コンセントを抜くことが重要になります。
先程も出てきた待機電力の話です。

待機電力はブレーカーを落とすことで確かに節約できます。
ですがブレーカーを落とさなくても、コンセントを抜くことで待機電力を減らすことが可能です!
よく使うからこそコンセントを指したまま放置している家電はありませんか?

特にテレビはそのままにしておきがちですよね。
録画などをしているわけでなければコンセントを抜いておいた方が待機電力の削減ができます!
コンセントを抜くのが面倒という人は、スイッチによるオンオフができる電源タップを導入してみましょう。
スイッチをオフにするだけで待機電力を減らせます!

エアコンはつけておいたほうが電力消費は少ないこともある

ブレーカーもそうでしたが、何でもかんでもコンセントを抜けばいいというものではありません。
例えばこの夏場、必要不可欠なエアコンです。
もちろん使わなければ電気代はかかりませんが、この季節は熱中症などで死の危険があります。

エアコンは冷蔵庫と似ているものです。
部屋を冷やす時に大きな電力を消費します。
そのためむしろ稼働させ続けるほうが電力消費少なく済む場合も!

もちろん適正温度よりも下げて使用しているなら電気代はかかってしまうので、26~28度ぐらいの温度で稼働させましょう。
温度設定をこまめに調整するだけでも節電につながります!

②省エネ家電に買い替える

少し費用と時間がかかりますが、家電を買い替えることもおすすめです。
先程のアンペア数の確認と同時に進めると効率よく節約していくことができます!
アンペア数を確認して、現在販売されているものと比べてみましょう。

買い替えはどうしても費用がかかります。
ですが、短期的に考えず長期的に考えてみましょう!
買い替えることで大幅に電気代を節約できれば、月々にかかる固定費を削減できます。

固定費を削減できるとかなり家計は楽になりますよね。
その場でのお金は少しかかるかもしれませんが、電気代にも視野を広げれば買い替えることはお得です!

新しい家電にすると50%ぐらいの電力消費

買い替えは特に少し昔のものを使っている人におすすめです。
経済産業省資源エネルギー庁が出しているものでは、10年前のものと比較されています。
頻繁に使用する冷蔵庫やテレビは約50%のエネルギーで利用することができることが分かっているのです!

照明器具はなんと約85%の省エネに!
照明器具なら交換にもそんなに手間はかからないのでやりやすいですよね!
少ないエネルギーで同じように稼働できるので、電気代についてもかなり安くすることができます!

③使用頻度の少ない家電を処分する

最終手段ですが、使わない家電は処分してしまうのが一番です。
処分してしまえば待機電力などもかかりません。
自分の家にある家電を整理しましょう!

家電についてはリサイクルショップで売却することもできます。
売却して手に入ったお金で省エネ家電に買い替えれば、費用も抑えて節約可能です!
ただ捨てるのではなく、よりお得になるようにしていきましょうね!

長期間家を空けるならブレーカー、普段はこまめに電気を操作すること!

夏や冬になるとどうしても気になる電気代。
使い方を見直せば、しっかり節約できます!
ブレーカーを落とすのは長期間家を空けるときです。

普段からブレーカーを落としていると手間もかかりますし、生活を大きく変えなければなりません。
普段の節約は家電の使い方の見直しと、家電自体の見直しから始めましょう!
特に家電の買い替えは昔の家電を使っている人ほど効果が大きいです。

最近は電力会社も多様化しています。
もし今のプランだと節約できているかわからない…という人は電力会社やプランの変更を考えてみるのもおすすめですよ!
電気代を見直してよい節約ライフを!

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