LINEは友達同士での連絡ツールにとどまらず、社内連絡用としても使われ今や首相官邸の公式アカウントまで開設されるなど、大変便利なシステムとして人気があります。
そんな会社がLINEペイを始めました。
多くの決済サービスがある中でLINEペイの評判はどうなのか、メリットやデメリットをお伝えします。
LINEペイの決済サービスに興味がある人は参考にしてみましょう。
※本ページにはPRが含まれます。
LINEペイとはどんなサービス?
LINEは2011年の東日本大震災によって、多くの被災者が家族と連絡を取ろうとするも繋がらずに途方に暮れている放送を見て、発案された連絡ツールです。
当時携帯電話はアクセスが集中すると、断線していないのに連絡が取れなくなることが多くあり、災害時には非常に使い勝手が悪かったですが、LINEによってそのような事態が改善したとても画期的なツールです。
そんな困った人のために開発されたLINEが2014年に決済システムを導入しました。
財布を忘れてもスマホで決済ができるという点は他社と変わりありませんが、他社の決済サービスと異なる点は、相手の銀行口座を知らなくてもLINE上で繋がっている相手には、送金が可能であるという事です。
連絡手段と同様にLINEならではの特色が生かされた決済サービスになっています。
LINEペイを利用した人たちの口コミ・評判
僕の友達でラインを使っていない人は殆どいません。週に何回も飲み会があったり遊んだりするのですが、大体みんなで最後に割り勘をします。その時に現金の持ち合わせがないとわざわざコンビニや銀行に行かなくてはならず、友達に支払い時に借りておいて後で返すのもとても面倒に感じていました。でもLINEペイならLINE上で繋がりがあれば小銭を数えずに必要分相手に送ることができるのでとても便利だと感じています。友達にお金を借りて肩身の狭い思いをする必要がなくなりました。
私は個人情報をあまり知られたくないと思っていて、アプリの決済サービスもどうなのだろうかと思っていましたが、LINEペイは友達と連絡しながら口座を知らなくても送金できるというシステムがとても便利に感じ、銀行などの個人情報が知られることもないのでいいなと思いLINEペイを選んでいます。友達同士の割り勘は小銭まで数えるのが結構面倒なのですが、そのわずらわしさがなくなってスムーズに割り勘できるようになったのも良かったなと思います。
東日本大震災の時に、家族と連絡が取れなくなっただけではなく郵便物も送れなかったため、手助けしたくても何もできずとてもつらい思いをしました。LINEペイに登録しておけば災害があった時に被災地にいる家族が逃げる事に精一杯でお金を持って逃げるのを忘れても、LINEペイを通して送金できるのでお金の確保だけは確実にしてあげることができると感じています。LINE自体も東日本大震災がきっかけで発案されたものということもあり、人のために開発されたものという点もとても好感が持てます。今後また大きな災害があってもLINEペイを使って素早く対応できるなと心強さを感じています。
LINEは知らない人はいないのではないかと思うくらいにとても普及している印象があります。それもあって取扱店舗も多いのが魅力に感じています。便利な機能がある決済サービスでも、実際に使いたいお店が導入していなければ意味がなくなってしまいますが、私が日頃よく行くお店は殆どLINEペイを導入していてLINEの知名度恐るべしという感じです。友達同士で割り勘するときもとても便利だなと思います。小銭を数えたりするので支払い時はいつも時間がかかってしまい面倒を感じていましたが、LINEペイを使えば短時間で割り勘ができるのも良いですね。大人数での割り勘は特に貸し借りが増えたりと計算するのも面倒ですが、LINEペイならそれも解消されます。
LINEペイのメリット
- 知名度の高さもあり取扱店舗が多い
- 災害時に対応可能
- 支払い方法がユニーク
- 個人情報を守られながら手軽に友達同士で送金できて手数料も無料
- 支払いによってはポイント還元がある
知名度の高さもあり取扱店舗が多い
LINEという知名度の高さもあるため取扱店舗も実に多く、コンビニもあらゆる店舗を網羅しローソンストア100などでも利用できるため、かなり使い勝手は良い印象です。
支払い時に財布を開けてみて、お金が足りないと気づくことは少なくありません。
急いでいる際なども、わざわざ時間をかけて銀行へ行くなどのわずらわしさもなくなり、取扱店舗が多いことでスマホ一つで手軽に買い物に出かけることができます。
ドラックストアもクレジットカード決済が可能な店舗は増えましたが、混んでいる時間は待ち時間も長くなりがちで不便に感じる人も多くいます。
LINEペイで支払うことができれば、待ち時間の短縮にも繋がり、スムーズに買い物することができるようになります。
災害時に対応可能
普段から何気なく利用している人が多いLINE及びLINEペイですが、災害時にこそ大活躍してくれるものだと強く感じている人は少なくありません。
東日本大震災の際には、多くの人が連絡が取れなくなっただけではなく、支援物資を送ろうにも交通網も機能せず、送った食べ物が届く頃にはすっかり腐ってしまい、意味がなくなってしまったという人も多くいました。
家族間・友達間で友達登録をしていることで、災害時に連絡を取れるだけではなく、LINEペイによって支援物資の代わりにすばやく送金することができるため、支援するという点においても非常に有効活用ができるシステムになっています。
今後起こり得る災害に備えて準備するために、LINEやLINEペイに登録する人も少なくありません。
支払い方法がユニーク
通常の店舗での支払いの他にLINEペイの特色として面白いものが、友達や家族などLINEに登録している人同士で割り勘ができる点です。
幹事が取りまとめて1人当たりの金額の計算をして足りない分は、他の人から多めにもらって小銭を数えて返して…という一連の面倒なやり取りがなくなることで、支払い時の時間を大きく短縮することができます。
手持ちが足りないからと、わざわざコンビニや銀行へ行く必要もなくなり、財布の手持ちを気にせずに飲み会や友人との遊びを思う存分楽しむことができる点は、特に若い年代の人にとってはとても便利に感じている人が多くいます。
飲み会では酔っぱらって財布を忘れてしまうこともあり、取りに行った時には中身を抜かれていたという事も少なくありません。
LINEペイはそのような犯罪から自分のお金を守ることにも繋がります。
個人情報を守りながら手軽に友達同士で送金できて手数料も無料
割り勘機能など若年層に人気があるツールならではの決済サービスですが、個人情報などに対するセキュリティも万全な対策が取られています。
決済サービスにおいては、アプリ自体の安全性も求められます。
LINEペイは銀行口座などの情報がすべて暗号化されるしくみになっており、友達同士の割り勘や店舗での支払い時にも、口座番号やクレジットカード番号が見れないようになっているため、不正利用を防ぐことができるようになっています。
クレジットカードの支払いでは、場合によっては暗証番号の入力が必要になります。
手元が見えにくくなるような機材を使っている場合が多いですが、盗み見できる可能性も0ではなく暗証番号入力時には神経を使い不安に感じる人も多くいます。
LINEの企業自体も、24時間365日常時取り締まりを行っていて、もし不正に利用された場合にはすぐに通報し対処できるようにしているので、安心してLINEペイを利用することができます。
また、もし仮に不正に使われた場合には最大10万円まで補償してくれるサービスもあり、万全の態勢で管理されている決済サービスになっています。
支払いによってはポイント還元がある
LINEペイのマイカラープログラムでグリーン、ブルー、レッド、ホワイトと色分けがされており、これは月の利用実績に応じて付与されるポイントを色で段階的に表したものです。
グリーンが一番利用率が高い場合の色で、グリーンであれば基本ポイントとキャンペーンのポイント合わせて、最大で5%ものポイント還元がされます。
キャンペーン自体は2019年7月末までという限定的なものですが、それ以降も何かしらのキャンペーンでお得に買い物することができる可能性は十分あります。
一番ポイント付与が低いホワイトであっても、積み重ねることで気づけば結構還元されていたという事も少なくありません。
現金で支払うよりも有効活用することのできる画期的なシステムと言えます。
LINEペイのデメリット
- 入金の必要がある
- 本当に安全?と疑問の声
- すべての店舗で使えるわけではない
入金の必要がある
LINEペイは知名度はダントツであるものの、銀行口座と常に連動しているわけではないためLINEペイに入金しておくことが必要になります。
他社の決済サービスでは入金の必要がいらないものも多くあり、そういった手間が唯一不満であると感じる人が少なくありません。
割り勘や支払いがスムーズにできるとしても、残高がなければ意味がなくなってしまうというコメントも散見されます。
今後入金不要にしてくれれば、文句なしでLINEペイが一番に選ばれる可能性もありそうです。
銀行同士の送金は手数料がかかってしまいますが、LINEペイでは無料でできるので、総合的には満足している利用者の方が圧倒的に多くなっています。
本当に安全?と疑問の声
本人同士の連絡ツールであるのにも関わらず、度々ニュースでラインのやり取り画面が流出する事件が放送され、セキュリティ面で不安に感じている人も多くいます。
この件に関してはLINE企業自体に問題があるとは言い切れず、たまたま置きっぱなしになったスマホを盗み見た人が、画面をスクリーンショットで自分のスマホに保存し、悪用した可能性の方が高く、必ずしもLINE企業の管理の甘さが原因ではありません。
便利に扱うことのできる決済サービスや連絡ツールですが、自分自身での徹底した管理が必要になります。
実際に24時間管理している点や、10万円までの保証など企業としてはしっかりと対策を取っている方ではないでしょうか。
スマホを置き忘れる可能性も考慮し、ロック画面を設定するなど自分自身でも対策を考えておきましょう。
すべての店舗で使えるわけではない
全国30万店舗での支払いが可能なLINEペイですが、日本中のすべての店舗に対応しているわけではなく、人によっては頻繁に行く店舗で使えないから不便だという人も少なくありません。
現実的にすべての人が満足できるツールにすることは簡単ではないので、場合によっては他社の決済サービスと併用するか、現金も多少は持ち歩く必要もありそうです。
現金を持ち歩くのが不安な人は、クレジットカードとの併用でカバンやポケットの中身を最小限に減らすこともできます。
取扱店舗数に不満を感じている人もいますが、ちょっとしたそれぞれの工夫で賄うことはできるのでさほどデメリットに感じない人の方が多い印象です。
LINEペイの使い方
- LINE、LINEペイをダウンロードし個人情報の入力をする
- 銀行口座を登録するとLINEペイにチャージできるようになる
- 支払い画面を出して店員に伝えればレジで読み取ってくれる
- LINE画面上のウォレットを選択し送金を選べば友達に送金できる
- 本人確認の手続きをすれば追加機能を利用できる
LINE、LINEペイをダウンロードし個人情報の入力をする
LINEを使ったことがない人はアプリ検索からダウンロードし、画面に従い個人情報を入力します。
銀行口座など支払いに必要になる項目ばかりなので、打ち間違いがないように進めましょう。
銀行口座を登録するとLINEペイにチャージできるようになる
銀行口座を入力するとLINEペイの利用が可能になりチャージできるようになります。
オートチャージ設定も可能で金額の指定もできるようになっています。
自分の好みのスタイルに合わせて設定します。
支払い画面を出して店員に伝えればレジで読み取ってくれる
レジでの支払い時に、店員さんにLINEペイでの支払いを伝えるとすぐにコードなどを読み取る準備をしてくれます。
スムーズに支払いできるように、あらかじめスマホ画面にLINEペイのコードを出しておきましょう。
LINE画面上のウォレットを選択し送金を選べば友達に送金できる
ウォレットを選択し送金をタップすると登録している友達がずらりと並びます。
その中から送金したい友達を選び、金額を入力してすぐに送金することができます。
送金と共にメッセージやLINEスタンプも送れるので、お金を借りたお礼のメッセージとスタンプを添えれば受け取った方も気持ちが良くなり、ちょっとした気遣いで友好関係も長く保つことができます。
送金したい相手がLINEペイに未登録の場合は、登録完了後に送金される仕組みになっています。
もしも送金後7日以内に登録が完了していない際には、キャンセルになってしまうため注意が必要です。
送金した人が気づいた場合には、相手に登録を促すなど気を配りましょう。
本人確認の手続きをすれば追加機能を利用できる
送金機能を使うためには本人確認が必要です。
LINE上の設定の中の本人確認で自分が設定を完了させているか確認することができるので、もし完了していない場合にはそこから登録をしましょう。
本人確認することで残高上限を解除できたり、LINEペイの残高を銀行口座に出金することもできるようになります。
LINEペイはどんな店・サービスで使える?
- コンビニ大手コンビニ全て網羅しており不便なく利用できます
- 家電量販店でも利用可能です。ビッグカメラではすべてのキャッシュレス決済にも対応しています
- ドラッグストアは全国展開している店舗から地方に強い店舗まで幅広く対応しています
- スーパーマーケットでは唯一オーケーストアで利用可能です
- 中古用品買取専門店古本市場やゲオなどでも利用できます
- 居酒屋白木屋・魚民などのモンテローザグループ、金の蔵・月の雫といった三光マーケティングフーズ、ワタミグループなどで幅広く利用できます
- クリーニング店MIXMAXとクリーニング専科であればクリーニング店での利用も可能です。
※店舗によっては支払方法に制限があるため、事前に確認しておくことが必要です。
LINEペイはどんな人におすすめ?
- 取扱店舗数で選びたい人
- 飲み会などで割り勘することが多い人
- 現金を持ち歩きたくない人
- 震災時の対策を検討している人
- セキュリティ対策がしっかりしている決済サービスを利用したい人
取扱店舗数で選びたい人
コンビニ全てを網羅しているなど、取扱店舗数で選びたい人は間違いなくLINEペイでしょう。
取扱店舗数が多いことで利用頻度も増え、よりお得に利用することができます。
飲み会などで割り勘することが多い人
若者の飲み会時によく見られる割り勘がLINEペイならスムーズに行うことができるようになります。
小銭の計算をして足りない場合にコンビニや銀行へ行くといった手間もなくなります。
割り勘でこれまでかかっていた時間を大幅に短縮でき、より充実した時間を過ごすことができます。
現金を持ち歩きたくない人
キャッシュレス決済が普及し小銭を持ち歩きたくないと考える人も増えています。
かさばらずにスマートに支払いたい人にもお勧めできるサービスです。
自動で入金する設定にしておけば残高不足で困ることも少なくなります。効率よく利用できます。
震災時の対策を検討している人
地震大国である日本では非常に役立つツールです。
ネットが繋がる環境下であれば災害時にもリアルタイムで連絡が取れ、被災地に知り合いや家族がいる場合にはすぐに入金するなどの支援ができます。
今後の災害の対策をしたい人にもお勧めできるサービスです。
セキュリティ対策がしっかりしている決済サービスを利用したい人
もともと連絡ツールとして開発されたLINEですから、セキュリティ対策も万全です。
24時間監視してくれ、不正があった場合には、すぐに対応してくれることも魅力です。
保証もしてくれるので安全面で選びたい人にとってもLINEペイはお勧めできます。
LINEペイの運営会社情報
会社名 | LINE Pay株式会社 |
---|---|
設立 | 2014年5月9日 |
代表取締役SEO | 高 永受 |
所在地 | 〒141-0033東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー22階 |
資本金 | 13,600百万円(2019年2月28日時点) |