一人暮らしを始めたときって水道光熱費の値段にちょっとびっくりしますよね。
特に自炊もする人ならガス代にはちょっとドキドキするかもしれません。
実家暮らしのころと比べると意外と高く感じてしまいますよね。
もしかして一人で料理したりするならカセットコンロのほうが安く済むかな?と考えてしまう人もいるでしょう…。
カセットコンロのガスは買おうと思えば100均やコンビニでも手に入るので安く感じますよね。
では実際カセットコンロとガスコンロ、どちらのほうが安いのでしょうか。
ガス代節約するならカセットコンロを使うべきなのか一緒に考えてみましょう!
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カセットコンロとガスコンロ、ほとんど差はない
先にはっきりさせておきましょう。
カセットコンロとガスコンロにほとんど差はありません!
若干ですがカセットコンロのほうが安くなることがあります。
ただ1円単位の差はありますが、それも使い方で簡単に変わるものです。
一切ガスを使わない生活をしていて、新たにガスを契約するということであればカセットコンロのほうが安く済むかもしれません…。
普通に使う分にはそこまで差はないので好きなほうを使って大丈夫です。
カセットコンロのほうが高くなることも
一人暮らしの時や友達と家飲みとかでご飯を食べたときにカセットコンロを使ったことがありますよね。
あとはすき焼き屋さんとかでもチェーン店だとカセットコンロを使っているところもあります。
使っているときに途中で急に火が出なくなることありませんでしたか?
カセットボンベは外側からあとどのぐらいあるかもわかりません。
料理の途中で火が止まってしまうと困りますよね。
火が止まるたび差し替えるのも手間です…。
ガスがなくなったら差し替えて新しいボンベにするので、調理時間がある程度かかるものは自然と本数も必要になります。
火力にもよりますが、ガスボンベは大体1時間ぐらいです。
煮物やカレーなど調理に時間がかかるものはガスコンロでは難しいでしょう。
調理時間が長ければ長いほど、カセットコンロでやる方がガス代は増えます。
自炊をしていくならカセットコンロはおすすめしません。
料理をするならガスコンロのほうがいい
自炊を考えているなら、確実にガスコンロがおすすめです。
カセットコンロはガスコンロよりも少し火力が低くなります。
炒め物を作るときに火力が重要です。
チャーハンもカセットコンロだと作れなくはないですが、あまりおいしくできません…。
先程の煮物やカレーも同じで、少しずつ煮込む料理でも火力の調整が難しいです。
一人暮らしを機にしっかり自炊しようと思うならガスコンロを使いましょう。
自炊をしないと外食やコンビニ飯が基本になるので、ガス代節約するよりもかえって食費が高くなってしまいます。
節約を考えているならカセットコンロを用意するよりもガスコンロを使った方が節約できるでしょう。
古いガスコンロなら新しいものに買い替えるだけで節約できるかも
ガス代が思っているよりも高いのは、使っているものが古いからかもしれません!
技術は年々進歩するもので、今のガスコンロと昔のガスコンロは熱効率が圧倒的に違います。
ガスコンロを変えただけで年間3000円ほど安くなることもあるそうです!
備え付けのものが古い型のものなら買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
カセットコンロのメリット・デメリット
カセットコンロを使いたいと思っている方向けにもう少し詳しくお話していきます。
カセットコンロを使う理由をメリット・デメリットから整理していきましょう!
カセットコンロが使いやすいのか、ガスコンロが使いやすいのかを考えて自分に合ったものを使ってください。
カセットコンロを使うのは節約目的というよりは自分が使いやすいかどうかで選ぶべきです。
まずはメリットから考えていきましょう!
メリット①持ち運びができること
ガスコンロにはないメリット、それは取り回しのしやすさです!
ガスコンロはガス管をつないで、ガスが通っていないと使えません。
カセットコンロはガスボンベさえあればどこでも使えます。
お鍋をテーブルに持って行って、そこで火にかけて食べるのも乙なものですよね…。
持ち運んで自由に使えるのはカセットコンロの強みです!
メリット②料理にかかるガス代が計算しやすいこと
これもガスコンロと違っていい部分です。
ガスコンロは時間でおおよそこのぐらいかなと計算していきます。
カセットコンロならカセットボンベの本数がわかるので、費用の計算も簡単です!
デメリット①補充の必要がある
ここからはデメリットをお話していきます。
まず補充の必要があることです。
ガス会社と契約しているガスボンベと違い、補充は自分で行います。
ガス会社と契約していれば定期的にガスボンベを交換してもらえますが、カセットボンベは買っておく必要があり少し手間がかかりますよね。
ガスボンベは大体まとめ買いできるものだと1000~3000円ぐらいです。
100均でも売っていることはありますが、ばら売りのものを何度か買いに行くのも面倒ですよね…。
個人的にはこの点がかかるならガスコンロでいいかなと思ってしまいます…。
デメリット②できる料理が限られる
先程も言いましたが、カセットコンロは火力の調節が難しいです。
いろいろな料理を作りたいと思っている人にはおすすめできません…。
一人暮らしだとご飯は買ってくればいいかなと思う人もいるかもしれませんが、外食って結構お金がかかります…。
ガス代節約のつもりでカセットコンロにしたけど、食費が大きくかかってしまったとなると意味がありませんよね。
自分の生活も考えて選びましょう!
デメリット③どんなカセットガスでも使えるわけではない
カセットコンロはカセットボンベをはめて使いますよね。
あれはJISで規格が決められていて、基本的にはそれに合わせて作成されています。
実はカセットコンロは推奨されているカセットボンベが決まっています。
日本に流通しているものであればJISに沿って基本的な規格は変わりません。
ですが安めのものや会社が違うものだと、ガスが漏れることやボンベがはまらないことがあります。
カセットコンロの会社が出している適正のボンベを使用したほうが安全です。
使うボンベも安いものが必ず使えるわけではないので気を付けましょう
ガス代の節約をしたいなら水回りの使い方を見直すべし!
カセットコンロの使用目的がガス代の節約ならおすすめしません。
カセットコンロを買う必要もありますし、そこまで差もありません。
本気でガス代を節約するなら目を向けるべきは水回りです!
ガス代の8割が水回りのものに関連しています。
まずは生活の仕方から見直しましょう。
料理にかかるガス代はそこまで高くない
そもそも料理にかかるガス代はどのぐらいかわかっていますか?
契約しているガス会社にもよって変わりますが、大体月々で1000円前後ぐらいが目安です。
よほど長く料理でガスを使う人でない限り、料理面でのガス代節約は微々たるものになります。
そこを一生懸命やるよりも水回りから改善していきましょう。
料理でも節約するならレンジと組み合わせて使う
どうしてももう少し料理で節約したいならレンジと組み合わせて使いましょう。
火が通りにくい野菜がいい例ですね。
カボチャやジャガイモはなかなか火が通りません。
鍋で15分ぐらいかけて火を通すのであれば、レンジで5分ほど温めたほうが安く済みます。
レンジと組み合わせて料理ができるようになると時短も可能です!
煮物の下茹でなどはレンジに任せてしまいましょう!
お風呂や水道の使い方を見直す
ガス代の8割はお風呂や水道から来ています。
お湯を使うときにはもちろん温めているのはガスです。
特に毎日お風呂を沸かす人はガス代がかかる原因はそこでしょう。
シャワーもかなりガス代がかかっています。
普段の生活で使っているお湯を見直しましょう!
お風呂は追い炊きしない
お風呂は必ずつかる!という人もいると思います。
一人暮らしだとお風呂を貯めたのはいいけど、お風呂に入るまでに時間がかかってしまうことよくありますよね…。
お湯が冷めてしまったから追い炊きしよう!
これが一番ガス代かかります。
冷めてしまう前にお風呂が沸いたらすぐに入りましょう!
追い炊きをしないだけでもガス代はかなり変わります!
沸いたらすぐに入って保温を止める
追い炊きをしないときにも言いましたが、お風呂が沸いたらすぐ入る!
これがガス代節約の鉄則です!
保温機能のついているお風呂なら、保温がついている間は少しずつガスを使っています。
沸いたらすぐに入って保温を止めてしまいましょう!
面倒に思って保温はそのまま入る人も多いです。
ガス代の節約は地道にコツコツとしていきましょう!
お湯を使う時間を少なくする
全体的に言えることですが、お湯を使う時間を見直しましょう。
シャワー、流しっぱなしにしていませんか?
冬の洗い物、手が冷たいからとずっとお湯を流してしまっていませんか?
お湯を使うということはガスを使うことだと認識しましょう。
お湯を使うのは五分!など具体的な時間を決めると自然とガス代も安くなります。
さらに水道代も安くなるので一石二鳥です!
カセットコンロを使っても変わらないので、水回りの使い方を見直す
ガス代を節約したくてカセットコンロへの切り替えをしようとしている人は一度考え直してみてください。
もしあなたがお風呂も全部銭湯、お湯はケトルしか使わないからガス会社と契約していないというならカセットコンロでもいいかもしれません。
ただなかなかそういう生活をしている人は少ないです。
ガス代を節約しようと思ったら、まずは水回りの使い方から見直してみましょう!
一人暮らしの場合、自分でガス会社と契約している人は多くありません。
もし自分で契約している場合はガス会社の変更を考えてみてもいいですね!
プロパンガスと都市ガスだとかなり価格が変わります。
契約している会社に提案すると価格交渉に応じてくれる場合もあるので一度試してみてください!
できない場合が多いですが、オール電化に切り替えるのも一つの手段です。
オール電化なら電気代にすべてまとまるので、管理もしやすくなります!
ガス代を節約していく方法はいくつかあるので試してみてくださいね!